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せっかく始めたパートなのに「使えないやつ」と思われるのが嫌で空回り… ママのお悩み相談

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横顔悲しい動揺彼女を指差し多く指を探している女性
SIphotography/gettyimages

今回のテーマは、「頑張りすぎる自分」についてです。
口コミサイト「ウィメンズパーク」からママの声を聞くとともに、最新刊でも女性の心と体の悩みについて書いている鳥居りんこさんにラクになれる秘訣をお聞きしました。

「新しい職場で最初から卒なく、素早くなんて無理では…?」

「パートの職場が変わりました。
今の職場(力仕事)は、まだ、5日目なのに、『早くしないと』と焦ってしまい、結果、雑になったり、抜けがあったりしてしまいます。だんだんと声も小さくなって謝ってばかりです。でも、ゆっくり丁寧にやると『遅い』『使えないヤツ』と思われそうで怖いんです。自己肯定感が低く、自分に自信がないのが原因かもしれません。今日も大きなミスをしたわけではないのに、スムーズにできず、自己嫌悪です。そして、せっかく決まった仕事なのに辞めたい気持ちが沸きつつあります。家に帰ってからもその事ばかり考えてしまってしんどいです。何度も仕事を変わっているので、もう少し頑張りたいとは思っているのですが…」

このお悩みの声に、いろいろなアドバイスが寄せられました。

■ 頑張るのは、シンプルにいいことだと思います
「空回りなのかな? 頑張るのはいいことだと思います。
実は自己肯定感が低いのではなく、プライドが高いのではないかと思いました。
だから実際の力より上に見せようとしてしまう→焦る→ミスするという悪循環なのではないでしょうか。
新人なので、ゆっくりでも確実にする方が“仕事ができる人”扱いされると思います」


■ もっとゆるい目標でいいのでは?
「最近、私も転職しました。まだ勤め始めて1カ月弱ですが、『3カ月間は試用期間』と勝手に決めて、『その間にひとり立ちできるくらいになる』という目標をたてました。毎日の目標としては「前日より少しでも成長する」です。
自己肯定感が低く自分に自信がないと言いますが、仕事を始めたばかりの頃って、仕事のコツや細かい部分を気兼ねなく聞くことができると思うんです。『ココがうまくできないんですよね』って。失敗だってはじめなら許されることもあると思いますし。今はもっとゆるい目標でいいのではないでしょうか」

■ どんな仕事でも、どこの職場でも、ある程度辛いことはあります
「どこの職場にもいます。遅い、もっと早くって言う人。私もよく言われてきました。でも、早くやろうとして間違えると、もっと時間かかるんですよね。ゆっくり丁寧から始めて、だんだんテキパキできるようになればいいと思います。
私も若い時から、『使えないやつ、ダメなやつ』って言われ続けてきました。でも今は言われてません。多分、自分に合った仕事ができる部署に配置転換されたからだと思います。うまくいかないのは、合ってない仕事だからかもしれないし、焦って上手くできてないだけかもしれません。それは本人にしかわからないですが、よほどの深刻なダメージを周りにもたらすミスじゃない限り、家に帰ってまで考えこむほど、周りは気にしてないと思います。ミスをしたなら謝って反省して次やらないように気をつければいいんです。職場は職場、うちはうち、ですよ」

■ ゆっくりでもいいからきちんと右肩上がりになればOK
「20年以上ぶりにパートを始めて、私もそろそろ11カ月になります。ブランクもあるし、年齢的にも新しいことがサクサク覚えられる年じゃないので、ゆっくりでもいいからきちんと右肩上がりになるようにしようと心がけてやってきました。
しょっぱなから長年やっている人並みにできないと、と気負う必要はないかと。最初の数か月は家に帰ってからも仕事のことを思い出して、くよくよすることが私にもありました。それを乗り越えたらだんだんと割り切ることもできるようになったし、楽しいと思えるようになりました。
RPGのキャラクターになった気分でしたよ。『○○(自分)は△△を覚えた。レベルが1上がった』みたいな。
人からの評価ももちろん大事なんですけど、自分が日々『今日はこれができた』と小さいことの積み重ねでいいのでないかなと思います」

