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「あえて夫の大好物を作るのが、妻のささやかな逆襲?!」我が家の夫婦ゲンカ顛末記

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お互いを無視して腹のカップル
Antonio_Diaz/gettyimages

お互い疲れていたり、イライラしたりすると些細なことで夫婦ゲンカになること、ありますよね。ケンカの後は皆さんどうしていますか? 今回は、夫婦のケンカの収め方について、口コミサイト「ウィメンズパーク」のママたちの声と、家族問題にくわしいエッセイスト鳥居りんこさんにお話をお届けします。

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夫婦ゲンカ勃発! 妻からのプチ逆襲

納得のいかないケンカ終わり、どうにも腹の虫がおさまらないこともあります。なかには夫に対するささやかな逆襲をする妻も! あなたならどうする?

冷戦中は、毎日同じメニュー

「結構大き目な夫婦ゲンカをして、今も冷戦状態です。今まで夕飯は、主菜と副菜、具沢山みそ汁の3品を毎日作っていました。でも頭にきているので、今日からは、香味ペーストだけでつくる野菜炒め(肉いれるか迷っています)と、インスタントみそ汁(袋あけてお湯を注ぐだけ)、ご飯にしようと思います。今週は毎日同じメニューの予定です」

靴ひもを解いて放置

「夫婦ゲンカの後のささやかな逆襲として、夫のスニーカーの靴ひもを解いて放置しました(笑)。もちろん、知らんぷりです」

普段通りにできる冷静な私の姿を見せつける

「夫婦ゲンカ後のこういう時にですら、いつも通りにちゃんと家事をこなすこの私、というのを夫に見せつけて優越感を味わう。というのが 復讐かな(笑)」

夕食は作らない!

「夫と些細なことでケンカ。いろいろと面倒なので、私が謝ったのですが、その後もネチネチと言ってきたのでついにブチ切れ。昨日は必要最低限の会話しかしていません。そして今日。また朝から昨日のことをネチネチと言ってくるではありませんか!再び私ブチ切れ。夕飯は作ってやんなかったぜ!」

あえて夫の大好物を作ります

「ケンカの後は、ダンナの大好物で『笑顔でがっつかずにいられない』ものを作ります。『おいしい!』って、食べずにいられないよね? 食欲には抗えないよね?と、内心ニンマリしながら見ています。夫がご機嫌になり、しばらくたって落ち着いた時に、理路整然と追い詰めます。きっちり私の気持ち・辛さを理解できるタイミングで思い知らせます。夫は反論できず「シュン」としながら聞いていました」

夫婦ゲンカ、我が家の傾向と対策

子どももいるとプチ家出もできないし、謝るのも癪に触るし、けれど長引けば面倒くさい! 夫婦ゲンカの落としどころ、皆さんはどうしているのでしょうか。

トコトン話し合い

「引きずらないように、面倒だけど、食事中でも夜中まででも、トコトントコトン何時間でも話します。だんだん何やっているんだか私たち、と思えて笑えてきます。お互い『ココは悪かったから、ごめんね。でも、アレは嫌だった!』と言い、ゴメンし合います。行き違いや誤解もとけて、最後笑ってお終いにできます」

ちょっとふざけた軽い口調で

「言いたいことを我慢していると、積み重なって大爆発しちゃうんですよね。なので最近は思ったことは言っちゃいます!でもマジメにではなく、ちょっとふざけて軽い調子で、言いまくる! そして溜め込まない。それが私の秘訣です」

子どものためにグッと我慢

「夫婦2人ならいつまででも納得いくまでバトルしてもいいんだけどなぁ。子どもに『早く仲直りして…』と悲しそうな顔をされると、もう自分の心など押し殺して夫に謝って、ただただ沈静化させるしかないと思っちゃって。最近は、とりあえずケンカにならない方向へと舵を切っております。もちろん、納得などしてないし、夫に対する不満は蓄積されるのみで解決にはなってないですが…」

洗いざらい言わないことも大事かと

「洗いざらい何でも言わないことも大事だと、最近気づきました。私は何でも包み隠さず言いたいタイプ。夫は余計な事は言わないタイプ。最近、いくら夫婦でも言わない方がいい事あるんだなと(笑)。うちはケンカの原因が全て義母がらみなので、夫婦間で義母の話はタブーになり、今は円満にやっています」

夫婦ゲンカはほどよいスパイス

夫婦ゲンカは犬も食わないとはよく言ったものです。離婚でもする勢いで話しているけれど、話し終わった時にはスッキリしていることも少なくありません。エッセイストの鳥居りんこさんに「夫婦ゲンカ」の落としどころ(?)についてうかがいました。

「『ケンカできるのも相手がおるからやで~』
これはまだワタクシめが若かりし日、姑(トメ)がかけてくれた言葉です。
未亡人歴が長いから姑(トメ)見たら、些細なことで一気に犬猿の仲に陥る息子夫婦は心配の種だったのかもしれませんが、また同時に今生ではもう二度と口ゲンカもできない姑夫婦の哀しみの言葉であったのかもしれません。まあ、確かにそうです。相手あってこそのケンカです。

ですから、旦那が生きている内にガンガンぶちかましましょう。だって夫婦ゲンカはデフォルトで、あって当然。ぶつかり合わないと人間、分かり合えないようにできているんです。安心してぶつかり合ってください。

ただし、それには条件があります。その条件とはつまりこれ。
「相手の不可抗力な事柄については領土不可侵」
今すぐには、または過去に遡っても、或いは未来永劫どうしようもないことを攻めると、それは夫婦間でも戦争になるよってことです。

例えば、双方の家族関係を含めた出自、頭髪などの容姿、年収、疾病などです。その他の努力次第で改善できそうなことなら、ケンカ上等!人生の中で、他人なのにお互いに『ここまで言える?』って人は配偶者しかいませんもん。

日々、小さな“ファイト”を飽きもせず、繰り返すことで、夫婦は味わい増すものです。味わいと言えば、かのマリリン・モンロー女史がこうおっしゃっています。
『ときどき嫉妬をしない結婚生活なんてひどく味気ないわ。でも、嫉妬はステーキにかける塩のようなもの。ほんのちょっと必要なだけ』
つまりモンロー先生は、『結婚生活には塩梅が必要よ~』とおっしゃっておるわけです。御覧なさい、いい女にかかると塩も一級品ですわね~。

我ら、一般ピーポーもモンロー先生に習って、感情という名の“調味料”を上手に使って、夫婦の時間を楽しみましょう(鳥居りんこさん)」

些細な夫婦ゲンカから、積み重なった不満が爆発したケンカまでいろいろあります。自分の方が悪いとわかっていても謝れなかったり、全く反省しない夫の態度に怒りがおさまらなかったり。でも、鳥居さんが言うように、小さなファイトを繰り返すことで、負の感情をため込むことなく、お互いを理解して思いやれるようになるのかもしれませんね。(文・酒井範子)

鳥居りんこさん
2003年、学研より『偏差値30からの中学受験合格記』でデビュー。実体験に基づいた『中学受験シリーズ』が人気。その他、著作として『親の介護をはじめたら、お金の話で泣き見てばかり』(ダイヤモンド社)『中学受験わが子を合格させる父親道』(ダイヤモンド社)など。執筆・講演活動などを通じて、家族問題、子育てや受験、就活、介護に悩む母たちを応援している。

■文中のコメントは、「ウィメンズパーク」の投稿からの抜粋です。

■関連:誰にも褒めてもらえない「名もなき家事」に、編集部が名前をつけてみた

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