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もう混乱しない!赤ちゃんの予防接種スケジュールの立て方ポイント8

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vchal/gettyimages

赤ちゃんが受けられる予防接種の数は多く、それぞれ時期や間隔が決まっています。とくに生後6ヶ月まではスケジュールが過密になりやすいので、接種は2ヶ月からスタートするのがおすすめ。また、同時接種を活用するとスムーズに進めることができます。計画立てに一役買う8つのポイントを、小児科医の山中龍宏先生に伺いました。

ポイント1:定期接種と任意接種を分けずに受ける

定期接種を優先しすぎて任意接種を後回しにすると、その間に赤ちゃんが感染症にかかってしまうリスクがあります。任意接種の病気には、感染力が高く流行しやすいものもあるので、接種時期を逃さないように注意を。任意と定期とを分けずにスケジュールに組み込みましょう。

★次の項目に当てはまる場合は、積極的に任意接種を検討して

☑住んでいる地域で流行している(インフルエンザ、おたふくかぜなど)
☑きょうだいがいる(おたふくかぜなど)
☑保育園に通っている、通う予定がある(おたふくかぜ)

ポイント2:集団接種の予定を確認する

自治体によっては、BCGなどを集団接種しているところもあります。集団接種は日程が限られているので、自治体のホームページや広報紙などで早めにチェックしておいて。

ポイント3:接種できる時期が来たらすぐに受ける

ワクチンは、接種が推奨される時期が決まっています。受けもれないためにも、その時期が来たらすぐに接種を。

2ヶ月になったらヒブ小児用肺炎球菌B型肝炎の接種をスタートさせ、1歳になったらMR、水痘やおたふくかぜ…と進めるのがおすすめ。

ポイント4:生ワクチンは中27日以上!不活化ワクチンは中6日以上!

生ワクチンは中27日以上、不活化ワクチンは中6日以上空けなければ、次の接種ができません。単独接種の場合、生ワクチンを先に受けると、4週間後まで別のワクチンを接種できないので要注意。

ポイント5:季節性のあるものは流行前に接種する

インフルエンザは冬に、日本脳炎は夏に流行します。流行に季節性のあるものは、はやる前に受けるように計画してください。また、インフルエンザワクチンの効果はワンシーズンのみなので、毎年10~12月に接種を。

ポイント6:効率的な同時接種をスケジュールに組み込む

同じ日の同じ時刻に、接種部位を変えて、2種類以上のワクチンを接種することを、同時接種といいます。一度に複数のワクチンを接種すれば、スケジュールは立てやすく、通院回数も減らせます。 
また、接種したワクチンの中に定期接種が含まれていると、万が一重大な副反応が出たときに、国から補償(予防接種健康被害救済制度)を申し出られます。

★同時接種する3つのメリット

1.複数の免疫が短期間で得られる
2.通院回数を減らせる
3.スケジュールが立てやすい

ポイント7:迷ったら、必ずかかりつけ医に相談する

同時接種や副反応に気がかりがあれば、必ずかかりつけ医に相談を。あやふやな知識のまま、接種しないでいたり、接種スケジュールをずらしたりしないでください。 
また、体調などによって、スケジュールどおりに接種できないこともあるでしょう。一度、予定がずれると、そのあともどんどんずれてしまいがちになります。スケジュールの立て直しも、かかりつけ医に相談してください。

★かかりつけ医が混んでいたらどうする?

混んでいても、予防接種はなるべくかかりつけ医で! 予定がずれたときや副反応が気になったとき、頼りになるのは、これまでの赤ちゃんの状態を知っている、かかりつけ医です。もし、混んでいたとしても、別の病院で接種するのはなるべく控えて。

ポイント8:大切な追加接種を忘れないようにする

追加接種は、より高い免疫効果を長期間持続させるために大切なもの。ワクチンによって、接種する時期が違いますが、忘れないで受けるようにしてください。
とくに、1歳ごろから追加接種が始まるヒブ、小児用肺炎球菌、四種混合ワクチンは、予定表に書きこんでおきましょう。

予防接種は、それぞれの特性や受ける最適な時期を把握した上で、スケジュール立てしていくことが大切です。行き当たりばったりで接種するのはNG! 困ったときは、遠慮せずにかかりつけ医に相談すると安心です。(文・ひよこクラブ編集部)

■監修:緑園こどもクリニック 院長 山中龍宏先生
1974年東京大学医学部卒業。同小児科講師、焼津市立総合病院小児科科長、こどもの城小児保健部長を経て99年から現職。日本小児保健協会 傷害予防教育検討会委員長、NPO法人Safe Kids Japan代表など。 

■参考:「いつでもどこでもHAPPY育児生活ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)

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