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“秋の味覚”に要注意! 乳幼児に食べさせてはダメなもの【管理栄養士】

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女の子食べる離乳食
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yamasan/gettyimages

生後5~6カ月ごろから始める離乳食。スタートするとさまざまな食材、味、香りを体験するようになります。発達の段階に合わせて食べさせる食材を増やしていくことは、赤ちゃんのそしゃくや胃腸の働きを促し、食べる意欲や好奇心、探究心を育てます。

ただし、赤ちゃんは口の動きや消化器官などの働きが発達途中で、
大人とは違うので、食べさせていいのものと、まだダメなものがあります。
また、離乳食を卒業しても、すぐに大人と同じ食べ物を食べられるわけではありません。
乳幼児に食べさせてはいけない秋の食べ物について、管理栄養士の太田百合子先生に聞きました。

秋に注意! 乳幼児にぎんなんは厳禁

ディス
●画像はイメージです
kuppa_rock/gettyimages

とくに注意したいのは、秋が旬のぎんなん。大人は、茶碗蒸しの具にしたり、おつまみで食べることが多いでしょう。栄養価が高く、秋の味覚の一つとして楽しめる食材ですが、食べるのは大人だけに。乳幼児にぎんなんを食べさせるのは厳禁です。

大人用に用意した食べ物であっても、赤ちゃん・子どもの手が届くところにあると誤って口に入れてしまう可能性があるので注意が必要です。

ぎんなんがのどに詰まると、呼吸できなくなる恐れがあります

ぎんなんは誤えんの原因になります。
誤えんとは、食べ物や異物が誤って咽頭と気管に入る状態のこと。乳幼児は大人よりそしゃく力が弱く、気管が狭いため、食べ物や異物が詰まりやすく注意が必要。誤えんによって窒息が起こると、命の危険があります。

乳幼児は少量でも”ぎんなん中毒”を起こす危険性があります

ぎんなんの怖いところは、誤えんの原因になることだけではありません。実は、ぎんなんには中毒を起こす危険性がある、「4ʼ-O-(よんだっしゅおー)メチルピリドキシン」という物質が含まれているのです。

大人でも一度に食べすぎると”ぎんなん中毒”を起こし、嘔吐やめまい、けいれんなどの症状が出ることがあります。加熱調理をしても、「4ʼ-O-メチルピリドキシン」がなくなることはありません。

食べる量が多いほど、中毒のリスクが高まります。何粒食べると中毒を起こすかは、体質によるのでいちがいには言えませんが、目安として大人が一度に40粒以上食べると中毒を起こす可能性があるといわれています。

赤ちゃん・子どもは少量でも中毒を起こすことがあるため、5才以下には食べさせないようにしましょう。

粒が大きいぶどうを切らずに食べさせるのは絶対にダメ

図版協力/Safe Kids Japan 企画:NPO法人 Safe Kids Japan イラストレーション:久保田 修康

夏~秋が旬のぶどうにはいろいろな種類があります。
皮をむき、月齢に合ったサイズに切れば、離乳期の赤ちゃんに食べさせても大丈夫です。
ただし、粒が大きい種類のぶどうを切らずにそのまま食べさせるのは絶対にやめてください。

つるつるした球形のものは、のどの奥につまりやすく危険です

粒が大きいぶどうのように、つるつるした球形のものは、のどの奥にするっとはまりこみやすく危険。のどにつまって息ができなくなると、命の危険があります。

赤ちゃん・子どもに粒が大きいぶどうを食べさせるときは、発達状況やそしゃく力に合わせたサイズに切ってからに。
4才までは皮をむいてこまかく刻んだり、4つに切ってから食べさせましょう。

粒が小さいぶどうも、赤ちゃんにとってはかみ切りにくい食材なので、注意が必要です。2才になるまでは刻んでから食べさせましょう。

ぶどうが原因となった事故が実際に起きています

2020年9月に、4才の男の子が保育施設で大粒のぶどうをのどにつまらせて亡くなる事故が起きています。
大粒のぶどうと同じく、つるつるした形状のミニトマトやサクランボも注意したい食材です。


帰省するときなどは、ママ・パパから周囲の大人に、赤ちゃん・子どもに食べさせてはいけない食べ物を伝えて、徹底してもらいましょう。

監修/太田百合子先生

取材・文/たまひよONLINE編集部

秋の食材では
・長いままのきのこ
・一口サイズのりんごや梨、柿
・大粒の栗
・ゆでただけのさつまいも
なども、のどに詰まりやすく、注意が必要な食材。どの食材でも、赤ちゃん・子どもの発達状況やそしゃく力に合わせたサイズに切ってから食べさせることが大切です。

赤ちゃん・子どもに厳禁の食べ物は、「食べさせない」ということだけでなく、「赤ちゃん・子どもの手が届くところに放置しない」という点にも注意しましょう。

●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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