子どもも喜ぶホームパーティメニュー?!スーパーの総菜から簡単手作り品まで!
●【6月27日はちらし寿司の日】庶民の食の工夫から生まれたという説が
広島県広島市に本社を置く調理用食材の製造販売メーカー「株式会社あじかん」によって6月27日は「ちらし寿司の日」に制定されています。この日は備前の国(岡山県)の藩主であった池田光政の命日。池田光政は1654年に岡山が大きな洪水に巻き込まれたことから復興のために「倹約令」を発布。食事は「一汁一菜」にするようにと布告された庶民は、どうにかしておいしく食事を食べようと副菜の野菜や魚料理をご飯に混ぜ込むように。これが後に岡山名物である「ばらすし(ちらし寿司の一種)」原型だと言われています。
少人数のランチ会なら、ご飯は持ち寄りがお約束!
倹約しながらもおいしい食事を楽しもうとする工夫から生まれたといわれる「ちらし寿司」。具材次第では準備が簡単なのに、華やかな「ごちそう」に見えますよね。ホームパーティーのメニューに「ちらし寿司」が定番というママもいるのでは?
口コミサイト『ウィメンズパーク』のママたちは、「ホームパーティー」にどんなメニューが定番なんでしょうか?ぜひとも参考にしたいママたちのアイデアが盛りだくさんです!
「ホームパーティが大好きです。親戚や古くからの友人家族など、気心が知れた人達とやることが多いです。今までやったのは、バーベキュー、流しソーメン、タコパ。そして季節物のイベントでハロウィンやクリスマス、イースターなど。夏はプールや花火もします。来月ホームパーティをやりますが、最近ネタ切れです…」
なるほど。ホームパーティーは「テーマ設定」が肝心なのですね…。
ただ集まって料理を食べるだけでなく、みんなが楽しめる+αはどんなものがあるのでしょう?
「9月になったらお月見団子を作るのはどうですか?丸めるなら粘土遊び感覚で、幼児でもできそう。きな粉、ごま、みたらし、黒蜜と、いろいろ団子を楽しむとか。お料理は手巻き寿司で、和な雰囲気のパーティーはどうですか?」
「最近、手巻き寿司パーティをやりました。子どもは小学校低学年~幼稚園生で女の子ばかりなのですが、材料を切ったり、並べたり・・・もみんなで一緒にやりました。その方が盛り上がるかな?と思って。今までは、みんなでたこ焼きやカレーを作ったり、ホットプレートで色々と焼いたりもしました。寒い時期だと、お鍋だったり、チーズフォンデュもおすすめ」
「収穫祭でピザパーティー!食材を『収穫』してピザを作ります。もちろん『収穫』するのはスーパーにて、ですが(笑)ピザ生地は、ビニール袋の中に入れてコネコネ。気温にもよりますが、発酵時間は30分くらいです。できた生地にソースを塗って、季節の野菜などをトッピング。あとは焼くだけです」
想像しただけでワクワクするようなアイデアがいっぱい!これを実行しているホスト役のママたち、すごいですね。
パーティーとまではいかないけれど、ランチタイムに仲良しのママ友をおうちに招くことも。その場合、お昼ごはんはどうするのが正解?
「私はデリバリーにしてます。ガストとか、ほか弁とか、各々好きなものを頼むって感じですかね(^^;お互い気を遣わず良いですよ(^^)d」
「だいたいガストの宅配です。前日までにそれぞれメニュー決めて、集合する家の人が代表で予約注文しておきます。その後、お茶を出して、お菓子はみんなの持ち寄りです」
「家に呼べるほどの距離感の相手なら、いちいち作るなんてめんどくさっ、ピザでも取ろうよーと言っちゃいます」
「先にお昼どうする?って確認して、スーパーやらマックやらで調達してくるか、各自持参かな」
「私はご馳走するのが好きだったので作って食べてもらっていました。しかし、年がたつにつれてめんどくさくなってしまったので、数人いれば持ち寄りにしよう!と声を掛けます」
「友達によっては、お邪魔した時に、手作りでもてなしてくれるので、その友達には手作りでもてなしました。が、疲れ果てて楽しめませんでした泣」
手作りはお互いに負担になるようですね……。
デリバリーかお互い持参が気が楽!
