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妊娠中期からのおなかの張り、「危険な張り」と「安全な張り」の違いは?

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妊婦さんの多くが体験する「おなかの張り」。おなかがかたくパンパンになったりする状態をいいますが、これには様子を見ていいものと、すぐに受診が必要なものが。
なぜ張るのか、安全な張りと危険の張りの違い、そしてどんな危険があるのかをまとめてみました。

そもそも「おなかの張り」の原因って? 張っていると危険なの?

妊娠中のおなかの張りとは、子宮が収縮している状態をいいます。
子宮は伸縮性のある子宮筋という筋肉でてきていて、赤ちゃんの成長とともに徐々に大きくなります。引き伸ばされた筋肉は反射的に縮もうとすることがあり、このときにキュッとかたくなります。
このおなかがかたくなった様子を、妊婦さんは「おなかの張り」と感じるのです。
おなかの張りには、生理的な(安全な)張りと危険な張りがあり、生理的な張りであれば赤ちゃんにも妊娠経過にも影響はなく、問題ありません。
しかし、張りの中には流産や早産につながるようなものがあり、これは危険な張りとして注意が必要です。

安全な張りとは、休めばすぐに治まるもの!

子宮は赤ちゃんの成長に伴い、風船のようにふくらみますが、一時的に元に戻ろうと子宮が収縮し緊張すると、「張り」として感じることがあります。
ただ、このような張りは一時的で、数分で治まることがほとんど。
そのほか胎動などが原因のこともありますが、しばらく休んで治まるなら「安全な張り」でしょう。
安全な張りの目安としては、妊娠29週以前は1時間に2回までの張り、妊娠30週以降は1時間に4回までの張り、横になる・座るなど少し休んでいれば治まる、胎動が感じられる、これらが挙げられます。
このような張りなら、次の健診まで様子を見ても大丈夫。ただし、頻回ならば健診時に必ず相談しましょう。

危険な張りとは休んでも治まらない、長め・強めの張り

一方で、おなかの張り(=子宮収縮)は、お産の予行練習という面も。
お産が始まると、強い子宮収縮が周期的に起こり、子宮口が開きます。
このような強い収縮(=張り)が妊娠37週より前に起こると流産・早産につながる恐れがあり、とても危険。いつもより回数が多い・強い・長い・治まらない張りは、一度受診して。
危険な張りが起こりやすくなる主な原因として、子宮の血流が悪くなっている、感染など子宮環境の悪化が考えられます。
症状としては、妊娠29週以前は1時間に3回以上の張り、妊娠30週以降は1時間に5回以上の張り、出血がある、持続的な痛みがある、しばらく休んでも治まらないなど。
このような張りなら、危険な張りである恐れがあります。子宮の中でなんらかのトラブルが起こっているか、流産・早産へつながる場合もあるので、なるべく早く産院へ連絡して指示を仰ぎましょう。

「おなかが張ったかな」と感じたら、いったん休み、様子を見るようにしましょう。おなかの張りとかたさに敏感になることで、赤ちゃんとママの体を守ることができます。(文・たまごクラブ編集部)

参考文献:2016年 たまごクラブ10月号 巻頭大特集「おなかの張りとかたさ」P.34~37

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※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。

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