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離乳食がついに3回食に! 離乳後期に意識したい2つのコト【専門家】

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3回食を始める離乳後期(9~11カ月ごろ)には、食べられる食材が増えてきます。栄養バランスを意識した献立を考え、 必要な栄養の半分くらいを離乳食からとりたいころです。
また、このころから手づかみで食べられるメニューを積極的に取り入れ、「自分で食べる」意欲を促すことも大切です。
離乳後期に意識したいことを、離乳食に詳しい管理栄養士の太田百合子先生に聞きました。

① 手づかみで食べやすいメニューを積極的に取り入れましょう

7~8カ月ごろ、離乳食に慣れ、食べ物を触ろうとする様子が見られたら、食べ物を手で口に入れる練習をスタートしてもいいころです。

3回食を始める9カ月ごろには、手指の発達に加えて、「食べ物がのどに詰まらないよう、そしゃくする力」や「固形のものを胃腸で消化する力」などが発達してきます。手づかみで食べやすいメニューを積極的に取り入れましょう。

「ひよこクラブ」の読者アンケート(※1)では、手づかみ食べを始めたのが9カ月ごろという人が18%、8~11カ月ごろを合計すると67%でした。

「自分で食べる意欲」を育てる手づかみ食べの体験

手づかみで食べることは、目・手・口の協調運動を促します。手で食べ物のかたさや温度などを確かめ、どの程度の力で握れば適切かという感覚の体験を積み重ねて、食への興味がはぐくまれていきます。手づかみ食べの体験が「自分で食べたい」という意欲を育て、スプーンや箸などの食具を使う基礎になるのです。

② 離乳食を1日3回にして、栄養の半分くらいは離乳食からとることをめざしましょう

離乳後期(9~11カ月ごろ)には離乳食を1日3回にして、栄養の半分くらいは離乳食からとることをめざしましょう。
「ひよこクラブ」の読者アンケート(※1)でも、3回食を始めたのは、「9カ月ごろから」が最も多く、次いで「10カ月ごろ」からでした。

このころは好き嫌いが出てきたり、遊び食べなども始まったりしますが、それも成長の証し。手づかみで食べやすいメニューを取り入れ、家族で食卓を囲んで楽しく食べることで、食べる意欲が育ちます。

3つの栄養素を基本に献立を考えましょう

離乳食1回ごとに、炭水化物、タンパク質、ビタミン・ミネラルの3つの栄養素を組み合わせるのが基本の考え方です。

【炭水化物】
脳や体を動かすエネルギー源となる…主に主食でとる

【タンパク質】
血や体をつくる、菌やウイルスへの抵抗力となる…主に主菜でとる

【ビタミン・ミネラル】
健康の維持や体調を整えるのに必要…主に副菜でとる

1回分で完璧にできなくても、1週間くらいでだいたいのバランスがとれればOK

赤ちゃんには食べむらがあるので、離乳食1回で3種類の栄養素が全部とれなくても気にしすぎないで。1週間くらいの単位で、だいたいのバランスが整っていればOKです。

また、食の体験を増やすために、さまざまな食材を取り入れるのはいいことですが、「毎回違うメニューになるように献立を考えよう!」と張りきる必要はありません。同じメニューを繰り返してもいいですし、味つけや食材を少し変えるだけでもOKです。

毎回3品用意しなくてもOK。ベビーフードを活用する手も!

献立の基本は、主食+主菜+副菜の3品の組み合わせになります。でも毎回3品用意する必要はありません。 3種類の栄養素を含む「オールインワンメニュー」や、「主菜を兼ねた主食」「副菜を兼ねた主菜」などで品数を減らしてもOKです。

毎回いちから手作りするのではなく、まとめて作って冷凍しておいたものを使ったり、ベビーフードを活用したりするのも手です。

監修/太田百合子先生 撮影/矢作常明 取材・文/ひよこクラブ編集部

※1) 掲載しているデータは、0カ月~1才11カ月の赤ちゃんをもつママ500人にインターネットで調査を行い、アンケート結果をまとめたものです(2018年12月実施)

栄養バランスを考えながら1日3回の離乳食を用意するのはとても大変。とくに3回食を始める離乳後期(9~11カ月ごろ)には、赤ちゃんにもこだわりが出てきて、よく食べるメニューとそうでないものが出てくるもの。それぞれの時期に赤ちゃんが食べる量の目安はありますが、個人差も大きいです。手づかみ食べができるメニューを積極的に取り入れながら、「よく食べる日と食べない日があるけれど、1週間でだいたいのバランスが整えばOK」と、ゆったり考え、時にはベビーフードも活用しながら、無理なく進めましょう。


参考/『後期のひよこクラブ』2022年春夏号別冊付録「9カ月からの離乳食 進め方&レシピBOOK」

■記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

『後期のひよこクラブ』2022年春夏号「9カ月からの離乳食 進め方&レシピBOOK」には、献立のヒントになる、毎日の献立カレンダーがついています。簡単に作れるレシピも満載!

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