昨日より今日ちょっとレベルアップしていれば、それで良し

いろいろな口コミを読んでいると、そもそも頑張りすぎるママが多いように見受けられます。そんな頑張りすぎて、自己嫌悪に陥りがちな人に、エッセイストの鳥居りんこさんにエールをいただきました。

「おお! さすが、皆さん、良いことをおっしゃる! これはもう、皆さんのアドバイスどおりだと思います。『スムーズにできず、自己嫌悪』とおっしゃいますが、今は『大きなミスをしたわけではない』自分をむしろ褒めるべきときですよ!

逆に、ちょっとだけ想像してみてください。
あなたが先輩の立場で、そこにドラマ『ハケンの品格』の篠原涼子さん張りの“スーパーハケン”が来ると。あなたは、なーーーんも教えることがないどころか、その“スーパーハケンさん”はあなたが長年苦労して、ようやく身に付けた職場でのスキルを初日にして易々と超えたとしたら?『涼子さんって凄いのね!助かるわ!』とはならずに、むしろ、先輩の面目丸潰れじゃないですかね?

新人さんは仕事できなくて『当ったり前!』。新人さんの役割はむしろそのフレッシュさで職場の空気を和ませることにあると思いますよ。だって、初めての仕事をやる時は誰もが新人さん。徐々に徐々に仕事を覚えて、戦力になっていくんですから、最初から100%は狙い過ぎです。

もし、問題があるとしたら、うっすらと顔を覗かせる、その『100かゼロかの2択思考』や『気を遣いぃの気質』『自分で自分を否定しちゃう性格』の方だと思いますよ~。

最近、一緒に本を出した女性鍼灸師の先生によると、焦りや心配のし過ぎは、体に緊張を呼び込み、血流を滞らせ、不安を増幅させていき、結果、自律神経を乱すので、体も心も辛くなっていきやすいんですって。(その詳しい対処法は『女はいつも、どっかが痛い』(小学館)をどうぞ)

とにかくね、仕事でも趣味でも、何であっても、人生は『昨日より、今日の方がちょっとレベルアップしたんじゃね?』と思えたら、それで充分。
仕事であれば誰もが成長していくもので、3日、3週間、3ヶ月という長いスパンで見たら、それに気づくはず。3ヶ月経ったら、新鮮さも先輩・新人共に消え失せて、その頃には『古株』とまではいかずとも『チョイ慣れ株』くらいにはなって、楽しく働けていますって。
え?『それでも、ダメだったら?』ですか?
そのときゃ、その時、考えりゃいいんです。今、やることは『今日の私、ここは頑張った!』と小さな丸を自分に付けることです。

性格を変えるのは、ホントに難易度高しなんですが、『ああ、自分にはこういうとこがあるなぁ』って自覚するのが第一歩。
あら、相談者の方、第一歩は無事にクリアじゃん! 頑張りすぎて空回りしているときこそ、自分のペースで、ゆったり・ゆっくりを心掛けてみる方が、楽に生きられるようになりますよ~。お試しあ~れ!」

(お話/鳥居りんこさん)

入ったばかりの職場で「ミスなく卒なく」というのは、自分に厳しすぎる気がします。もっと、ゆったり&ゆっくり構えて、自分にやさしくやっていけたら、もう少し、ラクになれそうですね。(取材/文・橋本真理子)

※文中のコメントは「ウィメンズパーク」(2022年1月末まで)の投稿を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

鳥居りんこさん

PROFILE
エッセイスト、作家。2003年、学研より『偏差値30からの中学受験合格記』でデビュー。実体験に基づいた『中学受験シリーズ』が人気。その他、著作として『親の介護をはじめる人へ伝えておきたい10のこと』(学研プラス)、『増補改訂版 親の介護は知らなきゃバカ見ることだらけ』(双葉社)近刊に、『女はいつも、どっかが痛い がんばらなくてもラクになれる自律神経整えレッスン』(小学館)など。執筆・講演活動などを通じて、子育てや受験、就活、介護、あるいは生き方に悩む女性たちを応援している。

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