人見知りがピークに!【8月生まれ】赤ちゃんの4月のお世話
8月生まれの赤ちゃんは、このころどんな様子なのでしょう?
はいはいで移動することが多くなる、「生後8カ月」の赤ちゃん。人見知りがピークになるころです。そんな赤ちゃんの4月の過ごし方を紹介します
おすわりがさらに安定、はいはいする子も!
このころになると、はいはいをする子が多くなります。最初は腹ばいから後ずさりしたり、回転したり、おなかをつけたままひじを使って進む「ずりばい」から始まり、やがて両手、両ひざを使って移動するはいはいになっていきます。はいはいをせずにつかまり立ちする子もいますが、心配はいりません。
また、おすわりが安定し、座ったままで横にあるおもちゃを取れるようになります。おすわりの状態から、ものにつかまって少し腰を上げることもできるようになります。運動量が増えるので食べる量が増えてきます。
人見知りはゆったり見守って
このころの赤ちゃんは、人見知りがピークになるころです。人見知りが激しいと、ママもパパも困ってしまいますが、まずはしっかり抱っこして安心させてあげましょう。ママやパパが楽しそうに話す様子を見せて、その人がこわい人ではないことがわかると、おさまる場合もあります。発達の過程なので、おおらかに見守ってあげましょう。1才を過ぎればおさまってきます。
また、4月も生活リズムを整えて生活習慣を身につけるようにしましょう。はいはいをはじめたら安全に遊べるスペースを作り、いま一度家中の安全チェックをぬかりなくしましょう。体をたくさん動かせるように、天気のいい日は公園や児童館などへ行って遊ぶのを習慣にするのもいいですね。広い空間で自由に遊ばせてあげましょう。
小さなものは手の届かないところへ
おすわりやはいはいをするようになると、いろいろなものが視野に入るようになり、興味をもったものをつかみ、口に入れたりなめたりするようになります。ピーナッツ、タバコ、ヘアピン、薬、硬貨、電池などの小さなものを飲み込んだり、のどに詰まらせて窒息することも。危険なものは、床から1m以上の高さに置き、整理整頓を心がけましょう。
いかがでしたか? ずりばいやはいはいができるようになり運動量が増える「生後8カ月」の赤ちゃん。春の陽気をたのしみながら、昼には公園や児童館で思う存分遊ばせましょう!
(文:たまひよONLINE編集部)
※『8月生まれの赤ちゃんガイド』(ベネッセコーポレーション刊)より抜粋
amazonで詳しく見る