1. トップ
  2. 赤ちゃん・育児
  3. 「でも」「みんなが」はNG!義母とのイライラを減らす「Iメッセージ」会話方法

「でも」「みんなが」はNG!義母とのイライラを減らす「Iメッセージ」会話方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
不安障害更年期女性は、ストレスの多い落ち込んで精神衛生の病気、頭痛片頭痛国内家の床で気持ち悪い悲しいことに壁に背を座っていると感情的な人
noipornpan/gettyimages

夫の母である姑と「良好な関係を築きたい」そうは思いつつも、なかなか現実は難しいことと思います。特に、子どもに関することとなると譲れないことも出てきて、さらに難しくなります。心理カウンセラーの大野萌子さんに姑にイライラしない方法を教えてもらいます。

大野萌子
一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャⓇ資格認定機関)代表理事、大手教育事業社を通じて未就学児から中学生までの教育相談実績17年、また企業内健康管理室の現場経験を生かした、人間関係改善に必須のコミュニケーション分野を得意とする。現在は内閣官房をはじめ、大手企業、大学、教育機関等で年間150件以上の講演・研修を行う。著書、メディア出演多数。

関連:子どもへのイライラがマックス!! 「今すぐ」、「とっさ」にできるストレス解消法

そもそも姑にイライラする気持ちとは?

姑から「○○しなくていいの?」とか「そんなんじゃダメよ」など否定的な言い方をされれば、ダメ出しを受けているような気持ちになり、不快感を覚えます。また、「ああしろ、こうしろ」と指示されたり、「○○(夫)のときはこうしてたわ」と聞いてもいないのに育児法を押し付けてくる場合は、たとえ言い方が優しかったとしても、指示されている気持ちになり、指導を受けているような圧迫感もあると思います。そのときに、自分の気持ちを相手に伝えられたら良いのですが、夫の母である以上、伝えづらく、また意見を言うこと自体に抵抗感があり、不満感・閉塞感を募らせてしまう原因になります。
反対に、あまり関わってくれない姑に対しては、親ならやってくれるべきという甘えが生じることもあるかもしれません。
経済的なことなども含め、面倒をみてもらいたい気持ちから、「なぜやってくれないの?」と依存心からの不満を抱えてしまうこともあります。

姑に気を遣うのもほどほどに

夫婦でも、親子でも、義理の両親でも、テリトリーを守ってもらうことは必要です。また、義理の両親のなかで干渉をしてくるタイプの方は、親だから許されると思っている傾向が強くあります。そのため、子世帯側も個人として守るべき領域をしっかりと把握し、侵害されないようにすることが大切になります。具体的には、毅然とした対応ということになります。拒否ではなく、意思表示をするととらえると楽かもしれません。ただ、境界を作るのは相手に対してだけではなく、自分の意識も大切です。都合の良いときだけ親のことを利用すると、ただのわがままになってしまうので要注意です。
要するに、どんな関係であれ、相手と自分は別の人格であることを、はっきり認識することが大切です。相手に振り回されたり、反発しているうちに、知らないうちに共依存に陥ってしまうこともあるので、自分の意思もしっかりと持ちましょう。

そもそも、自分の意見を言わないでいると、自分の中にあった考えも自分自身の中でつかみにくくなるという傾向があります。我慢しているうちに「どうしたらよいのか」「どうしたかったのか」がわかりづらくなり、自分の気持ちが定まらなくなってしまうのです。それがイライラの原因になることもあります。意思表示することは、自分をコントロールするためにも大切なのです。

分かり合える会話を目指す

とはいえ、やみくもにこちらの意思表示をしても、受け止めてはもらえないことも多くあります。そのためには、まず相手の話を聞くことからはじめましょう。姑の意向や意見に対し「できる・できない」という尺度で、受け止めてしまうと、どうしても拒絶反応を示してしまいがちになります。しかし、まずは相手の思いを受け止めることが必要なのです。受け止めること=承認ではありません。「お義母さんのおっしゃっていることはこういうことですよね」と理解したことを伝えることはマナーだと思うと、スムーズにいく場合が多いです。誰でも、言ったことを受け止めてもらえないと、相手に対して腹が立ったり、なんでわかってもらえないのか、とより強く相手にわからせようとするものなのです。まずは、「○○なんですね」という共感対応が望まれます。この受け止めがあってこそ、意思表示が相手に伝わりやすくなります。

伝わる伝え方を意識する

でも、どうしたってうまくいかない!と悩んでいる人のために、具体的なやり取りを例に挙げます。

NG例
姑「私のときは、○○で」
嫁「でも、今は……」
このような、応答には、まず受け止めがありません。さらに「でも」というフレーズは逆説の意味合いがあり、「相手の言ったことを否定する」言い回しです。いきなり拒絶されたと相手には、認識されます。

言い換え例
「○○だったのですね(受け止め)」
「すごいなぁ(承認)」話の内容によっては、感想などを伝えたうえで、
「私は、□□でやりたいです。(Iメッセージ)」
と自分の意向を伝える順番を意識しましょう。
「私は」と自分を主語にした伝え方を、I (アイ)メッセージと言います。Iメッセージは、相手を批判したりする要素がないので、意向が伝わりやすい表現方法です。このときに「でも」を付けてしまうと、あなたの意見に反対です。という意味合いが強くなるので、避けるようにしましょう。自分の意見としてではなく、やんわりと伝えるつもりで「みんなは」「普通は」「最近は」などを主語にすると言い訳がましくなります。自分の思いや考えを率直に伝えることが効果的です。
この時に、無理に自己主張しようとすると肩に力が入りすぎて、表情が険しくなったり、語調が強くなってしまい、険悪になりかねませんので、必要がなければ無理に宣言をしなくてもよいと思います。ただ、伝えるというスキルは、場数を踏んでいかないと上達しません。ですから、言いやすい内容のことから徐々にトレーニングし、言いにくいことも言えるようにステップアップしていくとよいでしょう。

関連:恐怖のお正月?! 義実家イライラMAXエピソード

普段の会話のやり取りを見直すことだけでも、姑との境界をはっきりとさせつつも相手を尊重し、自己主張もしやすくなる可能性があります。劇的な即効性は、残念ながらありませんが、常に意識していくことで、じわじわと確実に変化していきます。姑との関わりが楽になる一助となりますように。

■おすすめ記事
<PR>0歳〜1歳の絵本選び そのコツを、専門家に聞いてみた

赤ちゃん・育児

更新

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

新着記事

新着記事をもっと見る

赤ちゃん・育児の人気記事ランキング

関連記事