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園の送迎時にもできる、「虫観察」、「道路の花摘み」。ぐっと広がる、子どもの世界

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親と子の手が花を渡す
Hakase_/gettyimages

初夏は、外遊びしやすい日が増えてきます。とは言っても、1〜2歳の子どもたちとの外遊び、どこでどう遊ぶのが面白いのかな?と悩んでいるママパパも多いはず。保育士の相原 里紗さんが今回ご紹介するのは、公園で、道端で、日の出ている間なら隙間時間でも出来る、小さな自然遊び。いつもと少し視点を変えて歩くだけで、子どもとの世界がぐっと広がりますよ。

相原 里紗
保育士・のあそびっこプロジェクト 主宰
(株)オールアバウトを経て国家試験で保育士に。親子×のあそび×地域を軸とした「のあそびっこプロジェクト」の他、親子とアウトドアをテーマに、ライティング、イベントの企画運営など幅広く活動中。1歳男児の母。第二子妊娠中。

関連:指を切った、物が刺さったなど切り傷・擦り傷の事故 小さい子どもがケガをしたときの応急処置&予防対策

お出かけにぴったりな春〜初夏。毎日のちょっとした時間で外遊びしてみよう

初夏は、気温が上がりつつもまだ涼しい風が吹いて外に出やすい時期。日も延びて、子どもたちが外で遊べる時間も長くなります。土日のお出かけはもちろんですが、平日の日中や夕方、まちの中の外遊びにもぴったりのシーズンです。親としても、せっかくのいい気候、お外で遊ばせてあげたいなーと思うことも多いはず。
とは言っても、幼稚園や保育園に行っていると、そんな時間はなかなか取れないというのが現実ですよね。そこで、送迎時やお買い物への移動など、ほんの少しの時間でも出来て、子どもの好奇心を育む、まちの自然に目を向けた小さな外遊びをご紹介します。

花壇で、公園で、歩道で!まちの自然を見つける小さな外遊び

写真提供 相原里紗

小さな外遊びにはどんな遊びがあるのでしょうか?
1〜2歳の子どもと一緒に出来る、外遊びを3例ご提案します!

1:まちの花壇は花盛り!保育園の帰り道でお花探し隊

花の咲く時期は、まちの花壇が子どもにとって自然への入り口です。「お花どこかなー?」と子どもに探してもらって、大人は安全を見守りながら一緒に観察します。思っている以上にいろんなところに綺麗なお花を見つけることが出来ますよ。花の名前はこの時期はそんなに重要ではありません。発見の喜びに共感し、「きれいだね」「いい匂いだね」と声をかけてあげてくださいね。安全な場所にある花壇を事前に見つけておくと良いでしょう。

2:公園でアリを観察しよう!茂みに隠れた虫観察会

動物や虫を飼っていなくても、虫の観察をする機会は意外にもたくさんあります。特に1〜2歳は、動くものに興味を示すので、小さな虫の観察にはぴったりです。身近な小さめの公園でも、アリの巣があったり、てんとう虫がいたり、ダンゴムシがいたりと、虫を見つけることが出来ます。虫を見つけたら、たった5分でも、さながら虫観察会のように子どもにとっては刺激的な時間になります。触って潰してしまったりすることもありますが、扱いは経験しながら優しく伝えてあげましょう。

3:アスファルトの隅っこからたくましい雑草が。身近なお花を集めてみよう

雑草も子どもにとっては大きな自然の一つ。特に嬉しいのは、雑草ならお花をつめること!いろんなお花を探して集めて結べば、可愛いブーケの完成です。「道に生えてるのは摘んでもいいお花だよ」と声かけをしながら集めてみてください。もちろん、安全配慮も忘れずに!

小さな外遊びに便利な7つ道具

家の近くですぐできる小さな外遊びですが、もし準備が出来るなら、下記のようなものを用意するといいですよ。
帽子、虫除け、水分
ビニール袋(採取したものの持ち帰りに)
輪ゴムや紐(採取したものを束ねるのに)
サコッシュやリュック
虫めがね(大きく見るというよりも、視点をフォーカスするのに役立ちます)
もちろん無くても大丈夫!その場にあるものを上手に使って遊んでくださいね。

「いろ」「かたち」「わらべうた」…まちの自然から広がる声かけと遊びのアイディア

そんな小さな外遊びですが、ちょっと工夫すれば遊びを発展させて、世界を広げることが出来ます。

色、形は声に出して伝えてみよう

お花や虫の観察をするときには、意識的に色や形を声に出して伝えるようにしてみましょう。「あのお花は黄色いね」「あの虫さんには丸い点々がついてるよ」「この葉っぱはギザギザだね」「大きい木だね」など、見たままのことを具体的に言葉で伝えます。1〜2歳は形や色に興味を持ち始める時期。言葉がけが興味を引き出すきっかけになります。

連想する子どものうたを歌ってみよう

蝶を見つけたら「ちょうちょう」、お花を見つけたら「おはながわらった」、アリを見つけたら「おつかいありさん」など、見つけたものにつながる歌を歌ってみるのも楽しい遊びの一つです。初めて歌った時は「なんだろう?」という反応をすることもありますが、何度か歌えば少しずつ馴染んでいきます。四季折々の風景を歌った童謡は、少しずつ積み重なって、言葉や感性を豊かにしてくれます。

絵本でさらに世界を広げよう

お花に興味を持ったら「わたしのワンピース(こぐま社)」、幼虫を見つけたら「はらぺこあおむし」など、外遊びで出会った自然を絵本で振り返って、さらに世界を広げてみるのも面白いですよ。反対に、絵本から外遊びにつなげて遊んでもいいでしょう。言葉にすることで、より体験が豊かに鮮明になっていきます。

子どもは何に興味があるのかな?親は子どもを観察しよう

子どもは毎日が大冒険。小さな外遊びは、好奇心旺盛な子どもにとっては、短時間でも積み重なって、大きな経験につながる遊びの時間です。子どもが発見をしている時には、大人は適切に声かけをしつつ、「子どもが何に興味があるのか」、目線の先を見守ってみてください。子どもを観察する目を養うことが、その後の遊びの発展に繋がっていきますよ。

関連:外遊び撮影のキモは「目線の高さ」!

発育発達によって変わる、外遊びの楽しみ方。1〜2歳の時期は体の発育が著しい時期でもあります。自然体験から今回ご紹介した言葉やあそびへの発展はもちろん、歩いたり走ったり、体を動かす遊びもぜひ同時に楽しんでくださいね。この時期ならではの小さな外遊びを親子で楽しめますように。

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