ママやパパをジッと見つめるよ!【生後1ヶ月】赤ちゃんの9月のお世話
8月生まれの赤ちゃんは、このころどんな様子なのでしょう?
出生時から1ヶ月ほどで体重が1kg前後増え、丸みを帯びてきた「生後1ヶ月」の赤ちゃん。視力や聴力が発達し、ママやパパが近づくとジッと見つめるようになります。そんな8月生まれ赤ちゃんとの9月の過ごし方を紹介します。
顔の向きを変えたり、授乳のリズムができてきます
このころの赤ちゃんは、あおむけで顔を左右に動かせるようになり、うつぶせでもあごを少し持ち上げられるようになります。手足をよく動かすようになりますが、まだ意識的に動かすことはできません。顔に布などがかかると取ることができないので、窒息などに注意しましょう。また、おっぱいを吸う力がつき、ママのおっぱいもよく出るようになるので、一度にまとめて飲むようになります。少しずつ授乳のリズムができてきて、2~3時間おきになる子が増えてきます。
おっぱいは「欲しがったら飲ませる」
生後1ヶ月を過ぎても、昼夜の区別なく、赤ちゃんのペースに合わせたお世話の毎日です。おっぱいも「欲しがったら飲ませる」が続きます。ママもつらい時期ですが、授乳のリズムができるまでもう少し。家事もお世話も無理をせず、パパや周囲の協力を得ながら乗りきりましょう。母乳不足が心配なときは、母乳外来や1か月健診で相談してみましょう。1か月健診は育児の不安を相談できるいい機会です。出産した病院で、赤ちゃんの成長の様子、健康状態を確認します。気になることを母子手帳にメモしておいて、いろいろ聞いてみましょう。替えのおむつ、おしりふき、着替え、おくるみかバスタオルなども忘れずに。車で行く場合はチャイルドシートを使いましょう。
手洗いを小まめにしましょう
季節の変わり目は体調をくずしやすい時期です。風邪を引かないように気をつけましょう。赤ちゃんはママのおなかで免疫をもらって生まれてきますが、ママがその病原体への免疫を持っていない場合は、赤ちゃんに感染してしまうことが。パパも病原体を家の中に持ち込まないように、外から帰ったときはもちろん、手洗いとうがいを小まめにしましょう。かかるとこわい病気から赤ちゃんを守るために、1才までに受けておきたい予防接種はたくさんあります。生後2ヶ月から受けられるものがあるので、なるべく早く受けましょう。
退院してからずっと室内で過ごしていた赤ちゃん。少しずつ外気浴をスタート。やさしく声をかけながら赤ちゃんのお世話をしましょう。(文・たまひよONLINE編集部)
※『8月生まれの赤ちゃんガイド』(ベネッセコーポレーション刊)より抜粋
amazonで詳しく見る
■おすすめ記事
・【季節の変わり目】赤ちゃんの感染症予防はこうしよう!