夏こそ2、3歳児の自信を高めるチャンス。キーワードは「ごっこ遊び」「積み木」「おむつはずれ」
夏は、心と体がぐんと成長する季節です。とくに2・3歳の成長を促すには毎日の遊びが大切です。そんな遊びは「ごっこあそび」「積み木」がおすすめ!
また子どもの自信を高めるために、この夏もうひとつ取り組んでほしいのが、「オムツはずれ」です。
さあ、暑さも本格的になってきましたが、「ごっこ遊び」「積み木」「オムツはずれ」をベースに、子どもと過ごす時間を考えてみませんか。
“ごっご遊び・積み木・おむつはずれ”おすすめの理由
2・3歳の成長を促す“ごっご遊び・積み木・オムツはずれ”のおすすめ理由と自信を持たせるためのかかわり方のコツを紹介します。ママたちのおむつはずれ体験談も参考にして♪
おすすめ1 ごっこ遊びで、新しいことにチャレンジ!
2・3歳は男女問わず、ごっこ遊びが大好きです。ごっこ遊びをする際、ママ・パパに意識してほしいのが、新しいことにチャレンジする場面を作ることです。たとえば「着替えさせよう」と誘って、人形の洋服のボタンをとめたりはずしたりすることにチャレンジさせてもOK。ポイントは、子どもが扱いやすいように大きめのボタンで挑戦することです。成功体験が自信となり、自分の洋服のボタンにも挑戦するようになりますよ。
おすすめ2 積み木は、考える力の土台作りに最適
2・3歳は、手指を使って体験しながら学ぶことで、感覚的に物事を理解していきます。手指を使う遊びの中でも、積み木は、崩れないように積むことで集中力をはぐくんだり、創意工夫しながらいろんなものを作ったりするなど、考える力の土台を作るのに最適! 試行錯誤しながら大作を作ったりしたときの達成感が、自信にもつながります。
おすすめ3 オムツはずれで、自信をつけて!
夏は、オムツはずれに最適なシーズンといわれます。初めてチャレンジするママも、「うまくいかずちょっとお休み」しているママも、ぜひトライしてみませんか。おむつはずれは失敗と成功の繰り返し。まずはオムツはずれをテーマにした絵本やDVDを見て意欲を高めたり、トイレに行けたら子どもがシールを貼ったりする工夫をして、おむつはずれを成功に導きましょう。小さな成功の積み重ねが、大きな自信につながります。
“オムツはずれ”わが家も挑戦中! ママたちの「成功」「失敗」体験談
「比較的順調で、自分から“トイレに行く”と言い、もらすことがない日もあったのですが、最近になって急にトイレを嫌がるように…。なかなかうまくいかないけれど頑張ってます!」(2歳6カ月の子のママ)
「最近やっと本格的にトイトレを始めました。保育園に通っているので、なんとなく成功が続いていますが、まだ便意はわからないのか!? ふとしたときに“出ちゃったー”となりますが…。徐々に成功するかな?」(2歳10カ月の子のママ)
「昨年の夏と入園前にゆるくトイトレをしてみましたが何の進展もなし! 最近、幼稚園で成功が続いているので“オムツ取ろう!”と言うことになり、本格的にトイトレを開始しました。しかし幼稚園では一度も失敗しないのに、家では誘ってもトイレに行くのを嫌がるし、自分から“トイレ”とは言いません。先日も立て続けに漏らされて、ホント大変でした!」(3歳2カ月の子のママ)
*「ウイメンズパーク」の投稿からの抜粋
「ごっこ遊び」「積み木」「オムツはずれ」でポイントになるのがアイテム選びです。たとえば「ごっこ遊び」の場合は、子どもが興味を引く人形を選んだり、子どもにも扱いやすい人形の衣類があったりするとベター。また「オムツはずれ」もママ・パパの声かけだけでは、なかなか進まない場合も。「どんなアイテムを選ぶといいの?」と悩んだら、年齢に合った教材をチェックしてみてはいかがでしょうか。(文・麻生珠恵)
取材協力/こどもちゃれんじ