1. トップ
  2. 赤ちゃん・育児
  3. 「パパもワンオペできる」が理想!ママの職場復帰をスムーズにするためのパパの『両立戦略』

「パパもワンオペできる」が理想!ママの職場復帰をスムーズにするためのパパの『両立戦略』

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Ljupco/gettyimages

もうすぐ新年度。職場復帰に不安を抱えるママも少なくありません。
ママがスムーズに復帰をするには、パパのサポートが必須。夫婦でどのように両立の戦略を立てるといいのかを、ファザーリング・ジャパンの塚越学さんに伺いました。

「家事・育児はチームで取り組むことだと心得るべし」

【できない家事を減らす努力を】
「仕事はできないことがあれば、できるように努力するのが当たり前。それは家事・育児も一緒で、経験を積んでパパ1人でできるようにしておくことが大事です。ママだけのワンオペでは、ママが不在の時に家庭が回らなくなるので注意して!」

【保育園の入園準備・説明会は一緒に出席】
「保活や保育園準備を、育休中のママ任せにしているパパも多いのでは。ママの職場復帰後は、子どもの急病時の対応、送迎などをパパも担当することを想定して、我が子を預ける保育園はどんなところかしっかり把握しましょう。」

【復職後の1日をシミュレーション】
「朝の支度、保育園の送迎、夕食の準備、入浴など復帰後の毎日は時間との戦い。どのように夫婦でシェアするかシミュレーションをしましょう。その他、子どもの急病時の連絡先、予防接種のスケジュールなどについても、きちんと話しあいを。」

【ママが復帰準備をする時間をつくる】
「職場復帰に向けて、ママは仕事の準備や装いを整えたいはず。子どもと一緒ではゆっくりできない買い物や美容院に行く時間、スキルアップの勉強時間、ホッとひと息つくための時間をつくるのもパパの役目です。」

【子どもの急病対応ができるように準備を】
「子どものケガや急病時は、パパが会社を早退してお迎えや病院に連れて行くこともあります。通院している病院、登録した病児・病後児保育、祖父母にサポートがお願いできるかをパパも確認しておきましょう。」

「職場で前例をつくるのも先輩パパの大事な役割と心得るべし」

【両立しやすい環境はイクボス育てがカギ】
「パパにとって、上司が両立に理解のあるイクボスかは重要。理解がないからあきらめるのではなく、子育てが仕事の成果につながることを実証して、自ら「イクボス育て」をしていきたいもの。あなたの頑張りが、次のパパの役に立つはずです。」

【ママの復帰前から定時退社を実践してみる】
「『○時に退社するので、それまでに何かやっておくことはないですか』と午後早めに上司や同僚に伝えましょう。その日にやるべき仕事の内容が上司と一致しているか、やり残しはないか、仕事のデッドラインは必ず確認を。」

【子育てで得たスキルを仕事の能力アップに生かす】
「チームで家事・育児を実践すると、業務遂行能力やタフネス力などの仕事の能力、リーダ
ーシップやマネジメントなどの上司力にもいい影響が出るという先行研究もあります。能
力UPのチャンスです。」

パパは家事・育児の経験値を上げることが大事

「仕事と家庭、どちらも大事だと考えるパパが増えてきました。ただし、頭では理解していても長時間労働などこれまでの働き方のままでは、平日はほぼママのワンオペになってしまいます。大切なのは、子育てはチームでやるもの。そして、パパはそのチームのスタメンだと自覚することです。

そのためには、まずパパの家事・育児の経験値を上げていくことが必要。得手不得手や、ママのやり方もあるでしょう。けれどもママもはじめから家事・育児が上手にできたわけではないはずです。4月から共働きの本番がスタートするパパであれば、週に2日は、お迎えから寝かしつけまでをやってみましょう。また、夜中の授乳やオムツ替えもママと一緒に経験しておくとよいですね。できるだけ、できない家事を減らしましょう。

理想は、ママもパパもワンオペができること。これはお互いの急病や出張などに備えて、とても重要なことです。ワンオペはまだ無理というパパは、ママが朝食をつくる間に、子どもの身支度をするといった、「〇〇していないほうが〇〇する」パラレル家事からはじめてみましょう。たとえ話しあって決めた分担通りに生活できたとしても、ママが家事をしている間にパパがテレビを見ていたら、ママはイライラするもの。同時進行で家事をする「パラレル家事」はメンタル面でも効率的。チームメイトとして互いに信頼しあえることが、チーム育児の基本です。」

チーム発展の4段階

「チームの発展には、次の4つの段階があります。

【形成期】
夫婦で「仕事と家事」の両立という同じ目的を持ちチームを形成。

【混乱期】
両立で発生した問題に対して、不安やあきらめの気持ちがで始める時期。

【標準期】
問題が発生してもあきらめず、夫婦で話しあい、歩みよることで切り抜ける時期。

【達成期】
両立にも慣れ、問題が生じても柔軟に解決できるようになる時期。


復帰前後は形成期、復帰後1年は混乱期と心得ましょう。ここであきらめるとチームから離脱し、ワンオペに。必ず標準期がくると信じて、夫婦で乗り切りましょう。」

働くママを応援する雑誌「bizmom(ビズマム)」2019年冬春号では、復帰3カ月前からのTODOのほか、復帰後3カ月のあるあるエピソードや超多忙ママパパたちの24時間、先輩ママたちが「買ってよかった」グッズもご紹介しています。ぜひチェックしてください。(文・bizmom編集部)

■監修:塚越学さん
NPO法人ファザーリング・ジャパン理事・公認会計士。大手監査法人勤務後、東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス推進部上席シニアコンサルタントとして活躍。3児のパパ。

■参考:「bizmom」2019年冬春号 特集「復帰前3カ月と復帰後3カ月のやるめきことがわかる!職場復帰Happy成功プログラム」 

■おすすめ記事
昭和な上司とどうつき合う?「パタニティハラスメント」対処法

赤ちゃん・育児

更新

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

赤ちゃん・育児の人気記事ランキング

関連記事

赤ちゃん・育児の人気テーマ

新着記事