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完全母乳を目指す…“母乳分泌過多”を抱えた産後1ヵ月

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授乳
szeyuen/gettyimages

5歳と2歳になる娘を育てるライターのKanakoです。私が長女を妊娠したのは29歳の時。予期しない妊娠だったので何も知識がなく、出産経験のある姉にいろいろなことを教えてもらいました。

姉の影響で母乳育児を目指す…でも、母体への負担が

姉が母乳育児への思いが強かったので、私も影響を受け妊娠中に母乳育児についてあれこれネットで調べ始めました。出産すれば母乳は出ると思っていましたが、調べてみると母乳育児を成功させるためにはある程度の知識が必要であることを知りました。

ネットで母乳育児について調べると、いいことばかりが書かれています。例えば、
・産後の初乳は栄養価が特に高い
・消化が良い
・免疫力を高める
などです。長女を妊娠した時は初めての子どもだったので、とにかく良いものを与えたいと思いました。だから完全母乳(完母)で育てるのも私にとっては当たり前のことでした。

しかし、「絶対に完母で育てる!」と決心はしたものの、母乳育児は子どもにとってはメリットがたくさんありますが、母親である私の体には負担が大きいのが事実でした。

おっぱいトラブルは、産後すぐに始まった

忘れもしない産後入院中の2日目の夜、暑くるしさに目が覚めました。胸のあたりが痛いので触ってみると、石のように固く腫れ熱を持っているのです。助産師さんを呼んで“葛根湯”を処方してもらいましたが、あとは赤ちゃんになるべくたくさん飲んでもらって、冷やすぐらいしか対処できないと言われました。

胸の腫れは退院まで続いたので、産後で疲れているのにもかかわらず寝苦しい毎日でした。退院後すぐにお世話になっていた助産院に行き、マッサージをしてもらいました(これがまた涙が出るほど痛かった…)。それでだいぶ楽になりましたが、少しでも授乳間隔があくとおっぱいが張ってしまいました。私は“母乳分泌過多”だったのです。

産後2週間目に経験した、“乳首の激痛”!

母乳分泌過多の問題はありましたが、そのおかげで、赤ちゃんは退院後すぐから“完母”にすることができました。しかし、次のトラブルはすぐに起こりました。完母は乳首が休まらないので、吸われているうちにだんだん痛み出したのです。

それでも我慢して授乳していると、小さな水泡ができました。授乳中にその水泡がやぶれ、激痛が走りました。いろいろリサーチすると、キズパワーパッドをつければ授乳しても痛みが緩和するとあったので、しばらくはそれで凌ぎました。

この時も、母乳育児をやめようとは思いませんでした。「赤ちゃんを健康に育てられるのは、自分だけなんだ」と信じていたからです。

“産後1ヶ月までがつらい”を経て、授乳を楽しめた

産後1ヶ月までは、母乳育児は本当に大変でした。母乳は母親である私しかあげられないので、私が頑張るしかありません。ミルクなら家族にも手伝ってもらえますが、どんなに大変でもミルクを使うことは考えられませんでした。

食生活にも気を使っていました。大好きなお酒も飲まないし、脂っこいものは食べない。野菜はたっぷりとって、水分はタンポポ茶。自分の健康にためには良いですが、たまにはチョコレートやスナックを食べたくなります。特に私は母乳分泌過多だったので、カロリーが高いものを食べるとおっぱいが詰まってしまうのです。

それも産後1ヶ月を過ぎるとだんだんおさまり、子どもが飲む分だけ分泌されるようになりました。乳首の皮膚も授乳に慣れ、痛くなることもほとんどなくなり、授乳タイムを楽しめるようになりました。

このようにして私は、長女の母乳育児をしました。それは私の育児経験の中で、胸を張れることの1つです。でも、今思えばそんなに頑なに“完母”にこだわる必要はなかった、つらいときにはミルクを使ってもよかったと思います。産後は24時間赤ちゃんのお世話で気が抜けず、母親は大変です。体がつらい時や、1人になってリフレッシュしたい時は、ミルクを使って家族に甘えたほうが、結局は赤ちゃんのためにもなります。母親がつらい思いをしているのは、きっと赤ちゃんにも伝わり、母親が笑顔なら、赤ちゃんも嬉しいはずです。こだわりを強く持つよりも、いつも笑顔でいるために、臨機応変にすることが大切だったと、今は思います。

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[Kanako Sato*プロフィール]
5歳と1歳のママ。2人目の出産を機に会社員を辞め、フリーランスとしてライティング、翻訳などの仕事をしています。子どもに自然と触れ合う機会を増やしてあげたいと思い、最近は家族でキャンプを始めました。

■関連:「アメリカは日本よりも母乳育児を推奨!?」山田ローラさんの日米子育てリポート

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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