給食で困る…子どもの牛乳嫌い、克服法は?

●6月1日は、世界牛乳の日
世界牛乳の日。名付けて「WORLD MILK DAY」。
国連食糧農業機関(FAO)が、ミルクへの関心を高め、酪農・乳業の仕事を多くの人に知ってもらうことを目的として、6月1日を「世界牛乳の日」に。
なぜ6月1日なの?
酪農の盛んな地域では、新しい草が伸びる頃から放牧を始め、牛たちは青草を食みます。6月、牛たちは元気になって、おいしいミルクがいっぱい搾れる時期だからのようです。
名称に“WORLD”と、つくだけに世界各国でミルクレース、ミルク女王などなどミルクに関するイベントが開催され、もちろん日本各地でもイベントを開催予定。
牛乳といえば、小学校の給食。
口コミサイト『ウイメンズパーク』では、小学生のお子さんを持つ先輩ママたちが“牛乳嫌い克服法”について意見を交わしていました。
昔は、牛乳嫌いでなかなか飲めず「掃除の時間まで 居残りで牛乳を飲んでいた」くらい強制的に飲まされるようなこともあったようです。
「牛乳を飲むまで、昼休みに遊ばせてもらえない」など、毎日の学校が嫌になったというケースも……。そうなると牛乳問題も深刻ですよね。
自分自身も牛乳嫌いなママたちの“牛乳嫌い克服法”は、残念ながら「ない!」がほとんど。
「飲み終わってすぐ呼吸をすると牛乳の臭いを感じるので、呼吸をしないまま飲む」
「おかずと一緒に流し込む」
で、なんとか給食を乗り切ってきた人が多いですね。
なかには、自ら立ち上がり
「自分が学級委員長になり、“嫌いな人は牛乳を飲まなくてもいい”決まりを作った」というツワモノも!
ただ、最近の小学校では、給食は無理強いさせない傾向に。
「もし、強制するようなら先生に相談を。担任がダメならスクールカウンセラーに相談するのがよいかもしれません」
また、
「これまでただの好き嫌いと思われていた事例でも、何らかの理由で生理的に受け付けない症状だったという場合もあるようなので、小児科を受診してみても」という声も。
給食を楽しい時間にするためにも、家で給食の様子を聞いてみたり、ママ・パパとお子さんがコミュニケーションをとれるといいですね。
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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