たまひよ成長日記[1才6カ月と1日ごろ]古田島柚樹くんの成長の様子
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポート。1才6カ月を迎えたら、せきを切ったようにたくさんの単語を発するようになった古田島柚樹(ゆずき)くん。待ちに待った「ママ~」も出てきて感動もひとしおです。
古田島柚樹くん&麻里乃さん&良樹さん
保育園の栄養士をしていたママ。柚樹くんが1才を過ぎたのでそろそろ復職を検討中。パパは保育士でイヤイヤ期真っ最中の2才児クラスを担当。子どもの対応に慣れていて、頼りになる存在です。
もしや、イヤイヤ期に入り始めたのかも!?
「こっこ!(鳥)」「ママ」「パパ」など意味のある言葉をしっかり言えるようになりました。「時計は?」と聞くと時計を指さし、「ドナルドは?」と言うと「ぐぅあ!」と声まねをするなど、たくさんの言葉を習得中。テーブルにごはんが並ぶまでおとなしく座って待つなど、生活習慣も身についてきています。でも、成長している分、嫌なことは絶対に嫌だ!という意志を感じています。イヤイヤ!と床に寝そべったり、逃げ回ったり、イヤイヤ期に入り始めたのかも!?
お絵かきデビュー!
お絵かきデビューしました。私が描いて見せると、“白い画用紙に絵が出てくる様子”が不思議なようで興味津々の表情です。いつかはママの似顔絵を描いてね。
包丁でサクサク、ザクザク料理中
お人形のお世話などごっこ遊びが好きな柚樹。今は、私と一緒に遊びながら包丁と野菜のおもちゃでザクザク切るのがマイブーム。将来、料理好きになりそうです。
仕上げ磨きでいつも大暴れ!
歯ブラシを見ると逃げるくらい、仕上げ磨きが大大嫌い。かわいそうだけれど、押さえつけて一気に磨くしか今は手がありません。
身長の伸びが緩やかになってきました
古田島柚樹くんの発育曲線
古田島柚樹くん1才6カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]
イヤイヤは自我が芽生えた成長の証し
1才6カ月ごろに、意味のある言葉が1つ言えれば十分ですが、柚樹くんはどんどん言葉が増え、やりとりが上手になってきましたね。嫌なことは嫌というのはいわゆる自我がでてきた証拠。親の対応が困難になる時期ですが、ダメなものはダメと少しずつ覚えさせていくことも大切です。
[小児科医・若江先生教えて!]
ママ・パパが最近気になっている「スキンケアの気がかり」について先生に聞きました。
Q 肌が乾燥した場合の小児科受診の目安は?
乾燥対策として保湿クリームを塗っています。これまでとくに乾燥トラブルを起こしたことはありませんが、受診の目安は?
A 乾燥か、湿疹かの見極めが大切
湿疹にはカサカサしたタイプと、じくじくしたタイプがあります。このカサカサしたタイプの湿疹を乾燥と勘違いし、保湿剤を塗るママ・パパが多いです。皮膚が部分的にカサカサしている、赤くなっている、ぶつぶつしている、かゆみがあるなどの場合は、乾燥ではなく湿疹の可能性があります。あくまでも保湿剤は湿疹の“予防”、そして、ステロイド剤などは“治療”薬になります。湿疹は保湿剤では治らず、適切な治療薬が必要になるので、症状がひどい場合やよくならない場合は受診を。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
まとめ/井上裕紀子、岩崎緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2023年2月現在のものです。
●古田島柚樹くんのたまひよ成長日記は今回で最終回です。