仲良しママ友と楽しむ!子連れ忘年会必勝法
今年もあとわずか。忘年会シーズンになってきました。今年も幼稚園や保育園の保護者間で、あるいは育児をがんばってきた仲良しママ達で、子連れ忘年会をプランしている人もいるのではないでしょうか? 子連れ忘年会のプランをたてるときの注意ポイントと楽しみ方を、子育てアドバイザーの長島ともこさんが紹介します。
子連れ忘年会。場所は? 時間は?
1年のしめくくりに、園の保護者たちや仲良しママ友が集まって子連れで忘年会!
親子で楽しく過ごすひとときにするには、事前準備が大切です。メンバーと大体の日時が決まったら、最初に考えたいのが、場所と具体的な時間。以下、3つのパターンを紹介します。
メンバー内のママのお宅を会場に
「うちに来てもらっていいわよ」というママがいたら、そのママのご厚意に甘えてもOK。その場合、時間はそのママの都合に合わせるようにしましょう。子連れでおじゃまする旨をそのママの旦那さんにも事前に伝えてもらうよう、必ず声をかけましょう。
子連れ歓迎のレストラン・居酒屋を会場に
チェーン展開しているレストランや居酒屋の中には、個室や禁煙席があったり、キッズメニューや低アレルゲンメニューがあったり、デザートメニューが充実していたりなど、子連れにやさしいお店があります。そんなお店を見つけるのもひとつの手です。夜の時間帯に利用する場合は、子どもの生活リズムを考え、「早く始めて早く終える」のがポイント。
子連れで使えるレンタルスペースを借りる
ハウススタジオ風でおしゃれな内装の部屋、キッチンつきの部屋、キッズスペースがある部屋など、さまざまな特徴のあるレンタルスペースを利用するのもおすすめです。時間は、借りたいスペースの空き状況に合わせて予約しましょう。
スムーズに当日をむかえるためにも、幹事的な役割のママがいると安心です。
料理は?お酒は飲む?飲まない?
レストランや居酒屋で忘年会を行う場合は、メニューをあらかじめ決めるよう、お店のほうから言われることもあります。そうではない場合も、当日メニュー選びで手こずらないよう、メニューの内容を皆で共有し、大人が飲食するものと子どもが飲食するものを決めておくと安心です。
ママのお宅やレンタルスペースを会場にする場合の料理は、
・ケータリング、もしくは買い出し
・家庭ごとに手作り料理を持ち寄り
以上のどちらにするかを、皆で決めましょう。ケータリングや買い出しのほうが準備はラクですが、何かとお金がかかるもの。「1家庭2品」など、品数を決めて持ち寄りにすると、安くつくことも多いです。子どもにアレルギーがある場合は事前に共有し、料理がかぶらないようにも注意しましょう。
お酒を飲むか飲まないかも、あらかじめメンバーで決めておくといいですね。
ママのお宅やレンタルスペースの場合は、周りの目を気にせずお酒を飲むことができますが、「たしなむ程度」の量が大前提。レストランや居酒屋の場合も同様です。「子連れ」であることを自覚し、はめをはずしすぎないよう心がけましょう。
楽しかった!大失敗! 先輩ママの子連れ忘年会体験談
以下、筆者の知り合いのママや、メールによるアンケートに答えてくれたママから寄せられた、子連れ忘年会の体験談を紹介します。
「メンバーは、同じマンションの仲良しママ&子ども4組で、一人のママ宅におじゃまして忘年会をしました。料理は持ち寄り。『手のこんだものは作らなくてOK』というルールにして、サンドイッチなど軽食系、サラダ、パスタ系、カレーなどを分担しました。メニューはシンプルでしたが、手づくりの料理はどれもおいしく、子どもたちも大喜び。気心知れたママ友宅だったので、お酒も飲んで、ママ達も大もりあがり(笑)。子どもたちもリラックスして過ごせたようです。場所を提供してくれたママには、次の日皆でお礼のお菓子を渡しました」(3歳、5歳の男の子のママ)
「個室のあるチェーン店の居酒屋を予約して、子連れ忘年会をしました。5時30分から7時30分という早めの時間帯だったので、週末でしたがのんびり楽しめました。キッズメニューが豊富にあるし、店員さんもやさしいしで大満足!」(4歳の女の子のママ)
「和風ファミリーレストランのお座敷を予約したのですが、当日足を運んだら喫煙OKの席の近く。変更ができず、やむなくその場所で食事したのですが、タバコのにおいが気になって、心から楽しめませんでした。お店を予約するとき、席は事前にしっかり確認したほうがいいと思います」(6歳の男の子、4歳の女の子のママ)
「レンタルスペースを借り、料理はケータリングで忘年会をしました。紙皿、紙コップ持参で後片付けもラクラクだったのですが、子どものテンションがあがりすぎて、壁にクレヨンで落書きをしてしまったのです。幸いきれいに落ちましたが、『借りている場所だから、きれいに使おうね』など、ひと言足りなかったことを反省!」(4歳の男の子のママ)
「忘年会が始まる前にむしゃくしゃすることがあり、ペースをあげてお酒を飲んでしまい、帰るときに息子から『ママ、お酒くさい』と言われて大反省……。次の日も二日酔いが覚めず、苦い思い出です」(5歳の男の子のママ)
育児をがんばった1年をしめくくるにはもってこいの「子連れ忘年会」。日時や場所、料理の内容など、メンバーママと相談しながら親子で楽しいひとときにするため入念に準備しましょう。「来年もまたやろうね!」と言い合えるような会になれば、大成功です!
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