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「本気の子守唄で覚醒」「ピノ2つ分のおやつのはずが…」一生懸命だけど笑える、パパのドタバタ子育て騒動記

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家族、家の修理をしているお父さんと幸せな娘、壁をペイント、
Kuzmichstudio/gettyimages

「たまひよ」アプリユーザーへのアンケートに寄せられたパパの子育てエピソードをご紹介するとともに、3児の子育てに奮闘するMBSアナウンサー、西靖さんに子育てで大切にしていることを聞いてみました。

愛情たっぷり!のパパの育児日記

まず、ママたちにパパの子育てエピソードを聞いてみました。

■四苦八苦する姿に和みます
「パパは肌着が着せられずいつも紐を間違って結んでいました。何度も説明したのに、なぜかいつも間違う。(笑)着替えを頼んでも毎回直さなきゃいけなかったのですが、いつまでたってもできないパパが、かわいく思えました。ちなみに今はワンピース風になっているロンパースなどの着せ方がわからず、四苦八苦しています」(jurimon)

■パパの方がうまいの?!
「毎日お風呂に入れてもらっていたら、久しぶりに私や義母が入れると泣くようになりました」(KEI)

■パパが大好き!
「パパが仕事から帰ってきて抱っこしてもらうと、ママが『おいでー』と手を出してもパパにしがみついて離さない!」(りな)

■ミルクのゲップは速攻!
「ミルク飲ませた後のゲップはパパがやるとすぐでます。けれどパパがオムツを替えると必ずおしっこ飛ばされています」(ぺえ)

■子どもがよく笑う
「パパの顔を見ると、にこにことよく笑います。たまに、何もしてないのに、パパの顔を見てケラケラ笑う時があります」(LILY)

■気遣ってくれているのですが…
「おっぱいが張るので、赤ちゃん起きたら起こしてと伝えても、ミルクをあげちゃう。わたしの体を気遣ってくれているんだけど、おっぱい張った方がツラいんです!(泣)」(ずんだ)

■子守唄のはずなのに
「寝かしつけのときにキラキラ星を歌いますが、パパは歌っているうちにだんだんとビブラートをかけて盛大に歌うので、子どもの目が覚めちゃう(笑)」(ユキ)

■とりあえずタオルで包んで
「パパが2人目の子のうんちを替える時です。一度裸にしたのはいいものの、何も準備せずにやったので、その後きれいにする、着替えを用意する、タオルで巻く、などが何も分からず、裸の子を寒くないように抱っこして、『ママー!どうすればいいー?』と、連れてきたことが。私は他の家事をしていたので、びっくり! 『とりあえずタオルで包めばいいよ……』と言ったのを覚えています」(珠枝)

■ピノ2つ分のはずが…
「私がちょっと出かけた時、夫からLINEでおやつの果物の量を聞かれました。気を利かせて、『ピノ2つ分くらいかな』と答え、『了解』との返答。すぐ終わる用だったので結局おやつ前に家に戻ると、大きめの大福とかシュークリーム分くらいの果物が器に盛り付けてありました。どんだけ大きいピノ食べてんの!と、ツッコミたくなりました」(ぐーふぃー)

3人の子どもたちとの日々を味わい尽くしたい!

4ヶ月の育休を取得したMBSアナウンサー西靖さんに、「子育ての失敗」と「これはよかった!」3人のお子さんたちとの子育てエピソードをお聞きしました。

「いやぁ、身に覚えのあるエピソードばかりで、全国のパパさんたちと一緒に私も恐縮しています。

ママたちが『だいたいこれくらい』という感じでやっていることほど、私たちにはわかりにくいんです。ピノ2つぶん、と言ってもらえるなんて、まだいいほうで、人肌の温かさとか耳たぶくらいの固さとか、厳密に考えれば考えるほどわからなくなります。ママたちの『テキトー』は、じつはパパにとってはすごくレベルが高いこともあるのです。

