1. トップ
  2. 赤ちゃん・育児
  3. 正解はあるの? どちらを優先すべき? 働くママたちの「仕事」と「子どもとの時間」の葛藤

正解はあるの? どちらを優先すべき? 働くママたちの「仕事」と「子どもとの時間」の葛藤

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
若い母親は彼女の子供と家の中の作業
monzenmachi/gettyimages

子どもが生まれた後も、出産前と同じスタイルで働く女性は増えています。でも仕事をしながらの子育てには、様々な壁がいっぱい。ウィメンズパークにも、仕事をしていることで子どもとの時間が少ないことへの悩みが寄せられています。悩みに対してウィメンズパークの先輩ママたちの考えやキャリアの専門家のアドバイスを紹介します。

こちらもおすすめ→【専業主婦ババアの就活】前編・まずは慣れるぞ! #26

子どもが寂しがっているのがつらい…

ウィメンズパークにこんなお悩みが寄せられました。

「8歳と4歳の子どもがいる小学校教諭です。子どもから『働いてないママが良かった』と言われました。家にいて、もっと我が子と過ごしたい、そうするべきなんだろうという思いが止まりません。かといって、仕事のやりがいや今の恵まれた環境を捨てる勇気がありません。仕事の手を抜くことはできないし、でも辞めてしまったら後悔するかもしれないと思っています」

先輩ママたちのアドバイスは? 

どっちを選んでも後悔は残るけど、幸せもある


「自分の選択に後悔がないとは言えないけれど、子どもがママの手を欲するのは十数年くらいのこと。今の私を形作っているのは仕事で、手放さなかったからこそ、今のポジションと収入があることも事実。どちらを選んでも後悔もあれば、幸せもあると思う」

ハードな仕事でもコミュニケーションをとる方法はあるのでは

「我が子は小3ですが、未だにハグをしながらいろいろと話す寝かしつけは大事な時間です。でも、いざママが仕事を辞めて家にいるようになった時には、ランドセルを置いて公園に走り出て行く毎日になるかも? だからこそ今が踏ん張りどき。子どもがお友だち同士で遊ぶほうが楽しくなる日はあっという間にくるものです」

一度辞めて子どもと向きあい、再就職という手も

「私は仕事を辞めて後悔なし派。自然あふれる場所にお弁当を持って出かけたり、絵本を読んだり、一緒に料理をしたり、子どもたちの行事を応援したりと、本当に幸せな時間でした。末の子が小学校入学を機に、夫の扶養の範囲内で仕事につきましたが、やりがいもあります。形を変えながらでも、いくらでも充実感は持てるものだと思います」

私は働き方を変えました

「子育て期はアルバイトに切り替えました。収入は減ったし、好きな仕事とはいえませんでしたが、いろいろな人と知りあえて趣味は広がり、面白い人生となりました。ただ子育てが終わって転職しようとしている今、新しい仕事を今から始められるか悩み中。少しずつでも、以前と同じ仕事を根性で続けていれば良かったという思いもあります」

いつでも辞める覚悟で働いています

「両立の間は葛藤はつきものですよね。私はいつでも辞める覚悟をしながら、働いています。我が子が高熱でも仕事が休めず親に預け、泣きながら出勤したこともありましたが、1日の終わりに子どもの話を聞く時間をとったり、頑張っている縄跳びを土日に一緒にしようなどと考えながら、両立しています」

働いている母は尊敬されるもの

働く母に育てられた人からの意見も寄せられています。
「母は中学校の教員で、私自身は祖父母にかなり面倒を見てもらってましたが、私は働く母を尊敬しています。小学生が自分で友だちと約束をして公園で遊ぶようになる時期は、すぐそこまで来ていると思います。仕事を辞めるのはもったいない。教員のことはよくわかりませんが、非常勤で働けるなら、そういう選択肢もあると思います」

弓先生のアドバイス

キャリコンサルタントの弓先生にも、仕事と子育ての両立に悩むママへのアドバイスをいただきました。

「自分が働いていることで、子どもに寂しいと言われると、お母様としては言葉に詰まりますよね。そんな時は、ちょっとだけ見方を変えてみませんか…? 心が揺らぐということは、それだけ選択肢があるということだともいえます。選択肢があるということは、自分で自分らしい人生やキャリアを作ることができるということです。

働くことにどうしても悩んでしまう時は、メリットをプラス点で、デメリットをマイナス点にして、どの選択肢が一番点数が高いか“見える化”すると納得度が高まります。その際には長期視点で考えることも大事です。なぜなら、ご家族の状況が変化するだけでなく、社会も変化していくからです。

これからの社会ではAI化も進み、それぞれの仕事の重要性・位置づけも変わってくるでしょうし、健康に働ける年齢も伸びていくことでしょう。そんな中で、たとえば自分が70歳くらいまで、何らかの形で働くことを想定してみましょう。

今の仕事を続けたほうが自分らしいキャリアのイメージに近いということもあれば、長期の視点でキャリアを考えたら可能なタイミングでキャリアチェンジをしたほうが自分らしいキャリアに近い、という考えになるかもしれません。

いずれにしても、これからの社会や業界を展望して、どうすることが自分らしいのかを考えることは、非常に有意義なことだと思います」(弓ちひろさん)

フルで働き続けながら子どもを育てていくのか、働き方を変えるのか、仕事を辞めるのか…。自分の行動が子どもに影響を与えるかもしれないし、選択した結果どうなるかわかるのが数年先のことなので、判断が難しくなるのでしょう。でも、考えること自体が有意義だという専門家の言葉はママを力づけてくれますね。

弓ちひろさん
1級キャリアコンサルティング技能士(国家資格)。キャリコンサルタントのスーパーバイズとともに、企業に向けてのカウンセリング室、ダイバーシティ推進のコンサルティングを行っている。

(文・橋本真理子)

■関連:パパの子育て参加で子どもの成長に差が!パパはどのくらい育児してる? 

■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。

■おすすめ記事
“すき間時間”を上手に使って育児を楽しく! ワーキングママのテクニックを公開

赤ちゃん・育児

更新

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

赤ちゃん・育児の人気記事ランキング

関連記事

赤ちゃん・育児の人気テーマ

新着記事