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体力が落ちた!夜は子どもと一緒に寝落ち! アラフォーの疲れやすくなったを解決する4つのポイント

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疲れた疲れた母は白いベッドの上で赤ちゃんと一緒に眠っている
sutlafk/gettyimages

産後や子育て中に多い悩みとして「疲れやすい」「体力がなくなった」という話をよく聞きます。「たまひよ」アプリユーザーへのアンケートで寄せられた声とともに、東京女子医科大学附属東洋医学研究所の大谷かほりさんのアドバイスをお届けします。

体力が落ちた!と実感するママたちつぶやき

まずは、子育て中で疲れがたまりがちなママたちの声をご紹介します。

■家事が溜まってしまう!
「子どもが寝ている間に家事をすませていたのが、一緒に寝落ちしてしまって家事がたまってしまう…」(tayano)

■息子についていけない
「アラフォーなので息子がどんどん活発になりますが、体力が追いつかない」(むぅ)

■上の子の時よりも体力の回復が遅い!
「40代になると、上の子の時にできていたことでも疲れてできないことが。本当に体力の回復が遅くなりました」(ゆうは)

■疲れている時はお昼寝
「疲れているなと思ったら、家事は最低限にして子どもと一緒にお昼寝。元気な時は筋トレをしています」(みぃる)

■以前はスクワットやストレッチを
「疲れやすくなったので、動くことを意識しつつしんどい時は無理せず休むようにしています。以前はスクワットやストレッチを意識的に行なっていました」(もぐ)

■1人で寝る時間を作って対策
「子どもがお昼寝している時に、自分もお昼寝する。夫がいる時は、子どもを夫に見ててもらって、1人で寝る時間を作ってもらっています」(pipi)

■規則正しい生活
「体の不調や回復速度の遅さが気になるので、なるべく規則正しい生活を心がけています」(ララバイ)

■夫婦で協力して対応
「アラフォーになり、体力の衰えをものすごく感じます。布団から子どもを抱っこして立ち上がるのに時間かかるし、腕は痛いしで大変。『前回はこんなことなかったよね』と、言いながら夫婦でお世話しています」(さおりん)

■抱っこで腰や膝が痛い!
「アラフォーで2人目を出産して、体力の衰えを痛感しています。抱っこで膝や腰が痛いし、夜は疲れて寝落ちするのが日常茶飯事。更年期障害かと思う程、子どもの行動や言動にイライラが止まりません」(ホーリー)

■筋トレで解決するしかない!
「アラフォーで出産。体力の衰えも気になる年頃ですが、夫はさらに一回り上。走るようになったら自分が追いかけねば!と覚悟していますが、他に頼れる相手がいないのは不安です。今からストレッチやちょっとした筋トレをしています。筋肉で解決するぞー!」(みーこ)

■甥っ子と姪っ子も遊んでもらっています
「高齢出産だったので、体力的にきついです。追いかけっことかはできないので、姪っ子甥っ子たちが遊びに来てくれる時に、思いっきり遊んでもらっています」(ひみつママ)

疲れやすいを解決するには、「自分時間」を持ってママ自身の気を養うことも大事

アラフォーママたちの「疲れやすい」という悩みについて、東京女子医科大附属東洋医学研究所の大谷かほりさんにアドバイスいただきました。

「初産年齢が上がり、核家族化した現代では、親の体力的な負担は大きいと思います。
そんな中、体力が続かなくなって寝落ちする、体が痛いなど、20代の頃にはあまり感じなかった不調を抱えながらも、無理せず休息を取ったり、規則正しい生活を心がけたりと、ママたちも工夫を上手にされていますね。

東洋医学の考えを著した書物『黄帝内経』によると、女性が最も強壮で髪やお肌も一番調子がいい時期が28歳頃です。35歳になると髪や肌が衰え始め、42歳頃には顔がやつれ白髪になり始め、49歳頃に子どもを産む能力を失うと、記されています。また人生100年とすると、体のピークは30代でその後は下降していくため、40歳になると精力が充分ではなくなり座ることを好むようになる、とあります。

