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共働き時代の「パパ」の育児は、100家庭あれば100通り

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息子さんの距離で、父親の肩
TAGSTOCK1/gettyimages

核家族や共働きの増加、地域社会の変容などから、ひと昔前の「パパは仕事、ママは育児と家事」という時代から、パパが育児に関わることが当たり前の時代になりつつあります。パパ育児の「今」と「これから」について、子育てアドバイザーの長島ともこさんといっしょに考えていきましょう。

関連:パパの子育て参加で子どもの成長に差が!? パパはどのくらい育児してる? 

長島ともこ
フリーエディター、ライター。育児、妊娠&出産の分野を中心に書籍、雑誌、WEBの編集、執筆に携わる。著書『PTA広報誌づくりがウソのように楽しくラクになる本』、新刊に『卒対を楽しくラクに乗り切る本』がある。認定子育てアドバイザー、All About「子育て・PTA情報」ガイド。2児の母。
長島ともこホームページ

「パパ育児」はもう常識? 「パパ育児」の今

抱っこひもで赤ちゃんを抱っこしてお出かけしたり、ベビーカーを押したり、子どものせ自転車に我が子を乗せて、園に連れていったり……。街中で、このようなパパの姿が本当に多くなってきました。

核家族、共働き夫婦の増加に加え、ワークライフバランス、ダイバーシティの推進などの社会的風潮もあり、「パパ育児」は今や、ひと昔前と比べると、「当たり前」の時代になってきています。

とはいえ積水ハウス株式会社が、全国の小学生以下の子どもを持つ20〜50代の男女9,400人を対象に調査を行い、2019年9月に発表された「イクメン白書2019」によると、「自分はイクメンだと思う」と答えた男性は47.1%、「夫はイクメンだと思う」と答えた女性は50.9%。調査した夫婦の約半数は、まだ「パパはイクメン」と認識していないことになります。

パパが行う家事、育児で得意なものは、「子どもとの遊び」「ごみ出し」「子どもの入浴」がトップ3。

また、イクメンを自認する男性に、自身の“イクメンポイント”を聞くと、
1位は「子どもと一緒によく遊ぶ」
2位は「子どもをお風呂に入れる」
3位は「家族のために我慢をする」
という回答でした。

家族のために、時にはなんらかの「我慢」をしながらも、日々しっかりと育児に向き合う“パパ”像が浮かびあがってきます。

出典:積水ハウス株式会社|イクメン白書2019

パパ育児のメリット。でもその一方で……

パパが育児に積極的に参加することは、子どもが周りの人とうまく関わることができる「社会性」を高めたり、子どもの体験の幅が広がるという調査結果があります。
パパ育児によって、ママの負担も減り、心にゆとりが生まれますよね。

パパ自身も、育児と向き合うことで、地域が身近に感じられたり、視野が広がったりなど、得られるものも多いようです。

しかしその一方で、単身赴任や残業などの理由で、夫婦のどちらか一方に育児や家事の負担が大きくかかる「ワンオペ育児」から抜け出すことが困難な家庭が、まだまだ多く存在するのも事実。

また、
・「もっと育児に関わりたい」と思っているのに、職場の制度が旧態依然としたままで、日々の生活の中に「育児」をくみこむ時間がつくれない
・中間管理職として上司や部下からの要望を懸命にこなしつつ、家庭でも「やるべきこと」が多く、ストレスがたまってしまう
・育児や家事に取り組むと、ママから「やり方が違う」などと注意されてしまい、モチベーションがさがってしまう
などと悩むパパも少なくありません。

パパ育児を考える時に大切なこと

現在、日本の働く環境は、その方法、時間、場所などさまざまな視点から議論が交わされ、法律ができたり、新しいアイディアが生まれたりなど、大きな変換期を迎えています。

そんな中、家庭におけるパパの役割は、かつての家父長制のように「絶対的権力をもち、仕事だけに邁進して妻と子どもを養う」から、「仕事を頑張りながら育児にも関わり、家族の時間を大切にしながら妻と一緒に子どもを育てていく」に変わりつつあります。

パパ育児の「これから」を考える時に大切なことを、以下3つ、紹介します。これらはパパだけに当てはまらない、今の共働き時代の育児についてともいえます。

夫婦が、お互いの働き方の現状を見直し、今後の計画を話し合う

パパもママも会社勤めなら、お互いの勤務体系や育休、時短、在宅勤務など制度の内容を確認し、「現状はどのように働いているか」「今後はどのように働いていきたいか」を話し合いましょう。そして、これからどうしたら家族の時間がもて、豊かな毎日が過ごせるようになるのかを考えてみましょう。どちらかが自由な働き方ができる場合は、仕事と同様に育児の負荷も互いで確認し、会社勤めの人と同じく家族の未来について話し合いましょう。

夫婦お互いが、悩みを抱え込まない

「育児」や「働き方」の悩みは、なるべく夫婦で共有しましょう。何事にも真面目に一生懸命取り組む人ほど、仕事と育児の狭間で悩んでしまいがち。抱え込んでしまうと負のスパイラルにおちいってしまうこともあるので、お互いに相手の負荷を知って置くことは大切です。片方が仕事が忙しい時期はもう片方が育児の比重を高めるなど、柔軟に対応していくことが望ましいでしょう。

お互いの育児の方法にダメ出ししない

たとえば、子どもの着替えをもたずに公園に出かけ、泥遊びで服を汚して帰宅した時。相手に対して「『着替えもっていってね』って言ったのに」など、ダメ出しの言葉を発するのはNG。子どもと外遊びしてくれたことにまずは感謝し、「ありがとう」の言葉から。

関連:今、気になる「パパ育児」 実際どうなの?!

パパ育児についての考え方や向き合い方は、100家庭あれば100通り。家族が幸せに過ごせる方法は、それぞれの家族により異なります。わが家なりの「パパ育児」について、これまでの働き方も含め、夫婦でじっくり話し合ってみましょう。

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