持ち寄りの一品はお祭りの屋台的「子どもウケ」料理でOK
「持ち寄り」としてお料理一品必要になることも。
特に料理が苦手な場合、何を持っていったらいいか悩みます!!
「定番過ぎるけど唐揚げ・・・・かぶるかな?子どももいるならフライドポテト。プチトマトでも飾って華やかに。手抜きだけど、おそらく大人気だと思います」
「以前、焼きそばを作って来てた人がいて子どもたちに大人気でしたよ。冷めても美味しいし」
「業務用のフランクフルトを買って焼くだけ!周りにレタスとプチトマト飾ればOK。20本位はいってるはず。子どもがいるから串だけは外すかもしれない」
「市販の冷凍のものを揚げただけ。とかでも全然いいと思いますよ。ナゲットとかそういうのでもいいと思います」
「持ち寄りだと、誰かしら、焼き鳥持ってくる率が高い気がします。スーパーで買えるし、食べやすくて人気ですよー」
「おいなりさんか手毬寿司。ご飯物が欲しくなるので、私はよくおいなりさんを作ります。市販のおいなりさんのお揚げを買ってご飯を詰めたら、口の部分を上にして、錦糸卵とイクラを少し乗せるだけで、ぐっと華やかなおいなりさんになりますよ。ちなみに中のご飯は「寿司太郎」のようなちらし寿司の素を使います」
インスタ映えしそうなおしゃれなものや、凝ったものでなくてもいいんですね!子連れパーティーならば「子どもウケ」が何より!!
メインおかずが多くなると予想して、あえて違う路線で攻めるママも。
「みんなメインになるものを持参してくれると予想して、私はオニオンリングやワンタンの皮にチーズを挟んで油で揚げた物など、おつまみ的なものを持参していました」
「買っていっても良いなら、パン屋でバターロール買って、切れ目を入れて持って行く。唐揚げとか焼きそばがありそうなので、挟んで食べる用に(笑)」
「大きい1~2リットル入りのアイスクリームに、カルディーなど輸入食料品店でコジャレたクラッカーやプレッツェル、ウエハースなどを足して。もしくはフローズンフルーツを足す。一気に豪華なデザートです」
「フルーツで。ホストの裁量で、その時にデザートで出してくれるなり、(持ち寄りが多くて食べきれない場合でも)ホストへの手土産になったり、みんなで小分けにして持ち帰ったりできるし」
「おしゃれに見えるけどカンタン!」レシピも聞いてみました。
「スパニッシュオムレツは、名前はシャレてるけど、要は、具だくさんの丸型卵焼き(笑)です。ベーコン、マッシュルーム、玉ねぎさえ入れておけば、あとの具は、意外と何でも大丈夫♪キッシュも似たようなものです」
「オーブンがあればオーブン料理が楽で豪華に見えるのでよく作ります。ミートローフは普段のハンバーグのたねに私はクリームチーズなどを混ぜて作ります。冷めても美味しいし、簡単だからおすすめです」
「ブルスケッタ。トマト切るくらいだし、簡単!タッパーに入れて、カットしたフランスパンと一緒に持ってく」
そもそも前もって分担や持参するものを決めたり連絡したりしておくのが賢いやり方。
「我が家主催で6組ほどでやった時は、
私が『●●と△△など(割と多め)ご用意していまーす』とメールすると、別の方から、『じゃあ私はパン屋さんで惣菜パン見繕っていきます』『フルーツ買っていくねー』『ジュース買っていこうか?』など、連絡くれたので、とてもバラエティ豊かなパーティになりました」
「私はそういう持ち寄りの会をやった時は、大体の担当を決めたのでかぶりませんでした」
みんな「これなら間違いない!」という一品料理のネタを持っているんですね。焼くだけ・揚げるだけでもいいと聞くと安心します。
(文・古川はる香)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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