夢はゲーマー。それ以外にやりたいことがない息子が心配…という悩みに先輩ママたちが熱烈激励!
子どもと将来の職業について、話をすることはありますか? 小さい頃は、「忍者になる!」「お団子屋さんになりたい」など、可愛らしかった子どもの夢が、年齢が上がって具体的になってくると、心配になるママもいるようです。
今回は、口コミサイト「ウィメンズパーク」に寄せられた「ゲーマーになりたいという子どもの夢に対し、複雑な気持ちになってしまう」というママの悩みと、それに答えた先輩ママの声や、ママたち自身の夢のアンケート結果もご紹介します。
夢はゲーマー。それ以外にやりたいことがない息子が心配…
小学3年生の男の子を持つママから寄せられた悩みです。
「息子の夢はゲーマー。クラス文集などで、他の子たちがパイロットや大工さん、ケーキ屋さんになりたいと書いている中、息子だけがゲーマーと書いているのを見て複雑な気持ちに。また、お友だちはいくつも習い事をしているのに、息子はゲーム以外に興味を示しません。勉強も運動もクラス最下位で、唯一の楽しみはゲーム。何か1つでもいいから、夢中になれるものを見つけてほしいです。何か私にできることはないでしょうか?」
ゲーマーの夢を持つ子どもにママたちが本気アドバイス!
ゲーマーの夢を持つ息子を心配するママに対して、先輩ママたちは以下のようなアドバイスをしています。
好きなことからつながる仕事、いいじゃないですか!
プロゲーマーの何が心配ですか? プロゲーマーだと間口は狭いですが、「ゲーム会社で働く」「ゲームの設計をする」「ゲームのキャラクターデザインする」「ゲームの機械を作る」「ゲームを修理する」など、ゲームに関する職業はたくさんあります。好きなことや得意なことにつながる仕事、いいじゃないですか!
ゲームが好きだからプロゲーマー、ケーキが好きだからケーキ屋さん。どちらも、子どもらしい夢だと思います。
プログラミングを経験させてみては?
「ゲーム、自分で作ってみない? 作れるんだよ」などと誘って、プログラミングをやらせてみては? プログラミングは今大注目の習い事。思考力、企画力、構成力、集中力、想像力、忍耐力など様々な力を得られるそうで、平行して学校での成績も上がってくると聞きますよ。
年齢が上がるにつれて必要なことは見えてくるもの
中学生の頃は友だちの家に入り浸ってゲームばかりしていた私の弟は、現在ゲーム会社で働いています。今はゲームのキャラクターを作っているそう。ゲーム1つ作るにしても、流れを決めたり、人の動きを作ったり、背景を作ったりといろいろな人たちの手がかかるもの。年齢が少し上がったら、そういう分野の仕事もあると教えてみては?
お子さんの好きなこと・得意なことを逆手にとっては?
昔、プロゲーマーの世界を少しだけ覗かせてもらったことがあります。世界で活躍しようとしたら、英語は必須ですし、様々な力も必要になります。プロを目指して、本気でやってみてもいいのでは? 学力が気になるようなら、お子さんの好きなものを逆手にとって、ゲームのように勉強できる通信学習はどうでしょうか
なるほど。先輩ママたちのアドバイスには「好きなものがあるという点を、まずはポジティブにとらえて」というメッセージが込められているようですね。
将来の夢は努力のきっかけになる?
子どもの頃、夢があったという人は約6割
では、ママたちはどんなものに憧れ、夢を見ていたのでしょうか。全国のウィメンズパーク会員5,521名に「子どものころの夢、かないましたか?」というアンケートを行ったところ、以下のような結果となりました。
Q 子どもの頃に夢はありましたか?
あった 59.2%
なかった 23.2%
わからない 17.6%
夢としてあがったのは、「学校の先生」や「保育士、幼稚園教諭」「ケーキ屋さん」「花屋さん」「看護師」などが多く、また、職業ではありませんが、「海外で生活したい」「お金持ちになりたい」「空を飛びたい」という夢も。
ちなみに、「夢をかなえるためにどんな努力をしましたか?」という問いに対しては、以下のような回答が見られました。
・寝る間もおしんで勉強をした
・習い事を頑張った
・資格を取った
・夢が叶うような進路に進んだ
・情報収集をした
・その仕事に就ける進路を選択
・英語を勉強した
・自分磨きをした
・夢を持ち続けた
・目の前のことを一生懸命やった
・読書をたくさんした
夢があることで、そこから様々な職業へ選択肢が広がったり、勉強の原動力になったり、努力の末、得られる能力があったりするのだと、先輩ママたちは伝えています。夢や目標を持つことは、子どもにとってもプラスなことが多いといえそうですね。
(文・橋本真理子)
■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。