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教えて!本好きな子どもに育てるテクニック

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Prostock-Studio/gettyimages
※写真はイメージです
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●水木しげるらの漫画雑誌「ガロ」が創刊された日【7月24日は劇画の日】

1964年7月24日に、劇画マンガ雑誌「ガロ」が創刊されたのを記念して、この日が「劇画の日」となりました。
当時のマンガは子どもが読むものというイメージが強かった中、白土三平の「カムイ伝」をはじめ、水木しげるの「鬼太郎夜話」、つげ義春の「ねじ式」などのマンガが掲載され、多くの大人にも読まれるようになりました。
現在、「ガロ」は休刊となりましたが、後のサブカルチャー文化の土壌を作った伝説的なマンガ雑誌として歴史に残っています。

読書好きな子どもを育てたママからのアドバイス

大人向けの漫画はもちろん、子ども向けの漫画まで、日本を代表するカルチャーとなっている漫画ですが、何才くらいから子どもに読ませてもいいか悩むところですよね。
一度読めば、絶対とりこになるのは目に見えているし……。できることなら漫画ではなく、まずは絵本や本を読んで欲しいものです。そのためにも、子どもを惹きつける本を与えてあげることが大切!

そこで、口コミサイト『ウィメンズパーク』のママたちにおすすめの本を紹介してもらおうとしたところ、「この本!」というより「子どもを本好きにさせるためには?」のディスカッションの方が熱を帯びていました。
確かに、子どもによってどの本に興味を示すかはそれぞれ。
それよりも、どんなジャンルでも本の世界に興味をもって、自分で手に取ってもらうことの方が先決かもしれませんね。

「迷路なら一緒にやったり、なぞなぞの本を借りて子どもに問題を出してもらいママ・パパが答えたり。親子で一緒に本を楽しむことから始めるといいですよ」

「幼稚園の頃、本にこだわらず、文字や物語に親しむために、図書館の紙芝居を子どもに読んでもらっていました。遊びから“字を読む”・“集中する”ことを楽しんでいけたらいいのかなと思いました」

「文字が読めるようになれば、段落ごとに子どもと交互読みをしています。悲しい話だと親子で泣いて、おかしい話だと親子で爆笑。面倒だけど、一緒に楽しむところから始めるしかないですよね」


「この本がいいから!」と、一方的に勧めるより、一緒に図書館に行って読みたい本を探させるのもひとつの方法。

「強制はせず、内容はともかく、子どもが興味を持った本を否定せず好きに読ませます。よく読むのは映画やアニメの原作本。活字に親しめるようになったのはよかったかな」

「国語のテストでどえらい点数をとってきたので、まずいと思い強制的に読ませました。でも、読書の強制はしますが、気に入らない本は読まなくてもよしとしています。大人だってつまらない本をだらだら読むのは苦痛ですから。なので図書館で何冊も借りてきています」

ここで紹介したママのお子さんは、本好きになってくれたそうですよ。

こうして子どもへの読み聞かせや、一緒に本に関わることも大切ですが、
「親が読書をしないのに、子に『本を読め』というのは、どうなの?」
という意見も。ごもっとも!
ママ・パパが集中して、夢中に、楽しそうに本を読んでいれば、子どもも本に興味を持ち、まねをしてくれそうですよね。
今夜はテレビを消して、まずは気になる本を手に取ってみてはいかがでしょうか。
(文・井上裕紀子)

■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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