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美術館など静かなところで子どもが泣いちゃったときは..?

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駅で女の子を持つ女性
encrier/gettyimages

赤ちゃんを連れてのお出かけは毎度とにかく大変です。普段のお出かけでさえも、たくさんの持ち物を準備したり、行先や道中の授乳やおむつ替えスポットをリサーチしたり、万全の準備と心構えをしていくのに、いつもとちょっと違う場所や初めての場所へのお出かけはなおさら大変です。色々と準備をして「行くぞ!」と気合を入れて準備をするので、予定している行程をこなせないとがっかりしてしまうことはありませんか?よりによってなんで今、ここで泣くの?と参ってしまうことはありませんか?
今回は、美術館など静かなところで子どもが泣いてしまった時の対処法について子育てアドバイザーの雨宮奈月さんに教えてもらいました。

雨宮 奈月
教育・子育て心理アドバイザー
「表現と知育とあそびの子育て」をテーマにこどものIQとEQを育てる総合学習教室を主宰。オリジナル知育カリキュラムと、こどものタイプや親のタイプによって、「みんな違った子育てで良い!」 と丁寧な個別対応で人気。

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どうして泣いてほしくない時に泣くの?

久しぶりにお出かけするとき、いつもより楽しみで気合が入ってしまうことってありますよね。ですが、そんなときのママの気合が赤ちゃんに伝わってしまうことがあります。「今は絶対に泣かないで!」と緊張すればするほど、思えば思うほど、赤ちゃんはその緊張をキャッチしてしまいます。
頑張れば頑張るほどうまくいかないときは、まずはリラックスしましょう。
もしかすると、ママからしたらその1回のお出かけが決死の覚悟だったかもしれません。
ですが、その決死の1回は人生最後の1回ではないことが多いと思うので、もう少し気楽に考えましょう。ダメだったら目的を諦めよう、くらいの心づもりから始めると気持ちもリラックスできるはずです。

「今日は電車でお出かけして、あの店に行って、あれをゲットして帰ってくる!」という
ミッションにいきなりチャレンジするのではなく、赤ちゃんと自分にも経験値を増やしてあげてください。「このくらいの長さのお出かけならOK」「このくらいの時間帯ならOK」「このくらいの騒々しさならOK」など大丈夫な実績を把握していきます。達成するゴールをいきなりミッション完了ではなく「以前よりも一歩前進」と少しずつ慣らしていこう、という気楽さがあれば「お出かけミッションを成功させる」という気合を手放すことができて意外とうまくいくことが多いです。

美術館のような静かにする場所で泣いたら

大人の都合でお出かけが必要なときというのはあります。結婚式や展覧会や発表会にお呼ばれしたり、夫の仕事関係や義両親のお供であったり、自分自身の用事もあるでしょう。「赤ちゃん連れで来るなんて」と白い目で見てくる人もいますが、TPOに応じた対応ができれば問題ありません。
美術館のような凛とした静寂、大人でも声をひそめる空間というものは赤ちゃんも緊張を感じます。まだ言葉が分からない月齢でもちゃんと事前に伝えてあげるといいでしょう。「ちょっと静かなところにいくよー。ママいるから大丈夫だよー。静かにしていてねー。」とゆったりと声掛けをしてあげてください。

ママがリラックスしていても、赤ちゃんにお話していても「泣くのが仕事」である赤ちゃんがもし泣いてしまったら…とりあえず、すぐに立ち退くことをおすすめします。
「せっかくここまで来たのに」という気持ちが生まれるかもしれませんが、“すぐに立ち退くこと”“立ち退くアクションを取ること”が必要です。

たとえ周囲の方が「いーのよ、子どもは泣くのが仕事」と言ってくれたとしても、マナーとして一旦は外に出ることを考えましょう。何より、赤ちゃんの気分を落ち着かせる元気なママのあやす声を聴かせてあげるためにも、静かにしなくてはならない場所から移動するのがいちばんです。
赤ちゃんの静寂に対する緊張をほぐしてあげ、おむつやミルクなどの赤ちゃんの都合に対応してあげて、大丈夫そうであれば再び大人の都合に付き合ってもらいましょう。

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泣いちゃってもあせらずに!

体調や環境の変化で泣いてしまっても、仕方ありません。まだお話のできない赤ちゃんや小さいお子さんが泣くのは「眠いのに寝られない!」や「なんだか気分がすぐれない!」などの表現方法のひとつなのです。あせって泣き止ませようとするのではなく、赤ちゃんの調子を優先してあげてください。そのためにも、ママ自身が肩身の狭さを感じない場所に移動するのがいいでしょう。

温かい目で子育てを見守っていただくためにも、やはり美術館や映画館などの場所では他の人の「静かに観る権利」を侵害してはなりません。
しかし、電車やバスの中など公共の場での泣きは、ある程度は周りの人の胸を借りてしまいましょう!「すみません」と周囲に声をかけ、赤ちゃんをその場であやしてあげても良いでしょう。
赤ちゃんや子どもに寛容な社会になってほしいと思いつつもまだまだいまの社会では難しい面があります。ほんの一言の「すみません」を伝えるだけで、その場の雰囲気がやわらぐこともあります。

赤ちゃん連れ、子連れに対して不快に思う人ばかりではありません。温かく応援したいと思っている人も多くいます。

出かけることに臆さず、赤ちゃんとママのペースでゆっくりとお出かけミッションにチャレンジしてください。

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