たまひよ成長日記[1才3カ月と10日ごろ]安達未愛ちゃんの成長の様子
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポート。遊んでほしいときや絵本を読んでほしいとき、パパにお願いするのが上手になってきた未愛(みあ)ちゃん。笑顔で「パ~パ?」と見上げられると、パパもメロメロです。
安達未愛ちゃん&未喜さん&諒さん
ママはバレエ、パパは器械体操の経験者で、未愛ちゃんも体を動かすことが大好き。1才の誕生日の選び取りカードでは“スポーツ選手”を手に取った未愛ちゃん。音楽がかかると楽しそうに踊るので、「将来はダンサーかな!?」とパパ。
おむつを自分でポイッ!
おむつを替えたあとに、自分でゴミ箱に捨ててくれるようになりました。うんちをしたおむつは袋に入れてから捨てているのですが、そのときはすぐに捨てにいかず、私が袋に入れるのを待っているので、よく見ているなぁと感心しました。一方で、自我がかなり強くなってきて、とくに食事のときは、私が手伝おうとするとすごく怒ります。外出時も、「ベビーカーを降りたい」「自分で歩きたい」泣いたり叫んだりするので、出かけるのに覚悟が必要になりました(笑)。
道具を上手に使ってお砂場遊び
お砂場セットを購入したら、夢中で遊ぶように。楽しそうで何よりですが、帰宅すると家の中が砂利だらけになり、大変なことに…。
「〇〇したい!」のアピールが激しくなってきました
外出先で泣いたり叫んだりする回数が急増(しかも激しい!)。自我=成長だとわかっているものの、とくに娘と2人で出かけるときは大変です。
体重アップのために、食事量を増やしました
離乳食は残さず食べてくれますが、ごはんを白米のまま出すと食べないので、混ぜごはんにしたり、おやきにしたりして、工夫しています。
体重が少しずつ増えてきました
未愛ちゃんの発育曲線
未愛ちゃん1才3カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]
ママ・パパが気になる赤ちゃんの成長について、先生からアドバイスをもらいました。
ママ・パパのしぐさをお手本に、できることがどんどん増えていきます
お手伝いが上手になりましたね。ママ・パパのすることをとてもよく見ているので、まねされたくないことは子どもの前でしないよう注意しましょう。自我が強くなると対応に困りますが、危ないことなどは「泣いても怒っても、ダメなものはダメ」と毅然とした態度をとり続けることが大切。時間はかかりますが、「これはダメなんだ」と少しずつ我慢を覚えていきます。
[小児科医・若江先生教えて!]
ママ・パパが最近気になっている「お出かけ・お散歩・外遊びの気がかり」ついて先生に聞きました。
Q 手をつないで歩くことを嫌がります。どうすればいい?
外出時に「危ないから手をつなごうね」と言って無理やりつなごうとすると、泣いて座りこむか、私の手を振り払って行ってしまいます。今はまだゆっくり歩くだけですが、いずれ走れるようになったら急に飛び出すこともあるのでは…と、怖くてしかたありません。どうしたら手をつないでくれますか?
A 手をつなぐ場所を決めて、あらかじめ約束をしましょう
ママやパパが怖いと感じる半面、未愛ちゃんはおそらく「1人で楽しく歩きたいのに、どうして無理やり手をつなぐの?」と不思議に思っているでしょう。“危ないから”という理由を理解できるのは3才を過ぎてからです。まずは、「この場所(歩道がない道路など危ないところ)を歩くときには手をつなぐ」という約束をしましょう。嫌がったら、泣いても怒ってもすぐに帰宅を。ただし、公園などの安全な場所に着いたら、1人で歩かせてもOK。このように一定の条件を決めるのがコツですが、それでも覚えるまでには時間がかかります。根気強く言って聞かせましょう。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
まとめ/坂井仁美、岩﨑 緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2022年10月現在のものです。