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鳥居りんこさん「目指すは、お漬物の関係」ー妻たちが語る「結婚とは?夫婦とは?」ひと言名(迷)言集ー

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Carolyn Horlings/gettyimages

ふと、夫婦ってなんだろう? 結婚生活とは?と、なんて考えたことはありませんか? 今回は、「結婚生活とは?」「夫と添い遂げる確率は?」というお題のもとに、口コミサイト「ウィメンズパーク」の中で語られたママたちの声を集めました。あわせて、家族問題に詳しいエッセイスト鳥居りんこさんにもお話を聞いてみました!

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結婚とは? 妻たちの名(迷)言集

「あなたにとって、結婚生活とは?」というテーマで語られた妻たちのその心は…?「なるほど!」「共感」の名(迷)言の数々をご紹介します!

異文化コミュニケーション

「育った環境、世代が違うものを受け入れ、受け入れられ、拒否し、拒否され…を、重ねている気がします」

新たな発見

「いい意味でも、悪い意味でも、新たな発見がある。20年以上一緒にいて、いい意味での新たな発見があるので、幸せなのかな」

敵との共存

「結婚は味方ができることだと思っていたら、『夫』は敵だった。つらい…」

妥協かな?

「『まあ、いいか』と思える緩さを身につけました」

三猿

「見ざる聞かざる言わざる。以上です」

思いやりという忍耐

「忍耐がメインですけど、それだけだと悲しくなるので…。お互い思いやりがあれば、なんとかなることが多いと思います! というか、そう思い込むようにしています」

ぬるま湯

「ボーッとしていて許される。実家にいた頃は、母と仲が悪かったので常に緊張状態。結婚して、のんびりぬるま湯に使っているような、安心して手足を伸ばせる…そんな毎日です。自分自身をさらけ出しても否定されないって、こんなにラクなんだと知ったのも結婚してからです」

訓練

「自分の限界を知るための訓練。いいことも悪いことも含めて、かな。」

夫と添い遂げる確率はどれくらい?

今の結婚生活に満足しているのか、それとも…。現時点での夫と添い遂げる確率についても語られていました!皆さんの、回答は???

100%

「現時点では100%離婚しないです。今のところは、ですが…」

くされ縁で99%

「捨てられない限り、一緒にいると思います。くされ縁で、99%の確率かな。もちろん嫌なところもあるし、我慢していることもありますが。それ以上に、向こうも我慢していると思うから。きっと優しさで言わないだけ(笑)」

70%くらいかな

「夫は穏やかで性格は合う方だと思うのですが、70%です。というのも、私が普段我慢している分、いつか爆発するかもという不安があるからです(笑)。ただでさえ義親よりの生活をしているのに、これ以上、嫁として云々を求められたら『もう無理!』と思ってしまうかもしれません。夫は所詮、義実家の人間なんだよなと思ってしまって、信じきれません。何の曇りもなく、90とか100とか言える人が羨ましいです!!」

50%かな

「共働きフルタイム、子ども2人。夫に期待するのを諦め、自分はシングルマザーだと思って、日々を過ごしています」

50%、卒婚はあるかも

「嫌いじゃないしむしろ仲良しなんですが、これから一生、人(夫)の世話をするのかと思うと…、嫌になってきました。円満離婚、卒婚というのも分かる気がします。離婚したいと思ったらできるように、ずっとフルタイムで働いています」

夫は「めんどくさい男」、50%かな

「夫は、神経質でややこしくて癖があって、一度こじれたら、ねじれてねじれてねじ曲がって自力で戻すつもりは無いというカマってちゃん。夫は私のことが大好きで、本人はずっと私と一緒の人生を想像しているみたいですが、残念ながら私はそうでもありません。いろいろあるたびに、『いつ耐えられなくなるかな~』なんて考えながら過ごしています」

夫婦とは、割れ鍋に綴じ蓋、上手くできています

言いたいことはたくさんあるけれど、相手に嘆いてばかりいずに「お漬物」の関係と目指してみては?と言うのは、エッセイストの鳥居りんこさん。「夫婦とは? 結婚とは?」について、語っていただきました。

「夫婦なんてもんは割れ鍋に綴じ蓋、上手くできています。

例えば、片方が社交的だったら、片方は寡黙。また、片方が浪費家だったら、片方は倹約家だったりするわけです。そうでないと社会的に生活が成り立たないんでしょうね~。

あなた、亭主のことばっか文句言っていますけど、あなただろうと誰だろうと完全無欠な人間はいないってことですよね~。あちらにだって、売るほど文句はあるわけですよ。

でもね~、縁は異なもの味なもの。ブルゾンちえみさんじゃないですが、「35億分の1」から選んだ相手がご亭主ですわね。それが、そもそも奇跡の出会いなんですから『新婚当初は…』なんて嘆いてないで、お漬物を目指しましょうよ。だって、いつまでも新鮮パリパリなんて野菜は気持ち悪いですから!夫婦はぬかみそをかき混ぜるように、毎日、大事に育てないとダメなんですよ~。

愛は『信頼と尊敬』、育てるものです。

結婚は何がいいって『暑いね』『寒いね』って思ったことを即、口にできる相手がいるってことに尽きますわね。『暑い』『寒い』なんてテメ~の体感温度の話なんて、他人にとってはどうでもいい話なんですが、それを日々ぶつける相手がいるだけで、人生は幸せなんですよ。『暑いんだけど!』→『ああ』って聞いているのか、どうかもわかんない亭主でムカつく場合は、時にはぬかみそを握りしめて、ドッチボールよろしく投げつけてみてください。

そんなこんなで添い遂げる人生も中々、オツだと思うワタクシ、結婚33年目のゾロ目の秋を迎えております。(鳥居りんこさん)」

皆さんの名(迷)言、なかなか考えされられるものがありました。結婚とは「異文化コミュニケーション」という人もいましたが、考え方も育った環境も違う2人ですから、相手との違いはあって当然。鳥居さんのように、新鮮さはなくなるけど、じっくりと大切に育てた「お漬け物のような夫婦関係」もオツだなと思うのでした。(文・酒井範子)


鳥居りんこさん
2003年、学研より『偏差値30からの中学受験合格記』でデビュー。実体験に基づいた『中学受験シリーズ』が人気。その他、著作として『親の介護をはじめたら、お金の話で泣き見てばかり』(ダイヤモンド社)『中学受験わが子を合格させる父親道』(ダイヤモンド社)など。執筆・講演活動などを通じて、家族問題、子育てや受験、就活、介護に悩む母たちを応援している。

■文中のコメントは、「ウィメンズパーク」の投稿からの抜粋です。

■関連:誰にも褒めてもらえない「名もなき家事」に、編集部が名前をつけてみた

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