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働くママ 復帰後の仕事「おおむね満足」約40%の一方で、「時短なのに業務量がフルの人と同じ」「給料が見合わない」とツライ声も。働くモチベーションを上げる方法を専門家に聞く。

更新

赤ちゃんの息子を持つビジネスウーマン
Image Source/gettyimages

「たまひよ」アプリユーザーに「妊娠・出産で産休・育休はとりましたか?」と、質問。女性の約63%が「取得し、職場復帰(予定も含む)」と回答しました。「出産後に別会社へ就職」も含めると、約70%が子どもが生まれたあとも働いているとわかりました。20~30代で急速に広まりつつある共働きスタイルについて、三児の父であり、育休取得の経験があるワーク・ライフコンサルタントの大畑愼護さんに聞きました。

出産後、職場復帰したママは「仕事の内容、お給料」に「おおむね満足」が約40%

「出産後は専業主婦」は、妊娠前から働いていないママを含めて約26%。妊娠・出産しても働き続けるママが圧倒的に多いことがわかります。
職場復帰後の仕事内容やお給料面での満足度を聞いてみました。

満足 12.9%
おおむね満足 25.9%
50%は満足 22.4%
不満の方が多い 23.8%
不満 7.5%
その他 7.5%

となり、働くママの約40%が「満足」「おおむね満足」と回答。
「不満」「不満の方がが多い」約30%を上回りました。それぞれのコメントを紹介します。

お給料、就業時間、仕事量をかんがみて「満足&おおむね満足」の声

「給料水準は高い方なので」(TRH)
「ボーナスが年々増えているので満足です」(ぴーちゃん)
「生活に困らないくらいは稼げているのでおおむね満足です」(モモ)

「かなり楽な仕事をさせてもらっています」(330)
「ある程度やりがいのある仕事を任されているし、プレッシャーや責任はあるけれど楽しいと思える性格です」(ともち)
「子どもに関わる時間を十分に確保できる就業時間なので、おおむね満足しています」(まさまる)
「産前は激務でしたが、今は時短で決まった時間に帰宅できるのが本当にありがたいです。でも周りで忙しそうな同僚の姿を見ると、少し申し訳ない気持ちにもなります」(まる)

「職場は理解があるので、子どもの病気などで休んだり早退しなければならないときも助かっています。ただし土日休み、9ー16時の時短勤務は子どもが3歳まで。フルタイムに戻ると強制的に土日も出勤、早番遅番もあるシフト勤務になります。
子どもがいても例外は認められていないので、フルタイムに戻るのは不安です」(ひつじ)

お給料が納得いかない! が圧倒的な「不満&不満の方が多い」の声

「……足りない」(のんたん)
「働いている内容に見合ったお給料ではありません」(りのママ)
「時短でもフル勤務の仕事量がまわってきます。時短なんだから、仕事量を減らして欲しい」(みみた)
「仕事量が多い、仕事内容の幅が広すぎる、人を増やして欲しい!」(ハッチ)
「夫の地元である地方に移住し、同業種に転職しました。同じような業務内容でも就業時間が長くなり、さらに年収が下がりました。東京だったら……と、思ってしまいます」(るりいろ)

「50%満足」のコメントでも、「産休育休をとらせてくれてありがたいけれど」と前置きしつつ、「もう少し給料が欲しい」をツライ理由にする声が寄せられました。

多くの企業で夫婦共働きについて講演を行っているワークライフコンサルタントの大畑愼護さんに聞きました。

「不満が多い方は、働くモチベーションをあげる“あと3つ”をさがしましょう」と、専門家

「共働きって忙しいですよね。その割に、給料に満足がいかなかったらガッカリしてしまうかもしれません。
給与はたしかに働くモチベーションになります。そこでみなさん、職場を見渡していただき給料以外で働くモチベーションをあげる『あと3つ』を探してみてください。

『仕事にやりがいがある』『キャリアを途切れさせたくない』『一緒に働く同僚が楽しい』など、その総和を考えてみることで満足度の見え方は大きく変わってきます。

特に、職場に3人友だちと呼べる同僚がいると人生における幸福度が96%アップし、併せて給料の満足度が3倍に上がるのと同じ満足度が得られるという調査(※1)があります。“満足度の切り口”は、給料だけではないことがわかります。

そして、子育てしながら働いている人たちにとって、子どもと関わらない『自分の場所・時間』を持っていることは、子どもとの時間をより貴重なものにするエッセンスだとおっしゃる方が多いようです」(大畑愼護さん)

夫婦どちらか我慢していませんか?それが不満の増幅装置になることも。

「わたくしごとですが、共働きの我が家では『夫婦間で不満が偏ってないか』を常に意識しています。

それはアメリカ初の女性スペースシャトルの船長の『リーダーの目的は全員が満足することではない。全員の不満の間にばらつきがないことだ』(※2)という言葉を聞いてからです。

・保育園の送りは行ってくれるけど、負担の大きいお迎えは私だけ
・子どもの寝かしつけが私しかできない
・私だけしかシンクの三角コーナーのネットをかえていない

これは、私自身が過去に妻から言われた言葉です(反省しております)。
今から思えば、小さな不満の偏りが夫婦喧嘩につながることが多かったです。夫婦間の不満のばらつきは不満の増幅装置になることもあり、あなどれないのです。

共働きの満足度を高めるためにも、まずは不満の偏りに目を向けることで様々な不満が落ち着いていくので、ぜひ夫婦でお話しになってみてください。夫側はどんな不満を抱えているのか、想像して答えあわせをしてみるのも良いかもしれません。

おまけのデータですが、出産を機に一度仕事を辞めてパートで復帰した場合の生涯賃金と、2人出産して育児休業を経て、職場に戻り働き続けることができた場合の生涯賃金では、1人の女性でなんと約2億円も差が出るということが厚生労働省の調査(※3)でわかりました。
共働きをしていると大変なことも色々あります。でも『あのときの自分、よくがんばった!』と、今(と過去)の自分を褒めてあげたくなる未来がきっとくるはずです」(大畑愼護さん)

出典:
※1 2004年、アメリカの大手世論調査会社のギャラップ社
※2 2005年のディスカバリー号の船長だったアイリーン・コリンズ(米国初の女性スペースシャトル・パイロット、女性船長)の言葉から引用
※3 厚生労働省「令和2年版 厚生労働白書」

大畑愼護(おおはた しんご)

前職では全国を駆け巡る激務をこなし、やりがいを感じながらも長時間労働の弊害を実感。そこで個人及びチームの業務内容などを見直し・改善して残業時間半減を実現します。その経験を生かして生産性の向上を提言するワーク・ライフバランス社へ転職。コンサルタントとして、企業の講演・研修を担当し多数のメディアにも出演しています。
プライベートでは3児の父。前職では激務のせいで一家離散の一歩手前でしたが、こちらも見事に立て直し、第3子誕生の際には1年間の育休をとって一家5人で南国フィジーへ育休移住を決行しました。プライベートではトライアスロンに挑戦するなど、既成概念にとらわれず仕事・家庭・自分の時間の充実を提案する型破りイクメンパパです。

大畑愼護さんのブログ「育休移住.com」

大畑愼護さんのインスタグラム「shindyyy777」

文/和兎 尊美

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※調査は2022年9月実施の「まいにちのたまひよ」アプリユーザーに実施ししたものです(有効回答数499人)
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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