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看護師さんに聞きたい!病院の待合室で騒ぐ子どもを落ち着かせるコツ

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あなたは完全に健康で、家に帰ることができます!
Drazen Zigic/gettyimages

病院の待合室で、大きな声で騒ぎ始める我が子にヒヤヒヤしてしまうママは少なくないはず。来院する患者さんの多くは体調がすぐれない方がほとんどです。騒いだことによってほかの患者さんと衝突してしまったり、物品を壊してしまったりすることも。今回は騒ぐ子どもを落ち着かせるコツについて、看護師ライターの中澤真弥さんにお話を聞きました。

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中澤真弥
看護師ライター
現役の看護師として働きながらライターとして活動。ほか、大学非常勤教員、講師、カメラマンなど様々なメディアで活躍中。著書4冊。プライベートでは3児のママ。

怖がらせず安心させる伝え方

病院に来ると騒いだり、泣き出したりする子どもはとても多いです。その理由は「何をされるのか分からない」という不安や怖さからくるもの。また痛みを伴う診察や予防接種など、過去の経験を思い出して泣き騒ぐことがあります。

そんな子どもを落ち着かせるために大切なのは、きちんと子どもの目線に合わせて伝えること。決して「言うこと聞かないと注射してもらうよ」などと恐怖心を煽ったり、「何もしないよ」とウソをついたりすることはやめましょう。病院は怖くて痛い場所と認識し、次の受診がより複雑になります。

治療内容を分かりやすく説明する「プレパレーション」

そのための伝え方ですが、子供の成長段階に合わせたデモンストレーションを行うことが効果的といわれています。こちらは正式名称を「プレパレーション」といい、実際に病院の看護師が行うこともあります。具体的には、ぬいぐるみや人形を使って注射をしたり、横になってお腹を診たり、診察や処置と同様のことを事前に説明しながらやってみせることで、「お医者さんに何をされるのか、その後はどのようになるのか」ということを子どもに視覚的に伝えていくことです。診察や処置の内容を理解した子どもは、実際の採血のときに自分から手を出したり、診察室にすすんで入ったりする姿も見られるといいます。子どもは大人が思っている以上に理解し、覚悟を持っていることが伺えます。
現在は、小児科の待合室でDVDによって診察や処置の流れを説明したりするところも増えています。また専門的でなくても、ママによる簡単な説明でもOK。事前に診察や処置の流れをきちんと伝えておくことで、受け止め方にきっと変化があるはずです。

騒がないための準備

とにかく子どもが安心するもの、好きなものを準備しておくことは必須。2~3歳くらいまでの子どもは自制心が長続きしないので、騒ぐことを前提におもちゃや絵本など、お気に入りのものを準備しておきましょう。
病院の待ち時間が長くて飽きてしまったり、体調不良から機嫌が悪くなったり泣き出してしまうことがあります。そんなときのために、子どもの興味を引くグッズを普段から持ち歩いておきましょう。ただし、お菓子などは注意が必要です。とくに着色料の強い食べ物や飲み物は、お口の中を見る診察に影響が出てしまうことがあるので、診察前にはなるべく控えるようにしましょう。

場所を変えるのも手

いろんな手段を駆使しても難しい場合は、場所を変えるのも一つの方法です。興奮気味な子どもを落ち着かせるために、待合室から少し離れた場所や車の中で子どもとゆっくり過ごすという選択も◎。気分転換に外の景色を眺めたり、静かな場所で過ごしたり、子どもが落ちつくような環境を選びましょう。無理に診察までの時間を待合室で待つ必要はありません。席を外すときは受付に声をかけておくと、呼び出し用のブザーを持たせてくれる場合もあります。また診察をスムーズに行うために居場所を伝えておくことは大切です。
その後、診察までの間にきちんと待つことができたら、「待つことができたね。えらいね」とたくさんほめてあげましょうね。

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子どもがいくら泣いても騒いでも、どうしても病院に連れて行かなければならない時はあります。事前の準備、当日の気分転換、そして待つことができたら褒める。ちょっとした配慮で通院を上手く乗り切りましょう。

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