【赤ちゃんの防災対策】避難所生活を経験した先輩ママのアドバイス

●産業災害、交通事故増加防止のため制定【7月1日は「国民安全の日」】
国民の一人一人が、その生活のあらゆる面において、施設や行動の安全について反省を加え、産業災害、交通事故、火災等の災害発生の防止をはかるため、7月1日が「国民安全の日」となりました。
避難所を経験したママたちの防災グッズは?
子どもを持つと、その責任から“安全”をより強く意識するようになりますよね。道路の飛び出し、不審者対策、小さな赤ちゃんがいれば室内での転倒や誤飲による事故も多いので、より神経を使わなければなりません。
安全を意識していても、避けられないのが天災。特に、地震。
地震のときの避難場所はチェックしていますか?赤ちゃんのための防災の準備はしていますか?
口コミサイト『ウィメンズパーク』には、実際に地震で避難所生活を経験したママや被災地へボランティアとして訪ねたママからも、災害時の生活や防災について、さまざまな声が寄せられています。
小さな赤ちゃんがいるママへの、貴重なアドバイスを拾ってみました。
「ミルクや離乳食は多めに常備しています。おなかが空いたら、赤ちゃんはグズグズな上に、体力も落ちて集団の中で感染症にかかるリスクも高くなります」
「離乳食は、賞味期限の長い瓶のタイプとドライフードを災害用に常備しておくと安心」
完全母乳のママでも、災害のストレスからおっぱいが出なくなるケースもあるので、ミルクや離乳食は必須ですね。最近は災害時にも使える液体ミルクを常備している人も多いようです。
ただ、なによりも大切なのは、第一に身の安全。
「両手が空いて、避難できるおんぶ紐を。抱っこ紐より動きやすいので、コンパクトで安価なものを防災袋に入れています。いざとなったらさらし一本でもおんぶできますよ」
赤ちゃんの成長とともに、必要な防災グッズも変わっていきます。
今日の国民安全の日を機に、防災グッズの見直しをしておきませんか?
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。記事を一部修正しました(2022年10月18日)
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