実際キャッシュレスってお得なの…?乗り遅れないためのコツを聞いてみた
10月の消費税増税に向けて、国の事業である「キャッシュレス・消費者還元事業」が始まります。そのキャッシュレスの第一歩として注目されるのが、クレジットカードやデビットカード、電子マネーなどを使って支払うことで還元されたポイントを貯める「ポイ活」(ポイント活動)です。先日行われた「楽天ママ割 ママの学校 今どきママの『ポイ活講座』」にて、楽天ペイメント株式会社の黒田龍司氏にその賢い利用方法を聞いてみました。
キャッシュレスのメリットとデメリットって?
そもそも「ポイ活」とは、ポイントサイトのポイントや各社の会員ポイント、クレジットカードのポイントなどをアンケート回答や買い物などで集め、「次の買い物をタダにしちゃおう!」という、ママたちの間で話題の活動です。それを国がキャッシュレス化を推進するこの秋の消費税増税のタイミングで、もっとお得にしようと「スマホ決済によるポイ活を」と語るのが楽天ペイメント株式会社楽天ペイ事業本部マーケティング&編成部の黒田龍司氏です。
とくに育児中のママ・パパには見逃せない点があると黒田氏は言います。
楽天ママ割 ママの学校 今どきママの「ポイ活」講座」のようす
まず、ママやパパにとってのキャッシュレス決済のメリットですが、以下の5つが挙げられます。
①ポイント還元が受けられる
②スマホやクレジットカードで支払うため、紙幣や硬貨が不要。特にスマホの場合はより身軽になるので、荷物やだっこで両手のふさがってしまうことの多い子育て中のママやパパにとってもラクラク。
③ATMで引き出す手間や手数料が不要になる。
④スピーディなお買い物が出来る
⑤利用状況の管理ができる(履歴がわかるアプリ、連動できる家計管理アプリがある)
一方デメリットは、以下の3つ。
①現金しか使えない場所がある
②アプリなどのインストールにひと手間かかる
③現金のように目に見えるものでないので、使い過ぎが懸念される
メリットもデメリットもありますが、スピーディにお買い物ができて、ATMに行く頻度が減ることだけでも、子育て中のママ・パパにとっては便利そうです。
「ポイ活」で損しないコツがある!
さて、このキャッシュレス決済によって注目されているのが10月から始まるキャッシュレス・消費者還元事業による2%ないし5%のポイント還元制度。ポイ活をまだしてない人も俄然やる気がでそうです。
そもそも今ブームの「ポイ活」には損をしないコツがあると同イベントのゲスト、ファイナンシャルプランナーの久富有里加氏。 たとえばお財布にたくさんのポイントカードが入っていて、ポイントがあちこちに分散している「ポイント難民」が、実はとても多いのだそう。また、100円を得するために時間をかけて歩いておむつを買いに行ったとしても、実際のところはネットでまとめ買いしたり、車で買いに行ったほうが時間を有効に使えるということも。このように、ポイントをゲットするためにに余計な時間やエネルギーを使ってしまう人のことを、「ポイント貧乏」と呼ぶそう。
「ポイントは重要な資産。あれこれカードを持つより集中投資のほうがおすすめ。ポイントを貯めれば貯めるほどステイタスが上がって得するカードも多々あります」と久富有里加氏。まずは「ポイントのマイルールを作る」ことが重要で、そのうえでキャッシュレス決済をするのが損をしない秘訣のようです。
キャッシュレス決済の第一歩「スマホ決済」
黒田氏がおすすめするのが、アプリを使ったスマホ決済。各社からさまざまなスマホ決済サービスが登場しています。たとえば、「楽天ペイ」は「キャッシュレス・消費者還元事業」決済事業者として正式に登録されており、対象のお店で支払うと5%か2%の「楽天スーパーポイント」が還元されます。決済方法としては「楽天ペイ」アプリのコード画面を見せるか、店のQRコードを読み込んで自分で金額を打つだけで支払い終了!片手でサクッと、ラクラクですね。
「ポイ活講座」キャッシュレス決済のデモンストレーション。ピザ屋さんに楽天ペイでお支払い中
さらに、「楽天ペイ」の支払いカードを「楽天カード」にすれば、「楽天ペイ」分のポイントと「楽天カード」分のポイント(100円で1ポイント)を二重取りで貯めることができます。随時、様々なキャンペーンも実施。知っていると知らないとでは大きな差がでそうです。
カードを絞り、さらにスマホアプリと連携させることで、より賢く「ポイ活」できそうだということがわかりました。ポイントがどんどん増えれば、消費税増税によるダメージが少しは減りそうな気がします!
(文・中島博子)
取材協力:楽天市場
「楽天ママ割」は、育児に頑張るママ・パパたちをさまざまな特典で応援してくれる楽天市場の無料会員プログラムです。