ついついやってるかも?こんな眉毛の描き方はNG!「左右がアンバランス、毎回同じにならない…」眉のお悩みを解決
「たまひよ」アプリユーザーへのアンケートで「眉がうまく描けない」というお悩みが多く寄せられました。ヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さんに基本の眉の描き方についてアドバイスいただきました。
ママたちの眉のお悩みとは?
まず、眉が決まらない!というママたちの声をお届けします
■同じように描けない
「毎日同じように眉が描けているかわからない」(める)
■左右がアンバランス
「眉を描くのが苦手です。何だかいつも左右アンバランス」(りんご)
■眉が消えてる!
「眉毛はいつの間にか消えています…」(さてぃ)
■時間がない!
「眉毛を整える時間が取れないので、そのままになっています」(ちょこ)
眉がうまく描けない原因と基本の描き方
ヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さんに、眉がうまく描けない原因と、基本の眉の描き方について教えていだだきました。
こんな眉の描き方していませんか? NGをチェック!
□暗い場所で、手鏡など小さい鏡で眉を描いている
□眉は片方を完成させてから、もう片方を描いている
□アイブロウペンシルのみ、アイブローパウダーのみで眉を描いている
□柔らかいアイブロウペンシルを使っている
□眉は、眉頭から描く
□眉頭をぼかしていない
□眉頭が四角く、角がある
□眉尻を整えていない
「メイクのお悩みで一番多いのが眉の描き方です。
ママたちのお悩みにもあるように、左右アンバランスや毎日同じように描けないなどといったことと、私の眉の形はこれであっているかしら? という悩みが多いですね。
眉は時代を写す鏡なのです。年齢を重ねてご自身の顔が変わっているのに、若い頃の眉の描き方のままだと、バランスも悪くなるものです。ぜひこの機会にアップデートしましょう。
眉のトレンドは、“ナチュラルなふんわり太眉”です。
まずメイクする時は、明るい場所で顔全体がうつる鏡を使うことが大事です。
左右アンバランスは、眉は片方ずつ仕上げるのではなく、左右交互にバランスを見ながら描くことで解決します。
眉を描く際に大事なのが、眉はアイブロウペンシルとアイブロウパウダー、アイブロウマスカラなどを組み合わせて仕上げることです。そして、眉頭は必ずぼかすが鉄則です。柔らかめのペンシルだけで眉頭から眉尻まで同じ濃さに描くと、ベタ塗りになるので注意しましょう。
まず、基本の眉の描き方を紹介しますので、試してみてください」(榊美奈子さん)
眉の基本の設計図と描き方
1.ベースメイク後、まずフェイスパウダー使って眉の油分をおさえます。すっぴん肌は、眉が描きづらく消えやすいのでベースメイクはしたほうが◎。
2.うまくできない人は、イラストを参考に眉山(黒目の外側から白目の終わりの間)、眉尻(小鼻わきから目尻を結んだ延長線上)の部分を決めて、印をつけても。
3.アイブロウペンシルで眉のアウトラインをとります。まず、眉下の起点は、眉頭1㎝ほどあけたところから、ラインを眉尻に向かって真横に描くイメージで。
眉上は眉山から眉尻に向かって描き、下眉のラインとつなげます。そのあと、眉頭から眉山を描きアウトラインを整えます。
4.次に、眉の真ん中から眉尻に向かって足りないところを、べた塗りにならないように、明るめもしくは中間の色のブラウンのアイブロウパウダーでうめます。その後、真ん中から眉頭に向かって明るめのブラウン系のアイブロウパウダーをのせます。
5.スクリューブラシを使って眉の流れにそってぼかし、アイブロウパウダーを馴染ませます。この時、眉頭は角をつけないようにして、必ずぼかして!
バランスを見ながら、濃いめのアイブロウパウダーを足していくなど濃さの調整をしましょう。
6.アイブロウマスカラを毛流れにそってのせて、立体感を出します。マスカラのブラシは、使う前に容器でしごいてティッシュでオフ。つけすぎに注意しましょう。
7.眉のアウトラインからはみ出した部分と、眉尻のガタつきがすっとなるように綿棒を使って、ラインを整えましょう。
榊さんオススメのアイブローアイテム
●セザンヌ 超細芯アイブロウ
極細芯なので眉を1本1本描き足したり、アウトラインを決めたりするのに便利。
●ケイト デザイニングアイブロウ3D
眉メイクといえばケイトと言われるほど、立体眉を叶える優秀なアイテムです。
●ラブライナー シグネチャーフィットマスカラ
角度がついた極小ブラシ塗りやすく、ベタ塗りになりになりにくいのも○。
●ラブライナー シグネチャーフィットシェイパー
透明のジェル。毛流れを整え、毛を一本一本際立たせ立体感のある眉に。
●ヴィセ アイブロウエンハンサー
眉周り専用コンシーラー。眉のラインがきちんと整えられ眉が際立ちます。
眉はその形で老けて見えたり、若々しく見えたりするとても大切なパーツです。榊さんのアドバイスを参考に、イマドキ眉にアップデートしてみませんか?
(取材・文/酒井範子)
榊美奈子さん
PROFILE)
ヘア・メイクアップアーティスト。日本化粧品検定1級を取得。スチールを中心に女性誌、広告で幅広く活躍。不定期でメイクレッスンも開催。HP:https://makeupsakaki.com
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。