いざという時のために!消火器置いていますか?
●1月19日は「家庭消化器点検の日」
1月19日は「1」と「19」で119番となることから、全国消防機器販売協会が「家庭用消火器点検の日」としました。
ちなみに、11月9日は、消防庁が定めた「119番の日」。
総務省消防庁のデータによると、平成29年の1月~3月における火災の総出火件数は 11739 件。これは、およそ 1 日当たり130件、11 分ごとに 1 件の火災が発生したことになります。 火災種別では建物火災がだんとつの6312 件! そして、住宅火災による死者は 338 人でした…。
建物火災の出火原因を件数が多い順にみると、コンロが774 件、ストーブが689 件、続いてたばこが629 件になっています。
あなたのお宅に消火器ありますか?
みなさんのお宅には消火器はありますか?
口コミサイト『ウィメンズパーク』のママたちのお宅には消火器は置いてあるでしょうか?
「賃貸の時は自治会に加入しないといけなかったので自治会から支給され、玄関に置いていました。今は持ち家で自治会に入っておらず、自分でも買ってないので消火器ないです」
「消火器、いくらぐらいなの? 安ければ買うけど…」と、意外と置いていないお宅ありました。
「やはり家事が怖いので、ガスコンロの横にスプレー式のを置いています。あっ、今見たら使用期限が2年前!消火器って期限あるんですね!?」
「キッチンの戸棚の下に置いてます。そういえば、使用期限確認してなかった!」
「古いものだと、爆発する可能性があると、昔学校で習いました。実際に爆発した実演を見ました。その時の、怖さが忘れられません。以来、期限が過ぎる一カ月前には交換です。あんな風に家で爆発されたらかないません!」
調べてみると、住宅用消火器の使用期限はおおむね5年くらい。
使用期限を過ぎた消火器は破裂による人身事故の危険があるそうなので、本体ラベルの使用期限を要チェックですね。
また、消火器にもいくつか種類があって、
「粉末系消火器」は、速効で火勢を抑えて消火。放射時間が比較的短いので、火元を的確に狙うことが大事。
「水系消火器」は、冷却効果が高く浸透性があり再燃を防止します。放射時間が長いので落ち着いて消火できます。
「ガス系消火器」は、窒息効果で素早く消火します。消火薬剤がガスなので電気施設や精密機械なども汚損しません。
油を使うキッチン、たばこを吸うリビングなど、置く場所によって種類を使い分けることも消火器を選ぶ時の大切なポイントに。
特に火災件数が増える冬の季節。火の元には充分に注意しましょうね。
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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