現代医学でも、アラフォー世代になるとエネルギー代謝やホルモン分泌が衰えてくることが知られています。つまりアラフォーは、気(エネルギー)血(栄養を運ぶ流れ、血液)、五臓などが、最盛期を迎えて、下り坂に転じる世代。数年前までは最盛期だった自分とのギャップを感じやすいと言えます。その上、アラフォー世代は、仕事では一番の働き盛りであり、プライベートでは出産や子育て、老いていく親の今後も考えなくてはいけなくなってくるなど、公私ともに大変な時期と重なっています。
しかも、過労やストレスは、気を消耗し、血の巡りを悪くさせます。出産や授乳も大いに気血を消耗します。そして睡眠不足や食生活の乱れは、気血の順調な回復を妨げます。本来アラフォー世代は、以前よりも自重してしかるべき時に、このように無理をかけやすい生活環境が重なることも疲れやすくなる大きな要因ではないでしょうか。

私のクリニックを受診される子育て中のアラフォー世代も、気血を補い元気をつける処方や、ストレスで巡らなくなった気血を巡らせる処方が必要な方ばかりです。
子どもが独り立ちするまで、親は心身を壊すわけにはいきません。体力がなくなり疲れやすくなるのは、避けられない自然の変化です。持っているエネルギーや消耗具合も1人1人違います。
子育てという山あり谷あり、悲喜こもごもの長い道のりを歩きとおすために、それぞれのペースや休息の取り方で進みましょう。元気をつける処方が漢方には沢山ありますから、いろいろやってみても辛い時は、漢方の専門家にしてみるという方法もあります」

アラフォーの体力・気力を回復するには

●まずはとにかく睡眠時間を確保すること
日本のママたちはあれもこれもと頑張りすぎて、睡眠時間が足りていない事が圧倒的に多いです。例えば、子どもを寝かしつけて寝落ちしてしまっても、残りの家事や入浴は翌朝に回すといった対策を。夜中に起きて動いてしまうと二度寝ができず不眠に繋がりますし、眠れたとしても熟睡している時間が少ないので、さらに疲れがたまってしまうことも。もし、生活に支障を来すようならば、もっと生活を合理化できることはないか、しなくていいことに手をかけていないかなど家事を見直すことも大切です。

●カフェインに頼りすぎない
疲れたらカフェインが多いコーヒーや紅茶、栄養ドリンクという人もいるでしょう。カフェインは疲労を除去するのではなく、覚醒作用や疲労物質の蓄積に対する感覚を麻痺させる作用で一時的に感じさせなくするものです。頼りすぎると疲労に鈍感になり、かえって疲労が蓄積することも。取り過ぎると頭痛の原因になったり、動悸や不安などを引き起したりすることもありますから、高濃度の摂取や過剰摂取には気をつけて。

●短時間でもいいので、自分の意思でコントロールできる「自分の時間」を持つ
家族など他人軸で動かなくてはならず、自分の意思で動けないのは、最もストレスを感じる原因の1つ。何でもよいので「自分の時間」を、30分でも1時間でも捻出を。仕事に出かけるという一見自由に見えないことでも、自分のタイミングで食事やトイレができるなんて些細なことがリフレッシュになることもあります。私の場合、子どもが寝ている横で電子書籍を見るのが「自分の時間」でした。海外のように、単発でシッターさんや保育をお願いして、パパとデートする、なんていうことも素敵です。後ろめたく思う必要は全くありません。ママそれぞれの「自分の時間」を手にして大切にしましょう。

●育児や家事にまつわる「べき」思考を手放すこと
母はこうあるべき、父はこうあるべき、といった「べき」思考は、子どものためにと思うとついつい陥ってしまいがち。真面目な頑張り屋さんとも言えますが、この思考があると柔軟に対応していることも手抜きと感じてしまい罪悪感で精神的に疲労したり、無理を重ねて体力的に疲労したりすることに。唯一必要で大事な『べき』は、『親はそれなりに心身が満たされているべき』ということです。
(お話:東京女子医科大学附属東洋医学研究所 大谷かほりさん)

ママたちにとって自分時間を手に入れることはとても難しいこと。けれども5分でも10分でもいいので、自分時間を持つことは、ママの健康にとって大切なことなのですね。
(取材・文/酒井範子)

大谷かほりさん

PROFILE)
東京女子医科大学東洋医学研究所助教。日本小児科学会専門医、日本東洋医学会専門医、インフェクションコントロールドクター。東京女子医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学東医療センター小児科入局。3.11の体験から高度不妊治療を決意、出産を経て2014年より現職。雑誌「母の友」(福音館書店)で「心も体もお大事に 東洋医学のお話」を連載中。

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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