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これもコロナのせい?!小学1年生「休み時間に遊ぶお友だちがいない…」その時親は

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DGLimages/gettyimages

小学校1年生のお子さんが休み時間に遊ぶ友だちがいないというお悩みにを口コミサイト「ウィメンズパーク」に投稿したママ。その悩みによせられたママたちの声とともに、小学校教諭の景山功一さんと、堀川紘子さんにアドバイスいただきました。

小学一年生、休み時間にお友達と遊べない

「1年生の娘が、『休み時間に遊ぶ子がいない、明日はどうやって過ごせばいいかな‥』と、寝る前に泣き出しました。1学期は遊べていたようなのですが、2学期に入ってから遊ぶ子がいないことが時々あるようで、最近は頻繁になってきました。誘ってもほかの子と遊ぶから無理とか言われるみたいです。こんな時はどうするのがいいのか…。先生に相談するほどのことでもない気もしますが、心配です」

――というお悩みに対して、いろいろな声が届きました。

■休み時間は学校を彷徨っていたことも
「うちの息子も一年生で、よく休み時間遊んでくれる子がいない、と言っていました。
どうやって過ごしているのか聞くと、1人で学校内をさまよっている、と。息子の姿を想像すると、ほんとにかわいそうで。ショボンとして話してくれたけど、なんとも切なくて。図鑑が好きなので、『ヒマだったら図書室行って、いっぱい本を読んだら?』とか、『周りの子がやっている遊びに、入れて、と行ってみたら?』とかアドバイスをしました。特に仲のいい子はいませんが。自分で休み時間の過ごし方を工夫しているようです」

■先生の配慮でなんとか乗り越えることが
「1年生の時、息子も休み時間に1人でいることが多かったようです。元々人見知りということもありますが、幸いなことに1人で過ごすことに抵抗がなかったようで、よく、休み時間は図書室に行ったとかアサガオに水をあげていたとか、校舎の中をうろうろしていたと言っていました。先生に相談したら、配慮いただけました」

■コロナ禍でイライラしているというのも影響?
「うちの子はのびのびしている活発なタイプですが、コロナ禍の影響もあって、禁止事項が増えてイライラしたり、不機嫌になったり、疲れが出たりしているので、もしかしたら、お友だちづきあいに支障をきたすということもあるのかも…」

■誘われて遊ぶように
「娘も1年の時は、『鬼ごっこする人?』と言われ、その時に集まった子たちと遊んだとか、気づいたら他のクラスの子とか、2年生も混ざっていたとよく言っていました。ただ、わりと活発なタイプですが、1人で過ごすこともよくあるようです。1年生のうちは、ついたり離れたりが想像以上に多く、親はなかなかついていけません…」

ほとんどの場合は時間解決。心配な場合は、先生に相談を

学校で1人というは、とても心配なことです。どのように親は関わればいいのか現役教諭の2人の先生にアドバイスいただきました。

「昨年からのコロナの影響で、学校で友だちと体を近づけて遊んだり、友だちと関わりあいながら遊んだりすることが少なかったと思います。共用の遊具や遊び道具に制限を設けざるを得ない状況から、休み時間の過ごし方も限定された形になっていたことも、ママたちの体験談の悩みにつながっていたのかもしれません。

低学年は4、5月のしばらくの間は、学校生活に適応していくことに必至というお子さんも多いです。休み時間の過ごし方も、トイレ休憩、水分補給、次の授業の準備などで終わってしまい、友だちとやり取りする時間が限られてしまいます。そのため、入学後、多くのお子さんが同じ園に通っていた友だちと過ごすことが多いですね。ただ、すぐに新しい友だちを自然に作っていくことが多いのでそれほど心配ありません。

低学年のころには、『1人で本を読むことが好き』『アニメが好き』と話してくれていた子たちが、高学年になって、共通の仲間ができて盛り上がっているところをよく目にします。本を読むことが好きと話してくれていた子どもたちは、図書室によく通う友だち同士で仲良くなったり、アニメが好きといった子どもたちは好きなアニメで盛り上がったりと、子どもたちなりに仲間を見つけていきます。ほかにも、『絵を描くことにハマっているから、学校でも描きたい』と、休み時間に描き続けている子もいます。その絵をきっかけに仲間が増えることもあります。

中には、同い年の友だちよりも、年上の友だちや年下の友だちと遊ぶのが好きなお子さんもいます。いろいろな友だちのつくり方、休み時間の過ごし方があります。お子さんは『こんなタイプだ』と決めつけてしまわず、子どもたちなりのリズムで時間が流れているというふうに受け止めることも大切かもしれません。

小学校には、学級活動の1つとして、係活動に取り組むことがあります。そして、『遊び係』が作られ、遊び係の子どもたちが中心になって企画・運営する遊びが、休み時間に行われることがあります。『友だちと楽しく遊びたい』と思っているお子さんの場合、『遊び係』をクラスに設けることを提案したり、『遊び係』に所属し企画・運営する側へ回ったりすることで、自然に友だちと遊べるようになることもあります。

私たちも教師として、お子さんやおうちの方が困っていることがあるなら、ぜひ力になりたいと思っていますので、心配な場合は先生に相談してください」

親の関わり方4つのポイント

●お子さんから相談があった場合、まずじっくりと最後まで話しを聴くことが大事

相談があるということは、聞いて欲しいという欲求が高まっている状態です。最後までお子さんの話しを聴いた上で、分かりにくかったことについて尋ねましょう。その中に、『状況について、どう感じているのか/どうしたいのか』『何を求めているのか』などの視点を入れてもらうことで、今後の関わり方が違ってきます。また、『1人でいることは悪いことじゃない』というメッセージも伝えることも大切です。

●学校の話題とは違う話からアプローチ

自分から口に出さないけど、何かお子さんの様子がおかしいと思った時は、学校とはちがう話題で好きなもことなどの話しをしてみるという方法も。もし話しができるなら、「最近、学校ではどんな様子で過ごしているの?」と、少しずつ学校に関わる内容の話しをしてみてほしいと思います。聞き出すのがが難しい場合は、学校の先生に最近の様子について尋ねてみて。

●心配な場合は、早めに学校に相談を

学校と家庭との連携を密にすることで、お互い同じ姿をイメージしながら指導・支援、子育てができるメリットがあるので、遠慮せずに連絡帳や電話など聞きやすい方法で学校へ早めに相談を。

●学年にとらわれず、大人を含めた人との関わりを大切に

「同じ学年の人が友だち」と学齢期の子たちは特に感じるものです。でも、大人になってみると、同い年の人とだけ過ごす、仕事をすることはまれで、異年齢の人とのつながりが必然と増えていきます。そのためにも、家族や先生といった大人も含め、人とのつながる中での学びを積み重ねていくことを重視することも大事です。

(お話/景山功一さん、堀川紘子さん)

子どもから休み時間を1人で過ごしていると聞けば、心配になるものです。時間が解決することが多いようですが、子どもの話しを聴いて心配な場合は、早めに学校に相談することも大事ですね。
(文・酒井範子)


※文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

景山功一さん

PROFILE
教師歴22年。L D等通級指導教室担当。子どもや保護者の悩みにターゲットをあてた、「どうすればできるか」「自信ややる気につながるか」を追求している。

堀川紘子さん

PROFILE
教師歴10年。特別支援教育デザイン研究会・委員。情報モラル教育の研究が専門。「ネット社会の歩き方」の教材開発やテキスト作成、実践発表などを行なっている。

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