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【医師監修】[予防接種]2ヶ月になったら接種を開始したいヒブワクチンを小児科医が解説

vchal/gettyimages

ヒブ(Hib、インフルエンザ菌b型)が原因の細菌性髄膜炎(さいきんせいずいまくえん)は、0歳代後半に発症することが多く、かかると重症化しやすい感染症。治っても、発達や知能、運動の障害、難聴(なんちょう)などの後遺症をもたらすことが多く、命を落とすケースもあります。2ヶ月から接種可能なので、早めに接種を開始させ、できれば6ヶ月までに3回の接種を終わらせましょう。小児科医の山中龍宏先生に詳しくお話を伺いました。

【記事監修】

緑園こどもクリニック 院長

山中龍宏 先生

Profile

1974年東京大学医学部卒業。同小児科講師、焼津市立総合病院小児科科長、こどもの城小児保健部長を経て99年から現職。NPO法人Safe Kids Japan理事長など。

参照/Safe Kids Japanホームページ、『事故防止ハンドブック』(消費者庁)

ヒブワクチンは接種回数に注意!接種の注意点は?

ヒブや小児用肺炎球菌(しょうにようはいえんきゅうきん)ワクチンは、接種回数が多いので、同時接種するパターンがよく見られます。7ヶ月以降に接種を開始した場合、接種回数は減りますが、細菌性髄膜炎の発症ピークは6~11ヶ月の赤ちゃんなので、接種の引き延ばしはおすすめしません。

スケジュール立てがこの接種のポイント

6ヶ月までに、4~8週間隔で3回接種を済ませるのが理想。もし、接種開始が7ヶ月以降になってしまった場合、接種回数が異なるのでかかりつけ医に相談して。小児用肺炎球菌や四種混合と同時接種すれば、予定が立てやすくなります。

副反応はあるの?

接種部位が腫(は)れたり、発熱したりなどの軽度の副反応が起こることはありますが、いずれも1~2日で自然に治まるようです。先進国では重度の副反応は見られず、安全性が確立されていますが、発熱が続くなどの症状があれば受診して。

ヒブワクチンの早わかりチェックリスト

[定期or任意]
☑定期接種

[ワクチンの種類]
☑不活化ワクチン

[接種方法]
☑皮下注射

[接種回数]
☑2~6ヶ月開始は4回
☑7~11ヶ月開始は3回
☑1歳以降開始は1回

[次の別の予防接種との間隔]
☑中6日以上

[接種時期]
☑ 2ヶ月から接種可能。1回目の接種時期により接種回数と間隔が異なります。
(できれば6ヶ月までに4~8週間の間隔で3回接種、3回目の接種後、7ヶ月以上空けて1歳を過ぎたら4回目を接種)

[防げる病気]
☑ヒブによる細菌性髄膜炎・細菌性肺炎(さいきんせいはいえん)など

生後2ヶ月から6ヶ月の間に3回接種するとなると、スケジュール管理が難しいかもしれませんね。接種前は、赤ちゃんの体調管理も気になるところ。小児科医に相談して、ほかの予防接種との同時接種のことなども詳しく聞いた上で受けると安心でしょう。(文・ひよこクラブ編集部)

■参考:「いつでもどこでもHAPPY育児生活ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)

初回公開日 2018/07/25

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