おすわりが上手に!【8月生まれ】赤ちゃんの3月のお世話
8月生まれの赤ちゃんは、このころどんな様子なのでしょう?
ママやパパの支えなしでもおすわりができるようになる「生後7カ月」の赤ちゃん。ベビーカーでのお出かけもラクになってきます。そんな8月生まれ赤ちゃんの3月の過ごし方を紹介します。
手を前につかずに一人座りができるように!
このころの赤ちゃんは、手で支えなくても、背すじを伸ばして一人で座っていることができるようになります。うつぶせにすると、片手で上半身を支え、もう片方の手でおもちゃをつかむこともできます。寝返りは自由自在になるので、もうあおむけでジッとしていることは少なくなります。
また、これまでは、目についたものに手を伸ばし、5本の指全体でわしづかみにしていましたが、指先が器用になり、指を熊手型にして引き寄せてつかめるようになります。徐々に指先を使って小さなものを引き寄せてつかめるようになっていきます。
離乳食は、1日2回食が定着してきます
このころになると、離乳食も1日2回が定着し、生活リズムも規則正しく整っていきます。2回食が定着してきたら、舌でつぶして食べる練習をしましょう。ヨーグルト状のものを口を閉じて飲み込め、1回におかゆとおかずを合わせて子ども茶碗半分くらい食べられるようになったら次のステップへ。そろそろ舌が上下に動かせるようになるので、舌と上あごでつぶしてもぐもぐする練習を始めます。水分の少ない、いものマッシュや、やわらかく煮てみじん切りにした野菜や魚などに挑戦をしてみてくださいね。
離乳食からとる栄養が30~40%になります。離乳食のあとには母乳やミルクを欲しがるだけあげましょう。
ベビー服選びは、安全面をチェックして
赤ちゃんの衣類が原因で思わぬ事故につながる場合があります。とくに気をつけたいのは、フードやひもがついたデザイン。ドアや遊具にはさまったり、引っかかったり、引きずられたり、自転車に巻き込まれたりすることがあります。ボタンやレースなどの飾りが引っかかったり、取れて誤飲事故を起こすことも。衣類は安全面にも気をつけて選びましょう。
また、春もののウエアは、吸湿性のいい長袖Tシャツやズボンを用意しましょう。まだ寒暖差があるので、温度調整用に薄手のはおりものがあると便利です。日差しが強くなってくるので、帽子も忘れずに。
いかがでしたか? おすわりが上手になり、体全体を使った遊びが楽しめるようになる「生後7カ月」の赤ちゃん。ママやパパと体を使ってダイナミックな遊びを楽しんでくださいね!
(文・たまひよONLINE編集部)
※『8月生まれの赤ちゃんガイド』(ベネッセコーポレーション刊)より抜粋
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