2歳・3歳の「自分で!」は成長の証。主体的に学ぶ力が身につけられる遊びとは?
言葉への興味が芽生え、「知りたい!」という好奇心もますます旺盛になっていく2歳・3歳の子どもたち。「自分でやってみたい!」と主張することが増えてくるのが、この年代の特徴です。子どもたちの「自分で!」という気持ちをかなえられる遊びを、日々の生活の中にも取り入れてみませんか。
遊びの中で「自分で!」の気持ちを満たす体験を
1歳までは、おうちの方からの働きかけに対して、子どもが反応したり興味を示したりすることが多かったのではないでしょうか。2歳・3歳になると、子どもはさまざまなことに対して「自分でやってみたい!」という思いが芽生えるようになり、遊びにも主体的に取り組めるようになります。
この時期に、「自分で!」という気持ちをかなえ、遊びを通じて楽しく学ぶ体験をたくさんしておくことは、小学校以降も自分から学ぶ姿勢を持ち続けるためにとても重要なことです。何もかもをおうちの方主導で進めるのではなく、子どもの「自分で!」という気持ちを尊重することで、自分から興味を持って学んでいくことの楽しさを実感できる機会を増やしていきましょう。
2歳・3歳の「自分で!」をかなえるために役立つものは?
子どものおもちゃや知育教材などを選ぶときは、次に挙げるような条件を満たすものを選ぶと、2歳・3歳の「自分で!」という思いをかなえやすくなります。
・豊かな言葉や表現にたくさんふれられるもの
「もっと知りたい!」という知識欲が高まり、言葉への興味も深まる2歳・3歳の時期は、さまざまな遊びを通じて知識と言葉を増やしていくことが大切です。おうちの方がたくさん語りかけたり、読み聞かせをしたりするほかに、豊かな言葉や表現にふれられる音声や映像なども活用すると、より多くの知識や言葉を身につけることができます。
・ひとりでも取り組めるもの
2歳から3歳にかけては、「自分で!」と何でもやってみたくなる年代です。自分でやってみて、「できた!」という達成感を得られると自信が育ち、「もっとやってみたい!」という意欲につながります。子どもがひとりでどんどん取り組めるおもちゃ・教材や、おうちの方がつきっきりにならなくても音声が流れて楽しめるものなどを選ぶと、子どもの「自分でやりたい」という気持ちが満たされやすくなります。
・遊びを変化させられるもの
2歳・3歳は、成長とともに興味があるものがどんどん変わる時期なので、同じ遊びを繰り返すだけだとすぐに飽きてしまいます。遊び方のパターンが複数あるものを選ぶと、子どもは繰り返し何度も遊んでみたくなり、遊びの中で学んだことが自然と定着していきます。
・身近なシーンをまねできるもの
2歳・3歳の子どもたちは、「お店屋さんごっこ」や「お医者さんごっこ」など、身近なものや体験したことがあるシーンをまねするのが大好きです。身近なシチュエーションを再現できるおもちゃなどを用意して、遊びの中に「これ、知ってる!」「やったことがある!」と思えるものを取り入れていくと、子どもは夢中になって取り組むことができます。
2歳・3歳の今ならではの「自分で!」という気持ちを大切にしてあげたいけれど、そのために必要なものを全て揃えるのは大変そう…と感じたママ・パパは<こどもちゃれんじ ぽけっと>を試してみるのもおすすめです。
4月開講号では、「音声タッチペン おしゃべりしまじろう」を使って言葉や音にふれながら、野菜・果物、乗り物、動物・海の生き物、春の花、虫について楽しく学べる「きいて はっけん! おしゃべりまなびずかん」、音声タッチペンをのせて汽車のように走らせて遊べる知育玩具「ものしりぽっぽん」など、見て・聞いて・ふれて楽しめる教材をお届けします。
2歳・3歳の「自分で!」の気持ちをかなえる遊びにたっぷり取り組める<こどもちゃれんじ ぽけっと>4月開講号は、ただ今、受付中です。
「自分で!」という主張が強くなるこの時期は、おうちの方としてはお子さんへの接し方に悩む時期かもしれません。でも、この時期の「自分で!」は成長の証であり、将来の主体的に学ぶ姿勢につながる大切な意欲の芽生えです。おうちの方の無理のない範囲で、お子さんの「自分で!」をかなえられるようにサポートしていきましょう。
取材・文/安永美穂 取材協力/こどもちゃれんじ