誰か助けて~! 私○○難民です
●6月20日は「世界難民の日(World Refugee Day)」
1974年(昭和49年)のこの日、「アフリカ統一機構難民条約」が発効したことから「アフリカ難民の日」が制定されました。
しかし、アフリカに限らず、世界各地で難民問題が深刻になっています。そこで、国連が2000年(平成12年)12月に、それまでの「アフリカ難民の日」を改称して「世界難民の日」に制定しました。
私、○○難民です
アフリカ、欧州で深刻化している難民問題。日本国内では、まだそれほど難民の余波はきていないようですが、難民問題を他国の話と思わず、耳を傾けることも必要ですよね。そんな平穏な日本ですが、口コミサイト『ウィメンズパーク』でもプチ難民がちらほら。
難民といっても、行き付く場所がなくなり途方に暮れていたり、探しているものが見つからずさまよっている的な難民ですが…。
「小5の母です。中学受験を考え始めています。調べると、評判の塾は小3には埋まり、ほどほどの塾でも小4からいっぱいに。中途半端な塾に入れてもどうかと。塾難民になる前に、もっと早く動いていればよかった…」
小学校受験も、中学受験も、受験する子の多い地域では、人気塾はすぐに定員オーバーになってしまいますよね。
「美容院難民です…。娘の成人式は2年も先なのに、美容院は予約でいっぱい。着物業者が押さえてしまっているとか? このままだと振袖難民にもなりそうで焦っています」
塾や着物レンタルなど、早めに動いておかないと危険、危険。
「ジーンズが楽で好きなのだけど、体重増加で普通丈のトップスで、ぴったりしたジーンズを履く勇気がありません。最近流行りのワイドシルエットもしっくりこない…。完全にジーンズ難民です!」
「現在、妊娠中の初マタです。もともとHカップの巨乳で、妊娠でさらに2サイズアップ!マタニティブラでも小さいのしかなく、どれもはみ出ちゃう…。仕方なくさらしを巻いているブラ難民です」
体型の変化と共に、何を着ればいいのか迷うお年頃です。
「同じブランドの生理用品をずっと愛用していたのに、最近どこのドラッグストアでも売ってない。ネットで調べると生産終了!? 30年近く愛用し続け、浮気をするなんて考えられない。ストックがなくなったらナプキン難民です…」
お気に入りの商品が手に入らなくなると途方に暮れてしまいます。
新入学や転勤時期によく聞くのが引っ越し難民。
「以前、引っ越し業者に電話したところ、予約いっぱいで受付自体をしていないと言われ絶望的。子どもの学校のこともあり、しばらくは身のまわりの荷物だけ持って仮住まいでした」
○○難民にならないように、早めに情報を集める、早めに予約を入れる、お目当ての商品は店頭から消える前に早めにストックですね。
難民回避の秘訣は、“早め、早め”がポイントですね。
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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