長男が生まれたころの話です。仕事帰りに赤ちゃんに会えるのがうれしいのと、急に帰ってびっくりさせてはいけないと思って、玄関のドアを開けるまえに『ピンポン』を鳴らしていたのですが、妻に『あのさ、必死に寝かしつけているのに、あれで起きるんだけど』と抗議されました。
そんな長男も6歳になり、先日、誕生日にもらった天体望遠鏡で月や木星や土星を夢中で見ていたら、すっかり夜更かししてしまい、これまた二人で妻に怒られました。だんだん息子と友だちみたいになってくる部分に、最近わくわくしています。

家事の分担については、はっきり役割を決めちゃうと、仕事で遅くなるときや、寝かしつけで疲れ果ててそのまま寝てしまったときに(ありますよね!)、家事に穴が開いてしまうので、我が家はわりと、ゆるい方だと思います。お風呂掃除は私、洗濯は妻、といった感じの分担はありますが、取り決めって感じではありません。決めすぎると、自分の守備範囲以外のことがぜんぜんわからなくなっちゃうんですよね。

次男が生まれたあとくらいに、妻の負担が大きくて体調もすぐれない時期があったので、それ以降、朝ご飯は私の担当になっています。出汁の取り方すらわからなかったので、最初はオタオタしましたが、いまや寝る前に『明日の味噌汁の具は何にしよう』と考えたりして、我ながらほほえましいです。

そんな感じで、分担についてはゆるい我が家ですが、子どもを叱らなくてはならないときは、親が二人そろって叱らないようにはしています。
父親と母親の価値観がそろっている方がいいと思われるかもしれませんが、父親が厳しいと優しい叔父さんのことを好きになるように、違う表情の大人がいたほうが、子どもは楽なんじゃないかと思っていて、妻が叱っているときには私は黙っているし、私が子どもに注意するときには、妻には重ねて叱責しないようにお願いしています。
なんて偉そうに言っていますが、だいたい妻が叱っているときに私が『まあまあ、そのへんで。風呂入ろ』などと助け船を出して、妻から『いいとこどりやん!』と抗議されています。あ、抗議されてばっかりですね(笑)。

子育てのバタバタはいつまで続くんだ!と途方に暮れている方もいらっしゃるかもしれませんが、例えば、最近、6歳の長男はあまり親と手をつなごうとしません。もう、あの小さな手をひいて歩く日は過去になっちゃいました。うちには次男三男が控えていますけど、おじいちゃんやおばあちゃんが口を揃えて言うように、やっぱりあっという間なんですよね。

抱っこをせがまれ、おむつを替えなければ泣かれる日々を、大切に過ごしたいと思います。そりゃ、白目をむくほど大変なこともありますけど、私も走る長男を追いかけ、次男の手をつなぎ、三男を抱っこする日々を味わい尽くしたいと思います」(西靖さん)

パパのエピソードは本当にほほえましいですね。子どもが小さいころは、日々の子育てに追われ大変ですが、親子の大切な時間ですね。
(取材・文/酒井範子)

西 靖さん

写真提供:MBS

PROFILE)
MBSアナウンサー。相愛大学客員教授。6歳、4歳、1歳の3児のパパ。『ちちんぷいぷい』、報道番組『VOICE』、『ミント!』といった人気番組の司会やキャスターを務める。現在、テレビ『西乃風ブラン堂』ナレーション( https://www.mbs.jp/nishinokazebrand/ )、ラジオ『辺境ラジオ』(https://www.mbs1179.com/henkyo/)『厳選!月イチジャーナル』(https://www.mbs1179.com/ichi/)を担当。2021年に4か月間の育児休業期間に入る。著書に『西靖の60日間世界一周旅の軌跡』(ぴあ)、『地球を一周! せかいのこども』(朝日新聞出版)など多数。ミシマ社のサイトで子育てエッセイ『アナウンサー西靖の育休日記』を連載。

『アナウンサー西靖の育休日記』

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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