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眠りの専門家が提言【眠育】が不登校や発達障がいの問題解決への突破口に!?

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iStock.com/Ulza

「赤ちゃんがなかなか寝ない!」「新生児じゃないのに夜中に何度も起きて大変…」
と悩んでいるママ・パパはいませんか? その悩み、早めに改善策を見つける必要があるかもしれません! 
2017年12月26日に「日本眠育推進協議会」が発足され、眠りの専門家が警鐘を鳴らしています。

赤ちゃんの眠りが将来にかかわる!

“赤ちゃんにも早起き・早寝が大切”

“質のいい睡眠が赤ちゃんのすこやかな成長につながる”

…という知識は、多くのママ・パパが持っていることでしょう。
けれど、「赤ちゃんがなかなか寝ない!」「夜中に何回も起きて大変…」など、赤ちゃんの「眠り」に関する問題は、依然として多くのママ・パパを悩ませているようです。

授乳や離乳食の「飲まない・食べない」という悩みなら、赤ちゃんの体重の増えに直結するため、「すぐに解決しなきゃ!」と感じることでしょう。
また、乳児健診時などに保健センターの保健師に質問できたり、保育園に通っているならば保育士などに聞いたり、専門家に相談しやすくなっています。

けれど、眠りの悩みは相談できる専門家がまだまだ少なく、解決する手立てが見つからないことも。また、「赤ちゃんってそういうもの」「いつかはおさまるはず」と、じっと耐えているママ・パパもいるのではないでしょうか?

実は、赤ちゃんの起床・就寝時間が遅すぎたり、生活リズムが毎日バラバラだったり、夜まとまった時間眠っていなかったりすると、将来、体全体の病気につながる可能性があることがわかってきました。

さらに、「陽が昇ったら起きて、陽が沈んだら眠る」ことができない“睡眠障害”にまで発展すると、不登校につながることが研究でわかってきています。

夜型社会が体内時計を狂わせる

長年にわたり赤ちゃんの眠りについて研究してきた、熊本大学名誉教授で小児科医の三池輝久先生は、「早期から生活リズムをつくることが大切」と語ります。

「これまでさまざまな眠りに関する研究、情報発信をしてきたけれど、そう簡単に夜型の社会は変わらない。もっと社会問題としてとらえてほしいとの思いから、2017年12月26日に『日本眠育推進協議会』を発足しました」(三池先生)

日本眠育推進協議会 公式サイト 

「眠育」とは?

“眠育”とは、「夜間は十分に睡眠をとり、規則的な睡眠・覚醒の生活リズムを送る重要性を伝える教育のこと」をいいます。

“眠育”が注目され始めたのは、2007年ごろから。小・中学校で取り入れられ、不登校の予防になることがわかってきました。さらには発達障がいや糖尿病などの生活習慣病、赤ちゃんの将来にかかわるようなことにも関連している可能性があることが、少しずつわかってきたのです。

「人は陽が昇ったら活動し、陽が沈んだら眠って休むというサイクルで生活をします。また、その生活に対して適切に働く体内時計を構築しました。現代は夜遅くまで活動する人が多い夜型社会になっていて、体内時計と社会生活との間に”ずれ”が生じやすくなっています」(三池先生)

体内時計の基礎をつくるのは赤ちゃん期の生活リズム

三池先生いわく、人の体内時計が確立するのは、1才6カ月ごろから2才ごろまでだそう。なので、昼夜の区別がついてくる3~4カ月ごろから、早起き・早寝の規則正しい生活リズムで過ごすことが大切だといいます。
また、妊娠中の生活リズムが、おなかの赤ちゃんの体内時計形成にかかわっているのではないかという説があり、今まさに研究が進められています。

今、赤ちゃんの眠りについて悩みがあるママ・パパは、まず正しい眠りや生活リズムの知識を身につけましょう。そして、かかりつけの小児科医や、保健センターの保健師になどに相談しましょう。赤ちゃんの専門家と一緒に考えながら、改善策を導き出すといいでしょう。
今後は“眠育”がさらに広まることで、もしかしたら不登校や発達障がいの子の数が減るかもしれません。それには、多くの人が眠りの大切さや、規則正しい生活リズムの大切さを知り、実践することが第一歩になります。(取材・文/ひよこクラブ編集部)

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