これだけは手放せない!あなたの家のお宝は?

●1955年2月15日は「初の人間国宝の指定・認定」が行われた日
これによって、歌舞伎の坂東三津五郎(七代目)ら30名が認定されました。「人間国宝」が通称として呼ばれていますが、法律的にはこの表記はなく、この日の認定を報道する為に、毎日新聞が使用した通称が定着したものでした。正しくは「重要無形文化財の保持者として各個認定を受けた者」とのことです。
無形文化財とは、演劇・音楽・工芸技術・その他の無形の文化的所産で、歴史上または芸術上価値が高いと指定されたもの。人間国宝では保持者の「わざ」について与えられます。織物などの工芸の世界のほかに、芸能では歌舞伎役者や落語家さんが知られていますよね。
あなたの家の“家宝”は?
人間国宝のように国の宝にはなれなくても、それぞれのお宅に家宝というものがあるのではないでしょうか?
お宝を鑑定するテレビ番組を見ていると、わが家にも何かあるかも!?と、思わず実家の納戸や蔵をあさってみたりもして。
みなさんのお宅には、家宝ありますか?口コミサイト『ウィメンズパーク』ママたちは?
「お宝は実家にある古い家系図。というのも、先祖が源義家でした!ただ、この時代って、町民が自分らの家柄のために名前を頂いていたこともあると聞いたので、実際に繋がりがあるかどうかは怪しいところですが…」
嘘か真かわからなくても、ロマンがありますね。
「空襲で街が焼けたので地元に残る資料は少なく、うちは運良く焼け残って昔の資料が残ったので調べてみたら、先祖は殿様の愛人でした。貴重な資料だったので、市に寄贈したら親に感謝状が贈られてました。これも家宝です」
「実家の和室を整理していたら家系図が出てきて、大元の先祖は清和天皇と書いてありビックリ!我が家の大切な家宝です」
先祖の家系図、それも名だたる先祖となると、末代まで伝えていきたいれっきとした家宝ですよね。
「土蔵には古い巻物が何十本も保管されています。そのうちの数本は、芯が水晶で出来ている高価なもの。『お宝鑑定に出したら、市の博物館に見つかってとられちゃう』と言って、由来を調べることはしてません」
まさにこれこそ真の家宝! お宝鑑定団で鑑定してもらったら評価額何億円なんてことも!?
ちょっと毛色が異なりますが、こんな家宝も。
「20年近くゆずのファン。偶然、街で北川悠仁さんと遭遇! 奇跡だと思い勇気を振り絞って声を掛けさせてもらい、サインと握手、写真まで快く撮って下さって。サインはもちろん、柔らかかった手のひらの感触も家宝になっています」
「愛する斉藤工さんのサイン会に参加しました。その時の様子を収録したDVDにばっちり自分の姿映っていて、サイン共々家宝です」
憧れの芸能人のサインや写真を家宝にしているママがたくさんいました。でも、家宝といっても、パパや子どもたちは、全く興味のない家宝でしょうけどね(笑)。
「以前発売されたananのセクシー特集、買ってしまいました。松坂桃李くんのセミヌード、キスシーン、ページを開くたびに萌え萌えです。今でも家宝です!」
「家宝は、内田善美と高野文子のマンガ。家族には、私の棺桶に入れてと頼んでいます。でも、子どもが欲しいと言えば、遺品として譲ります」
生涯大切にするという、強い強い意思を感じます…!
「“おかあさんといっしょ”の収録に当たり出演。だいすけお兄さんとたくみお姉さんとのわが子の写真!家宝だわ~」
「子どもが赤ちゃんのときのげっぷのムービー。授乳後、背中をトントンされ『……げぷっ』。それがかわいすぎて、親バカ炸裂のわが家の家宝です」
皆さん、さまざまなジャンルのお宝がありました。きっと“家族”も大切な家宝ですね。
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
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