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赤ちゃんの育児 生後 1才8~11カ月

個性が出てきて楽しいころ

幼児食を食べさせよう

強くなってくる自己主張や自我を丸ごと受け止めよう

この時期の子どもとの生活、お世話

□幼児食へすすみましょう
□ダメなことはダメと毅然と叱りましょう
□おむつはずれを始めましょう
よく遊び、よく食べ、よく眠って、生活にメリハリをつけましょう
パパと外で活発に体を動かしたり、ママとごっこ遊びや絵本を楽しんだり、さまざまな遊びが充実してきます。1日の活動量が増えることでぐっすりと眠り、よく食べるようにもなって、生活にメリハリが出てきます。着替えやお片づけなどの生活習慣のしつけを始めてもいい時期です。子どもが自分でやりたがったときに、ママやパパが上手にサポートして、少しずつ自分でできるようにしていきましょう。

急激な変化がなければ、食べる量や体格は心配しなくても大丈夫
幼児食へすすみます。離乳食よりは大人の食事に近くなりますが、大人に比べると消化機能は未発達なので、やわらかさと薄めの味つけを心がけて。体格の個人差が大きくなりますが、大事なのは、身長や体重がその子なりに順調に成長しているかどうかということです。急激に太ったり、成長がストップしたりしていなければ、あまり心配しなくても大丈夫です。おやつでは、甘い物を与えすぎないように気をつけましょう。

癇癪(かんしゃく)を爆発させたときは、まずは気持ちを代弁して落ち着かせて
要求をうまく表現できないときや、自分の思い通りにならなかったときに、手足をバタバタさせて怒りをぶつけたり、癇癪を起こしたりします。暴れ泣きされるとママは困るかもしれませんが、まずは子どもの気持ちを察して、「○○したかったのね」「自分でしたかったのね」と言葉で受け止めてあげて。そのうえで、ダメなことはダメと伝えましょう。ただし、無理に抑えつけずに、好きなだけ泣かせれば、案外スッキリすることもあります。

幼児食

離乳食を卒業してもすぐに大人と同じように何でも食べられるわけではありません。料理に使う食材、食材の大きさや切り方、かたさなどは、子どもの歯の生え方やそしゃくの発達に合わせて調整することが大切です。食材選びから、大きさ、かたさなど、子どものかむ力に合わせながら、少しずつステップアップしていきましょう。また、自分で食べたがる時期でもあるので、手づかみメニューや、スプーンやフォークで食べやすい料理も取り入れていきましょう。
“親子でおいしく”食べるための4つの工夫
工夫1.食べたいものに思わず手が伸びるテーブルセッティングを。
子どもが食事をする環境を整えます。テーブル、椅子、食器などが食べやすい状態にあるか確認を。椅子が低かったり、椅子に深く腰かけてテーブルから体が離れてしまったりするときは、おしりの下や背中にクッションやバスタオルなどを置いて調節してあげましょう。子どもの体に合っていないと姿勢が崩れて落ち着かず、食事への集中力も半減。また、気が散るのでおもちゃなどは隠しておきます。

工夫2.「大人分より小さく、やわらかく、薄味に」が調理の基本。
1才代ではまだ歯が生えそろっていないので、かみやすくするために小さく切ること。また、大人分よりもう少しやわらかくなるように加熱時間を調整しましょう。野菜は加熱するとやわらかくなりますが、肉や魚はかたくなってパサパサになることもあるので注意を。また、味付けも大人と同じでは濃すぎるので、だしのうまみを利かせ、薄味でもおいしく食べられる工夫をしましょう。

工夫3.食べる量は、「大人の半分」が目安。
子どもの食事量は大人の約1/2。内容としては、主食60~80g、みそ汁茶碗1/2杯、主菜30g、副菜30gを目安にそろえると自然とバランスが取れます。もっと食べていても、発育曲線が標準値内であれば心配ありません。ただし、肉や油っこいものに偏らず、野菜もバランスよく食べることが大切です。

工夫4.1回の食事量で「食べない」と心配しないで。
少食だと心配するママも多いですが、身長や体重が順調に増えていれば大丈夫。大切なのは量よりも栄養のバランスです。1つのメニューに複数の食材を使うなど工夫すると、バランスよくとれます。

おむつはずれ

大人はおしっこがしたくなったら、当たり前のようにトイレに行っておしっこをします。でも、生まれた直後からずっとおむつをつけた生活をしている赤ちゃんは、おしっこはトイレでするものだということがわかりません。そして、おしっこが出る感覚も、体の機能が整っていないため、よくわからないのです。「おむつはずれ」は、子どもたちが「おしっこはおむつではなく、トイレでするもの」と、体と心で理解できるようにママが導いてあげること。日中のおしっこがトイレでできるようになると、おむつはずれは完了です。
実際におしっこをするためにトイレに誘って、おむつはずれをスタートする時期は、子どもの体と心の発達と関係しています。その目安となるのが下の「3つの条件」。2才代になると、これらの条件をクリアする子が増えてきます。それ以前は、「おしっこ」や「トイレ」のイメージづくりを。「3つの条件」がそろったら、トイレに誘い始めましょう。

おむつはずれの3つの条件
CHECK1.1人で歩ける
1人でトイレに行くための条件です。また、ひとり歩きができると自分の手や脚のコントロールがある程度できるようになります。
CHECK2.おしっこの間隔があく
膀胱が発達し、おしっこがたまると尿意をはっきり感じることができます。おしっこの間隔が1時間30分~2時間あけば始められます。
CHECK3.言葉を理解する
自分から「おしっこ」と言えるようになるためにも、「おしっこ」の言葉の意味を理解していることが大切です。

かずえキッズクリニック 院長 川上一恵先生

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