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特別養子縁組をもっと知りたい。手に取りやすい書籍を紹介

若いアジアのロマンチックなカップルの素晴らしい時間を一緒に感じ満足を持っている書籍を読むと肯定的な白い寝室。レジャー家族の時間概念で結婚して幸せな生活カップルのビューを閉�
Chaay_Tee/gettyimages

「特別養子縁組」について第2回。ワンオペ育児、孤育て、長時間労働、少子化…。長年、妊娠・育児雑誌を制作してきた「たまひよ」ですが、最近取材していると、どうしても日本の子育てが、厳しい問題に直面していると感じてしまいます。

この連載では、赤ちゃんをとりまくさまざまな事象を、できるだけわかりやすくお届けし、少しでも育てやすい社会になるようなヒントを探したいと考えています。
「たまひよ 家族を考える」特別養子縁組について#2

関連:不妊治療でも授からなかった…「育てる」ことの可能性を探りたい、特別養子縁組について

書き手 箕島宇江
ライター 10代から持病があったため、婦人科の勧めで入籍直後から不妊治療を始めるも、持病悪化で体外受精2回目で断念。諦めきれずに調べていく中で、特別養子縁組を知る。最終的には夫婦二人での人生を選択した。

前回、特別養子縁組の制度について調べてみましたが、法律や数字で言われても正直ピンとこないという人の方が多いのではないでしょうか。筆者が初めて特別養子縁組にであったときも、正直、すぐには自分の生活に置き換えることができませんでした。そんなとき、手にしたのは書籍です。

改めて調べてみると、以前に比べて、漫画や小説など読みやすいコンテンツも増えていました! 今回は知りたい段階別に、おすすめの書籍を紹介します。

読みやすい本で特別養子縁組を知りたい

「まずは軽いタッチの本から入りたい」「いきなり活字たっぷりの本はつらい」。そんな人にはコミック系や絵本がおすすめです。フィクションもノンフィクションも、気軽に楽しめます。

『かぞくを編む(1)』慎結/講談社

特別養子縁組あっせん機関でケースワーカーとして勤める「ひより」の目線で描かれる、家族の姿を描いたコミック。養親になろうとする人、子どもを産んだのち機関に預ける人、そして機関に勤める人。一筋縄ではいかない事情と感情を抱えた人たちが、「ひより」のもとを訪れます。
血のつながりがすべてではない、こういう家族の編み方もあるのだと気づかせてくれる作品です。重すぎず、エンターテインメント作品としても楽しめる点が高ポイント! まずはこういったコミックスから入ると特別養子縁組の概要がわかります。

『うちの子になりなよ ある漫画家の里親入門』『うちの子になりなよ 里子を特別養子縁組しました』古泉智浩/イースト・プレス

子育てに養子も実子も関係ない!

実体験を綴ったとか養子実子も関係ないを当たり前とはなかなかできないと思うので、ここで読者をつきはなしたくないためコミックエッセイがありました。書かれたのは、里親を経験してから特別養子縁組を行ったご夫婦の旦那様。漫画家ということもあり、マンガとテキスト、両方を使って丁寧に日々のエピソードを描いています。たまひよ読者で育児経験のある方は「あるある!」と思うエピソードがたくさん載っているかも! 
また、男性目線で描かれているので、パパならではの気持ちも知ることができます。

『ふうこちゃんの誕生日』はるのみえこ、なかにしやすこ/くろしお出版

5歳の誕生日に、生みの母親は別にいると知った子どもの姿を描いた養子向けに紹介されることの多い絵本です。概要や知識というより特別養子縁組の本質的なことを感じられる一冊。

現実的に考えたい、知りたい派へ。実情や取り巻く環境を知る本

今不妊治療をしていて、どうしても授からず特別養子縁組について調べたいけれど何から調べていいかわからないという、かつての筆者のような一歩踏み込んだ情報を求める人に。もしくは身近にいる。特別養子縁組について考えている。より現実を知りたい。そんな一歩踏み込んだ情報を求める人に、おすすめの本をあげてみました。

『産まなくても、育てられます 不妊治療を超えて、特別養子縁組へ』後藤絵里/講談社

特別養子縁組を考える養親の多くは、不妊治療経験者。授かれなかったという苦しみを超えて、養子を迎えるにいたったエピソードを描いています。その経験をもとに、子どもを育てるために何が必要だったか、今後不妊治療を始めたり、特別養子縁組を考えたりする人に向けたヒントも一緒に提案。加えて、養親のもとで育った子どもたちの声も収められているという充実した内容です。
自分自身が特別養子縁組を考えている人たちだけでなく、不妊治療を考えている人、すでに始めている人にも役に立つ一冊です。

『ゆりかごにそっと 熊本慈恵病院「こうのとりのゆりかご」に託された母と子の命』蓮田太二/方丈社

2006年に熊本慈恵病院に設置された「こうのとりのゆりかご」は、赤ちゃんを育てることができない母親が匿名で子どもを託す施設。同時に、妊婦や出産後の母親、家族からの相談に載る窓口も開設しています。
本の中ではどのような相談が寄せられ対応したか、まるでドキュメンタリー映画を見ているかのようなタッチで描かれていました。また子どもを託す側の様々な事情を垣間見ることができるだけでなく、近年話題のDV、海外での取り組みといった幅広い情報を網羅しています。
特別養子縁組にとどまらない、子どもにまつわる問題を知ることができる1冊です。

フローレンスのオンライン講座

Florence 赤ちゃん養子縁組

最後は書籍ではなく、オンライン講座を紹介。特別養子縁組について詳しく知りたいと思っても特別養子縁組について詳しく知りたいと思っても、講習会などのリアルイベントに参加するのはハードルが高いもの。そこで利用したいのが、オンライン講座です。これならネット上で、いつでもどこでも学ぶことができます。受講するのは、特別養子縁組を考えていない人でもOKとのこと。仕組みや概要を知るための入門編として、わかりやすくまとめられています。テストもあるので、自分の理解度を確認できます。

筆者が特別養子縁組について調べていたときは、難しめの書籍が多く、どれだけ読んでも共感したりリアルに想像したりすることができていませんでした。でも、今ではテイストや切り口、視点も様々な本が数多くでています。

2015年に発表され、2016年にドラマ化された辻村深月の小説『朝が来る』(文春文庫)でも特別養子縁組の家族が主役でした。こちらの作品は、2020年に映画公開予定とのことで、来年はより話題にあがるかもしれません。丁寧に取材されており、物語を読みながら制度や基礎知識が自然と頭にはいってきます。

小説などの場合は「あくまでフィクション」ということを前提に置きつつですが、作品から情報を手に入れていくのもいいかもしれません。

文/箕島宇江

関連:「不妊治療の末、特別養子縁組にたどりついた」瀬奈じゅんの#ミライ育児

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