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「冷え症」「産後体調回復」「更年期予防」のための簡単セルフお灸しませんか?

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保健センターで鍼灸の手順
belchonock/gettyimages

お灸をすると「冷え性になりにくい」「産後の体調回復」「「更年期障害の予防」などにつながりやすいと言われています。今回は産後のケアに役立つお灸の方法を鍼灸師の鎌田恵さんに聞きました。

関連:産後の骨盤トラブルを軽くするツボと、触れるだけで体が変わる「骨盤調整法」

鎌田 恵(かまだ めぐみ)
鍼灸師


妊娠初期・中期・後期・産後、更年期のケアを指導。ケアをしていると、産後の体調回復につながります。更年期障害の予防になります。ぜひ簡単なケアをしてみてください。

産後にセルフお灸をしてみましょう!

更年期障害は、現代医学的にはさまざまな理由があると考えられていると思いますが、東洋医学的には“加齢により子宮や卵巣の機能が低下すること”が原因の一つと言われています。
加齢により子宮や卵巣の機能が落ちていると、元気がなくなります。脳からのホルモンに対して反応が鈍くなります。すると「のぼせ」や「ホットフラッシュ」などの更年期症状が出やすくなるようです。
もちろん、体調にお悩みの際は産婦人科で薬をもらうことをおすすめしますが、それに加えて三陰交のお灸やツボ押しをしてみてください。症状が緩和することがありますよ。

最初に紹介する「三陰交(さんいんこう)」は、更年期障害のほかに、冷え性や2人目希望のための妊娠しやすい体作りにおいておすすめのツボです。
三陰交は「婦人の三里」と呼ばれ、女性の健康維持にとても大切なツボです。
古来より子宮の血めぐりを良くし子宮を元気にするツボ、または妊娠しやすくなるツボと言われていて、当院でも必ず使用します。
血流の改善なので脚が暖かくなり、体全体も温かくなる方が多いです。

画像の位置が三陰交です。ちょっと痛く感じるくらいグリグリとツボ押しをしてみてください。
「痛い」「凝りがある」「嫌な感じがする」などの場合は、子宮血流が良くない可能性があります。ぜひ、お灸や指圧でのツボ押しを試してみてください。
※妊娠中は当院では安定するまで施術をしますが、読者の方の体調や妊娠の状況は分からないので、妊娠中は自分の判断で三陰交を押さないようにしてください。

三陰交のお灸は、妊娠後の体調回復にも良いです。
出産後は子宮が大きくなるためダメージを受けますが、その際の子宮の回復にもおすすめです。

さまざまなセルフお灸の方法

冷え症や2人目不妊や産後体調回復や更年期予防だけでなく、ほかの悩みにも良いお灸があります。
女性に多い症状として「肩こり」「便秘」「目の疲れ」などがあると思いますが、これを一つのツボで解決できます。それは肘にある「曲池(きょくち)」です。
画像の位置にある、肘のシワの終わり部分に現れるツボです

ツボの効果を見るためにも、お灸の前にビフォーアフターをチェックしてみましょう

まずは、肩を動かさないようにして首だけ回して左から振り向いてください。
そうすると、左へ振り向いた側の首の付け根が詰まる、または、左へ回りにくいと感じると思います。
次は、左の曲池を押さえたまま、先ほどと同じように左から振り向いてみてください。
すると、かなり左が向きやすくなっていることが分かる方が多いと思います。

曲池を押すことで首の緊張が緩むため、振り向ける角度が広くなるのです。
ビフォーアフターで差を感じなかった方は、かなり肩が凝っているでしょう。
そんな方は、しばらく曲池にお灸をしてみましょう。肩こりが和らぐと思います。
左にお灸をしたら、右も同様におこないましょう。

このツボは、肩こり以外にも「目の疲れ」「便秘」にも良いので、お悩みの方はぜひ試してみてください。

お灸の仕方

今回は「せんねん灸」「棒温灸」「カイロ型の灸」を使ったお灸の仕方をご紹介しますが、紹介したお灸以外にもお灸は市販しているので、自分に合ったお灸を使用してください。

せんねん灸

初めての方は、熱さが弱すぎると刺激を感じにくいですし、熱すぎると刺激が強いので、中間程度の熱さの伊吹(いぶき)がおすすめです。
せんねん灸は、灸の底がシールになっています。使用の際は、せんねん灸に火をつけてからツボにペタッと貼ってください。
安全を考えて、熱くなったらすぐに外しましょう。使用する数は3個から5個です。
1個目が熱くなってきたら捨ててください。捨てたら、次のせんねん灸の底のシールはずして、火をつけて貼ります。それを3個~5個繰り返してください。

棒温灸

棒温灸は、先の方を燃やして使用します。
燃えている面を垂直にしてツボに近づけます。皮膚との間は指1,2本分です。その状態を維持していると「熱い」と感じます。熱さを感じたら皮膚から離してください。
灰が落ちないように、灰皿などでトントンと灰を落としながら使用しましょう。
それを3~5回繰り返します。
お灸が難しい方は、ちょっと痛く感じる程度に50回ほどゴリゴリとツボを押すことでも効果を得られます。

火を使わないお灸「太陽」

棒温灸やせんねん灸が難しい方には、火を使わないお灸もおすすめです。
カイロ型せんねん灸の底のシールを取り、皮膚にペタッと貼るだけで使用できます。
3時間程持続し、衣服の下にはるため、そのまま外出もできる画期的なお灸です。

関連:腰痛は「気象の変化」が原因かも?!

むくんでいる方、手足が冷えている方は熱さを感じにくくなっています。
そのため、お灸の際にはツボ押しを50回程度おこなって、ツボが十分にほぐれてからお灸をするといいでしょう。ケガにならないよう注意しておこなってください。

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