赤ちゃんの力を伸ばす「五感遊び」にピッタリの”ベビージム”
赤ちゃんのおもちゃ選びって意外と難しいもの! ママ・パパが一生懸命選んでも、すぐに飽きてしまったり、まったく興味を示さなかったりすることも。
3ケ月以降の赤ちゃんが「夢中になって遊ぶ!」「遊びながら成長を促せる!」と評判の「ベビージム」。月齢別★遊び方を紹介します。
STEP1.3ケ月ごろ~/ねんね期のベビージム遊び
3ケ月ごろになると、動くものを目で追うようになるので、アーチの飾りを見せて楽しんだり、パーツを使って声をかけたりしてみて! また、声を出して笑うなどの反応が出ることが多い時期です。赤ちゃんはママ・パパと遊ぶことの楽しさを全身で感じとっています。
リズムにのってスキンシップ
赤ちゃんはママ・パパの優しい声かけが大好き。パーツを持って話しかけたり、歌いかけたりすると、遊びを通して聞く力が育ちます。また、ベビージムから流れる音楽のリズムに合わせて体をなでるなど、スキンシップをとってもいいですね
メリーがくるくる
アーチを軽くたたいて揺らすと、アーチにつったメリーがゆらゆら。「何だろう?」と興味をもって目で追います。
STEP2.4・5ケ月ごろ~/はらばい期~寝返り期のベビージム遊び
表情が豊かになったり、「ア~」「ク~」などのような喃語が出たりして、反応がわかりやすくなる時期。手で物を軽く握るようになったら、パーツに触れて遊びましょう。寝返りができるようになってくると、より自分の意思で遊ぶようになります。
演奏会を開いてみよう♪
赤ちゃんは擬音・擬態語が大好き。赤ちゃんがマットの絵を見たら、それをヒントに「ラッパ プップップー」と声をかけたり、赤ちゃんの体を楽器に見たてたりして「バイオリン キュッキュッキュッ」などと触れてみて。
ひもをぎゅっぎゅっ
マットについている遊び用のひもなどに赤ちゃんが手を伸ばしたら「ぎゅっぎゅっ」「先っぽふさふさだね」などと声をかけてみましょう。
STEP3.6ケ月ごろ~/おすわり期~はいはい・移動期のベビージム遊び
おすわりをしたり、はいはいで移動できたりするようになると視界が開け、赤ちゃんが興味をもつ対象も広がります。握る力も強くなるので、ベビージムのパーツを手渡して遊びに誘ってみて!
だれがいるかな?
“めくりしかけ”があるベビージムなら、「だれがいるかな?」と声をかけて、隠れたキャラクターを見つけて遊んで! めくりしかけの下に、パペットなどを隠しても。そのとき、パペットは全部隠してしまわないで、少しだけ見えるようにしておくと、赤ちゃんがより興味をもってくれます。
引っ張り競争
赤ちゃんは、引っ張り遊びが大好き! アーチにつなげたリングやおもちゃを赤ちゃんが引っ張ったら「引っ張れ!引っ張れ!」「よいしょ! よいしょ!」などと声をかけて。リングやおもちゃをアーチからはずして、赤ちゃんと引っ張り競争をするのもおすすめ!
さらに! お出かけ先でも楽しめる♪
「ベビージム」は、パーツが取り外せるものを選ぶと、お出かけ先でも楽しく遊べます。持ち運びしやすい大きさでGOOD。
ラトルとおしゃべり
ラトルを「ばあ」と取り出して見せると、赤ちゃんは興味津々。ママバッグに入れておいて、電車の中などで飽きてきたら、ちらりと見せたりして興味を引いても。
つなげてゆ~らゆら
リングを2個つなげて、赤ちゃんの前で振ってみて。連結できるおもちゃだと、いろいろなものをつなげて、ゆらゆら揺らしても喜びます。
このように、赤ちゃんの五感を刺激する「ベビージム」。いろいろな使い方ができるものを選べば、長~く楽しむことができますよ。
3ケ月ぐらいの赤ちゃんは、ねんねの体勢でもいろいろなことに反応できる時期なので、「ベビージム」があると便利! さらに、おすわり期まで長~く使えるのもポイント! 赤ちゃんの発達を促すだけでなく、グズグズも軽減できて、子育てがぐっとラクになりますよ。(文・麻生珠恵)
取材協力/こどもちゃれんじ
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