はいはいする子が多くなります!【生後8ヶ月】赤ちゃんの11月のお世話
3月生まれの赤ちゃんは、このころどんな様子なのでしょう?
大人の行動に興味を持つようになる、「生後8ヶ月」の赤ちゃん。触ると音が出たり変化したりするものが大好きで、大人が使う道具に触れたがります。そんな赤ちゃんの11月の過ごし方を紹介します。
身近な人への愛着が強く、人見知りがピークに
このころの赤ちゃんは、ママやパパへの愛情が増して、人見知りがピークに。これは、身近な人との信頼関係がしっかり築けている証拠です。見知らぬ人を泣いて怖がる場合、無理に抱かせたり、なじませようとしないで、おおらかに見守ってあげましょう。慣れない場所を嫌がる「場所見知り」をする子もいます。
そろそろ生活リズムを整え、基本的な生活習慣を身につけるようにしましょう。はいはいを始めたら、安全に遊べるスペースを作り、いま一度家中の安全チェックをぬかりなく。体をたくさん動かせるように、1日1回は公園や児童館などへ行って遊ぶのを習慣にするのもいいですね。
離乳食はモグモグの様子をみながら進めて
離乳食は、上あごと舌で食べ物をつぶして食べられるように練習していきます。一度に口に入れる量が多すぎたり、次から次へと口へ運ぶと、丸飲みしてしまいがち。赤ちゃんがモグモグしているか観察しながら、ちょうどいい量をゆっくり口に運びましょう。食べ方が早いときは、「モグモグね」と、ママやパパがモグモグして見せて。赤ちゃんの食が進まないときは、ごく少量の塩やみそ、しょうゆを使って味に変化をつけてみて。
下の前歯に続いて上の前歯が生えてきたら、歯磨きの習慣をつけ始めましょう。自分でやりたそうなら、ベビー用歯ブラシを持たせてみます。そのあと、ママやパパが仕上げ用歯ブラシで磨きます。1日1回、なるべく寝る前に磨き、磨いたあとは湯冷ましや麦茶を飲ませます。むし歯予防のためにも、夜中の授乳は卒業していきましょう。
ママやパパはうがいや手洗いを徹底しよう
寒い冬が近づき、そろそろ風邪やインフルエンザが流行り始めるころです。ママやパパは家へ帰ってきたら、必ずうがいと手洗いを忘れないようにしましょう。手洗いは、泡立てた石けんで、手の甲、指の間、指先、手首までていねいに洗い、洗ったあとはよく乾かします。赤ちゃんも外から帰ってきたら、ママやパパが抱っこして手を洗ってあげましょう。
はいはいを始めたり、人見知りもピークを迎えますが、安全に気を配りながら、公園や児童館で存分に遊ばせてあげましょう!
(文:たまひよONLINE編集部)
※『3月生まれ赤ちゃんガイド』(ベネッセコーポレーション刊)より抜粋
amazonで詳しく見る