たまひよ成長日記[8カ月と3日ごろ]中田藍央くんの成長の様子/発育・発達編
2才までの赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポート。ちょっぴり人見知りや後追いが出てきた中田藍央(あお)くん。そんな藍央くんの発育・発達の様子を紹介します。
中田藍央くん&しおりさん&留紀央さん
歯科衛生士と調理師の免許を持つママ。現在は育休中。調理師の免許を活かし、いずれは食育に役立つ仕事をしたいと思案中。パパはIT系の会社員。
病院では毎回大泣き! 好きな人・そうでない人がはっきり態度に出すように
身長も体重も順調に増え、離乳食もよく食べてくれるけれど、食べるときにむせることが多くなって、ごくたまに吐くこともあるのが気がかり。今は寝返りや、ずりばいで後退して移動することがほとんど。ただ、最近うつぶせでひざをついたまま前後に体を揺らすようになったので、もう少しでずりばいで自由に前に進んだり、はいはいを始めたりしそうな雰囲気です。そろそろ人見知りが出てきたのか、好きな人とそうでない人の違いをはっきり区別するような表情と態度を示すようになりました。とくに、若い女の人が大好きでニコニコ(笑)。また、記憶力がついてきたのか、病院では毎回大泣き。何度も遊んでくれた人とは最初からニコニコで遊んでいます。
私の姿が見えないとグズグズ…。後追いの始まり?
私やパパの姿が見えなくなるとグズグズ。そこから私が顔を見せると大喜び。こんなにうれしそうにしてくれると、離れるのがかわいそうになってしまいます。
おすわりが安定してきました。でも、まだ初級レベル?
1人でしっかりおすわりするのはまだだけれど、ソファに寄りかかってなら大丈夫。お気に入りの場所で、“ちょっと偉そうなふんぞり返り”スタイルでしばらく遊んでいます。
おしりを持ち上げて高ばいのポーズ
おしりを持ち上げて、いわゆる“高ばい”の姿勢をするように。おしりを前後に揺らし、気持ち的には前にはいはいしたい様子です。
身長高めのスラリほっそり体形
中田藍央くんの発育曲線
[小児科医・若江先生のアドバイス]
ママ・パパが気になる赤ちゃんの成長について、先生からアドバイスをもらいました。
食事中にむせるのは、一口の量が多すぎるせいかも
離乳食は口に入れた食べ物を完全にゴックンしてから、次の一口を食べさせます。無理に口に入れず、スプーンを口の前に用意し、赤ちゃんが自分から口を開けて取り込むようにするといいでしょう。それでもむせるなら一口の量が多すぎるのか、かたさが合わないのかもしれません。月齢ごとに離乳食のかたさの目安はありますが、月齢で決めるよりも、その子自身の口の状態や発達が優先。頻繁にむせるときは、月齢の目安より少しやわらかく調理したり、とろみをつけて食べやすくしてみるといいでしょう。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
まとめ/井上裕紀子、ひよこクラブ編集部
●内容は2022年6月現在のものです。