祝★ハーフバースデー【生後6ヶ月】の成長とお世話のポイント

「生後6ヶ月」の赤ちゃんは、支えがあればおすわりができるようになります。おもちゃの持ち替えも上手になる、12月生まれの赤ちゃんとの6月の過ごし方を紹介します。
手の使い方が上達してきます
「生後6ヶ月」になると、少しの間なら一人でおすわりができるようになります。まだ、背中を丸めて、前に両手をつく不安定な姿勢なので、倒れて頭をぶつけないように注意して。手の使い方も上達してきて、両手におもちゃを持ったり、右から左に持ち替えたりする子が増えてきます。ハンカチが顔にかかると自分で取ることもできるように。このころの赤ちゃんは「いないいないばー」が大好き。大好きなママやパパの顔がかくれたり、現れたりすることが楽しいのでしょう。
また、胎児のときにママから胎盤を通してもらった免疫がなくなってくるころなので、ウィルス性の感染症にかかりやすくなります。そろそろ突発性発疹などで突然熱を出す子も多くなります。このころから2才ごろまでは、よく感染症にかかります。
生活リズムを整えて
昼間はお散歩などで活動的にすごし、早寝早起きのリズムを定着させたいのもこのころ。これからだんだん暑くなってくると、おむつかぶれ、あせもや湿疹など肌トラブルで、ぐっすり寝られない赤ちゃんも。散歩や昼寝のあとなど、汗をかいたらシャワーでさっぱり洗い流してあげて。おふろとシャワーで、肌を清潔にし、心地よく眠りにつけるようにしましょう。
離乳食も開始から1カ月ほどたったころですね。ポタージュ状の離乳食を、唇を閉じてごっくんと飲み込めるようになったら、1日2回に進めます。2回目の離乳食は1回目から3~4時間あけて。夜遅くなると就寝時間が遅くなるので、19時より遅くならないほうがよいですよ。1日にとる栄養の8~9割はまだ母乳やミルクから。離乳食のあとは欲しがるだけ飲ませてあげてくださいね。
寝返りを始めたら家中の安全対策を
まだ早いと思っても、家中の安全対策を始めましょう。階段の上と下やキッチンの入り口には柵をとりつけます。おふろの浴槽に落ちておぼれることがあるので、浴室のドアに鍵をかけ、湯を抜く習慣をつけましょう。バケツや洗面器に水を張ったままにしておくのもNG。また、ベランダに一人で出られないように、出入り口にロックをつけるのもよいでしょう。行動範囲が広がってくるので、引き出しや戸棚の扉につけるロック、家具の角に着けるコーナークッション、コンセントカバー、ドアストッパーなどのセーフティグッズで赤ちゃんを危険からガードしましょう。
ハーフバースデーを迎える、12月生まれ赤ちゃん。誕生からの半年間を振り返り、これからの健やかな成長を願って家族でお祝いをしましょう。
(文:たまひよONLINE編集部)
※『12月生まれの赤ちゃんガイド』(ベネッセコーポレーション刊)より抜粋
■おすすめ記事
・時短とフルタイムでの復帰、どっちがいいの?ママの職場復帰Q&A
更新