そろそろ歯が生え始める子も!【生後7ヶ月】赤ちゃんの11月のお世話
4月生まれの赤ちゃんは、このころどんな様子なのでしょう?
要求があると泣かずに「アーアー」などと声を出して訴えるようになる「生後7ヶ月」の赤ちゃん。一人座りも上手になります。そんな4月生まれの赤ちゃんの11月の過ごし方を紹介します。
支えなしでもおすわりできるように!
このころの赤ちゃんは、手で支えなくても、背すじを伸ばして一人で座っていることができるようになります。うつぶせにすると、片手で上半身を支え、もう片方の手でおもちゃをつかむこともできます。寝返りは自由自在になるので、もうあおむけでジッとしていることは少なくなります。
また、これまでは、目についたものに手を伸ばし、5本の指全体でわしづかみにしていましたが、指先が器用になり、指を熊手型にして引き寄せてつかめるようになっていきます。
基本的な生活習慣を身につけていきましょう
生後7ヶ月ごろになると、離乳食も1日2回が定着し、生活リズムも規則正しく整ってきます。朝起きたら着替えて顔をふく、外から帰ったら手と顔をふく、夜寝る前にパジャマに着替えるなど、基本的な生活習慣も身につけるようにしていきましょう。
また、おすわりが上手になると、体全体を使った遊びが楽しめるようになります。ママやパパがひざを立てて座り、赤ちゃんをひざに座らせてすねの上を足の甲に向かって「滑り台」、ママやパパと赤ちゃんが向かい合って座り、手をつないで前後に倒れる「ぎっこんばったん」などもおすすめです。おすわりの姿勢でバランスをとる能力も身につきます。
ママやパパはうがいや手洗いを徹底しよう
寒い季節に向かい、そろそろ風邪やインフルエンザが流行り始めるころ。ママやパパは家へ帰ってきたら、必ずうがいと手洗いをしましょう。手洗いは泡立てた石けんで、手の甲、指の間、指先、手首までていねいに洗います。赤ちゃんも外から帰ってきたら、ママやパパが手をふいてあげたり、抱っこして手を洗ってあげてもいいでしょう。
ウイルス感染症にもかかりやすい時期です。赤ちゃんが熱を出すとママやパパはあわててしまいますが、熱の高さよりも全身の様子をよくみましょう。熱があっても食欲があり、機嫌がいいような場合は、まず様子をみても大丈夫。夜なら朝まで待って受診しましょう。反対に熱が低くても機嫌が悪い、食欲がない、水分がとれないなどの場合はすぐに受診しましょう。
ひんやりとした空気が心地よい季節。体全体を使ったダイナミックな動きができるようになった、生後7ヶ月の赤ちゃんとの遊びやお出かけを楽しんでくださいね!
※『4月生まれの赤ちゃんガイド』(ベネッセコーポレーション刊)より抜粋
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