イヤイヤ期でも笑顔で過ごせる!「イヤイヤ星人」接し方のコツ
2歳前後になって、本格的にイヤイヤ期が始まると「靴なんて履きたくない!」「この服はイヤ!」「おふろになんて入らない!」と毎日、イヤイヤされて対応に悩むママ・パパもいるのではないでしょうか。
しかしイヤイヤの理由とかかわり方のコツがわかると、イヤイヤが軽減することも! 子どもの対応に悩んでいるママ・パパ、ぜひ参考にしてみてください。
理由がわかるとかかわりやすい! 1・2歳のイヤイヤの理由と解決策
2歳前後なると、歩行が安定するなど自分の思い通りに体を動かせることが増えてきます。そのため「なんでも自分でできる!」と自信満々に。
しかし実際は、自分のイメージ通りにはできないことが多く、そのギャップが原因でイヤイヤすることもあります! また言葉もまだまだ発達途上で、自分の考えや思いを言葉で100%伝えることができないので、強い口調で「イヤ!」を繰り返してしまうのです。
そうしたイヤイヤの理由をママやパパが理解しながら子どもとかかわるとイヤイヤは軽減しますよ!
イヤイヤを解決するポイントは2つあります!
Point1 嫌がることは、楽しい遊びにして解決
歯磨きや着替えなどを嫌がってイヤイヤしているときは、無理にやらせようとするのはNGです! 嫌がるときには子どもの興味を持つような楽しい遊びに転換して誘うことがポイントです。
たとえば帽子をかぶるのを嫌がるときは、「ママのまねっこできるかな?ぼうしをポン!」などまねっこ遊びで誘ってみることがおすすめ。遊びに誘いながら着替えにチャレンジできます。人形を使ったごっこ遊びで誘うのも有効です。
Point2 うまくできなくてイヤイヤするときは、発達に合っているか確認
たとえばおもちゃ遊びをしているときに、そのおもちゃが発達に合っていないと「遊び方がわからない!」「思うようにできない!」とイヤイヤすることが多いものです。その場合は、おもちゃの内容を見直してみて。シンプルな作りで簡単に遊べるおもちゃにするとイヤイヤが防げます。1・2歳は、同じ遊びを何度も繰り返して、そのプロセスを楽しむ時期なので、発達に合ったものを選んであげましょう。
イヤイヤ期が本格化する2歳前後は、おむつはずれや歯磨きなど生活習慣の自立に向けてチャレンジしてほしいことがいっぱいです。イヤイヤ期でも、”楽しい遊び”で誘いかけたり、”発達にぴったり”の玩具を選ぶなどコツをつかめば、「できた!」の笑顔がいっぱいの夏が過ごせます。「イヤイヤばかりで、どうかかわっていいのかわからない…」と悩んだときは、1・2歳向けの教材を使うと、かかわり方のヒントが見えてきますよ!(文・麻生珠恵)
取材協力/こどもちゃれんじ