離乳食が1日3回に!【生後9ヶ月】赤ちゃんの6月の世話
はいはいが上手になり、つかまり立ちをする子も。少しずつ言葉の意味を理解するようになる「生後9ヶ月」の9月生まれ赤ちゃんのお世話のポイントを紹介します。
ママが大好き! 後追いをする子も
「生後9ヶ月」の赤ちゃんは、はいはいができる子が多くなり、つかまり立ちをする子も出てきます。おすわりはすっかり上手になり、体を前に傾けたり、体をよじって後ろのモノを取ったりしても、バランスが取れるようになります。はいはいでママの後を追い見えなくなると泣く後追いする赤ちゃんも出てきます。キッチンやバスルームまで探し回り、思わぬ事故につながることもあります。赤ちゃんにはわからないからと黙ってそばを離れるのではなく、「ママ、トイレに行くね」などとひと声かけて行きましょう。大泣きすることがあっても、ちゃんと帰ってくることがわかるようになり、待てるようになりますよ。
栄養のメインは離乳食に
そろそろ栄養のメインがおっぱい、ミルクから離乳食に入れ替わります。離乳食がしっかり食べられるようになると、食後のおっぱい・ミルクの量は徐々に減っていきます。哺乳びんやコップを両手で持って口に運ぶようになりますが、一人では上手に飲めません。コップで飲む練習は、最初は浅めの小さい器に少量の飲み物を入れ、ママやパパが器をゆっくり傾けてあげましょう。
上手にモグモグして飲み込めるようになってきたら、離乳食を1日3回に。舌でつぶせないバナナくらいのかたさのものを口の中で左右に移動させ、歯ぐきでかんで食べるのが目標です。
戸棚にロックをつけて安全な環境づくりを
はいはいやつかまり立ちが上手になり、指先も器用になってくるので、家中の安全対策をしましょう。引き出しや戸棚を開けて中のものを引っ張り出して口に入れることもあります。キッチンや食器棚、洗面台の棚などには、開けられないようにロックをします。市販のセーフティグッズなども活用するといいですよ。
早寝早起きの生活習慣が整っていない場合は、生活リズムを立て直したい時期です。起きる時間が遅いと3回目の離乳食をとるのが遅くなり、就寝時間も遅くなって早起きができないという悪循環に。19時までには3回目の離乳食が終えられるように1日の過ごし方を見直しましょうね。
行動範囲が広がるものの、まだ赤ちゃんには危ないことがわかりません。整理整頓で事故を予防して赤ちゃんとの日々を楽しみましょう。
(文:たまひよONLINE編集部)
※『9月生まれの赤ちゃんガイド』(ベネッセコーポレーション刊)より抜粋