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「赤ちゃんが生まれたら?」「2人目がほしいけど…」子育てファミリーの“お金”の不安Q&A【専門家】

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ソファでリラックスした若い日本人家族
itakayuki/gettyimages

新しい家族を迎えるのはとても楽しみで喜ばしいことです。でも、将来の教育費やマイホーム資金など、お金の不安が出てくるのも事実です。貯蓄と今後の出費に悩めるママ・パパから寄せられた疑問について、ファイナンシャル・プランナーで2児のママでもある鈴木さや子先生に聞きました。

むやみに不安にならないようまずは家計の見直しを

まずは、今どのくらい貯蓄や資産があるのか、毎月の家計が黒字なのか赤字なのかなど現状の把握を。

そして、将来の教育費や老後資産、マイホームの頭金などを貯めるために、今の貯蓄や資産を踏まえ、毎月いくらずつ積み立てをすればいいか割り出しましょう。

もし今、全く貯蓄がない!という人は、まずは生活費6カ月分の「生活予備資金」を貯めます。投資や将来のための貯蓄はそれからです。

ちなみに、手取り収入に対する理想の貯蓄の割合は約20%といわれています。それを下回る場合はまず、通信費、保険料といった毎月一定額ある支出を見直すこと。次に趣味・レジャー費、被服費などの変動費の節約を考えます。食費も変動費の一つですが、家族の健康を支えるために食費の削減は最後に。

「生活予備資金」がある人は、毎月の積み立てのうち、一部を投資信託(つみたてNISAやiDeCoといった非課税のものがおすすめ)などへの投資に回すのも一つの手です。

【Q】赤ちゃんが生まれたら、親は生命保険に入るべき?

家族が増えると、「もしも、自分の身に何かあったら…」と思うパパ・ママも多いですね。

【A】死亡保険は重要度が高いです。保険料が高額になりすぎないよう注意

保障の対象となる人(被保険者)が契約した期間内に死亡した場合に、契約時に決めた「保険金額」を受け取れるのが死亡保険。家計を支えているパパやママに万が一のことがあった場合の、子育てに対する経済的不安を支えるためにも加入を。とはいえ、遺族年金など公的保障もあるため、保険のかけすぎには注意しましょう。子どもが独立するまでなど、一定の期間だけ保障する定期保険や、収入保障保険もおすすめです。

【Q】2人目が欲しい。でもマイホームも欲しい。どちらを先に計画するのがいい?

人生の三大出費(教育費・マイホーム資金・老後資金)への備えはどのように計画したらいいか気になります。

【A】2人目が欲しいのなら、マイホームは後回しにするのがベター

子どもの人数が決まる前に家を購入すると、子ども部屋の数がたりなくなったり、住宅ローンと教育費で家計が火の車になったりすることもあります。子どもの人数に合わせた教育資金計画を立てたあとに、家計に合わせて無理なく購入できる物件を探すのがベターです。

【Q】高い保育料を払って働くより、専業主婦になったほうが得?

認可外園は、認可園より保育料が高い傾向が。また、赤ちゃんの急病などによるベビーシッター代などイレギュラーな出費が重なることもあります。

【A】働き続けたほうが将来的には得です

パートタイムで子どもを保育園に預けた場合、0~2才クラスのうちは収入のほとんどが保育料に消えることもあります。けれど、3~5才クラスになれば、「幼児教育・保育の無償化」により、利用料が無料、または一部補助されて負担が減るはず。長い目で見れば、ママの収入は家計を支える大きな柱になります。今だけでなく、将来を見据えた働き方を考えましょう。

【Q】 きょうだい2人に習い事をさせたいけれど、出費が心配です

子どもに「いろいろな経験をさせたい」「よりよい環境をつくってあげたい」と思う一方で、出費が気になります。

【A】1人目の「習わせすぎ」に注意すれば大丈夫

未就学児の習い事の予算は、子ども2人で家計の3~5%くらいが目安。1人目のときはあれもこれもと習わせがちですが、決めた予算の範囲内に収めましょう。習い事によっては発表会代やユニホーム代など月謝以外の費用が高くつくことも。事前のリサーチも忘れずに。習い事費は2人目のほうが手薄になる傾向があるので、不公平感を抱かせないように注意しましょう。

【Q】大学の費用は 奨学金で賄おうと計画しています

教育費の中でとくに高額なのが、大学の学費。奨学金で大学の費用を賄うことは珍しいことではないともいわれますが…

【A】返済が必要な奨学金は、子ども自身に重い負担を課すことに

貸与型だと子ども自身が借金をかかえることになり、長期の返済が続きます。最初からあてにせず、教育費は地道に準備を。貸与型の奨学金を利用する場合は、子どもと一緒に返済計画を話し合いましょう。


監修/鈴木さや子先生 取材・文/ひよこクラブ編集部

お金に不安になるのは、きちんと子育ての環境を整えてあげたいと思うからこそ。できるだけ早く家計を見直し、赤ちゃん時代から計画的に貯蓄をすることが大切。不安を少しでも和らげ、将来の出費に備えることにつながります。


『後期のひよこクラブ』2022年春夏号には、子どもの教育にかかる出費の見通しや将来のお金の不安に対するアドバイスなどを収録した「夫婦で話し合っておくべきファミリー計画とお金の準備」特集があります。


参考/『後期のひよこクラブ』2022年春夏号特集「夫婦で話し合っておくべきファミリー計画とお金の準備」


●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

後期のひよこクラブ 2022年春夏号

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鈴木さや子(すずき さやこ)

PROFILE
ファイナンシャル・プランナー、ライフヴェーラ代表。主に子育て世代に向け、家計管理や資産形成、キャリアの考え方などについて講演やイベント、コンサルティングを行う。2児のママ。

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